脚注

b WHO（世界保健機関）の伝えるところによると，ペニシリンに対して耐性を持つ種類の淋菌が「ほぼ世界中に広まっている」ということです。こういう不穏な事態になった責任は，「抗生物質の不適当な使用」にあります。その代わりになる薬で効き目のあるものもありますが，ペニシリンに耐性を持つ淋菌のために，「治療に失敗することがいよいよ多くなり，その結果患者が伝染性を持つ期間が長くなり，特に女性の場合には合併症を起こす危険が増大する」とWHOは見ています。