脚注 b ルターは「信仰によってのみ得られる義認」という概念を強調するあまり,自ら行なった聖書翻訳のローマ 3章28節に「のみ」という言葉を付け加えました。彼はまた,『業のない信仰は死んだものです』という言葉のゆえにヤコブの書に疑惑を抱いていました。(ヤコブ 2:17,26)ルターは,パウロがローマ人への手紙の中でユダヤ人の律法の業について語っていたことを認識していませんでした。―ローマ 3:19,20,28。