脚注 a 箱が幕屋の中に置かれている時も,さおは輪から外さないことになっていました。ですから,さおは他のどんな用途にも用いられませんでした。また,決して箱に手で触れてはなりませんでしたから,仮にさおを輪から外しておいたとしても,この神聖な箱を運ぶ際には,その都度さおを輪に通さなければならなかったでしょう。民数記 4章6節で言う,「さおをはめる」とは,重い契約の箱を新たな宿営地に運ぶために,さおを整え,その位置を直すことについて述べていたのかもしれません。