脚注
b 1995年,科学者たちは,それまで観測された中で最も遠い星(SN 1995K)がその銀河内で爆発した時の奇妙な動きに注目しました。近くにある銀河内の超新星の場合と同じように,この星も非常に明るくなり,それから徐々に薄れてゆきましたが,その時間がこれまで検知されてきたものよりずっと長くかかりました。ニュー・サイエンティスト誌(New Scientist)はその模様をグラフで示してこう説明しました。「その光が示す曲線は……時間と共に引き伸ばされ,その度合いは,その銀河が光のほぼ半分の速さで我々から遠ざかっているとすれば想定されるものとまさに一致する」。結論はどういうことですか。「宇宙がまさしく膨張しているというこれまでで最大の証拠」です。