脚注
e 紀元前5世紀の古代ペルガモ(ペルガモン)が富と勢力を誇る町であったことは,おそくとも紀元前420年以来貨幣を鋳造していることからもわかる。クセノフォン(紀元前430年-355年頃)がペルシャ遠征記VII,viii8およびヘレニカIIIi6にふれるまで,この国際都市は神話以外にはほとんど知られていなかった。―大英百科辞典1946年版第17巻507頁。またカトリック百科辞典1911年版第2巻666頁。
多くの参詣者を集めた有名なイースキュレイピアスの神殿がペルガモにあった。イースキュレイピアスはペルガモの神と呼ばれ,その崇拝に関連した神話はバビロンの宗教を思わせる。それは神殿に飼われ,神性のものとされた生きたへびの形で崇拝された。