脚注
d 「ものみの塔」誌,1971年3月1日号,151ページの30,31節と比べてください。イエスはその同じ預言のマタイ 24章36節で,ご自分がこの事物の体制を滅ぼすために来る「その日と時刻」についてはいかなる被造物も知らないと言われたので,「すぐのちに」という表現がエルサレムの滅亡後どれほど間もない時期を意味しているかをうんぬんできる人はいませんでした。19世紀後に生きている私たちは,その短い表現がそうした長い期間をどのように橋渡ししているかを正しく評価できます。マルコの記述の中の対応する節では,「のち」という前置詞の前に「すぐ」という副詞が用いられていない点にも注目できます。―マルコ 13:24。