脚注 a パウロは,ハバクク 2章4節のセプトゥアギンタ訳を引用しました。そこには,「もししりごみする者がいれば,わたしの魂はその者を喜ばない」という句が含まれています。この陳述は,現存するどのヘブライ語写本にも出ていません。中には,セプトゥアギンタ訳は,もはや存在していない初期のヘブライ語写本に基づいていたのではないかと言う人もいます。いずれにしても,パウロは神の聖霊の影響のもとにその句をこの部分に含めました。ですから,それには神の権威の裏づけがあるのです。