11月2日,日曜日
私たちは,ほかの人のように眠っていてはなりません。目を覚ましていて,頭がさえた状態を保ちましょう。(テサ一 5:6)
目覚めている上で,愛は大切です。(マタ 22:37-39)エホバを愛しているなら,どんな問題があっても伝道を一生懸命行おうという気持ちになるでしょう。(テモ二 1:7,8)人々への愛があれば,電話や手紙などいろいろな方法で,できるだけ多くの人に良い知らせを伝えたいと思うはずです。そして,人々がやがて変化して正しいことを行うようになると信じて伝道を続けていきます。(エゼ 18:27,28)私たちは,「励まし合い,力づけ合[う]」ことによって,仲間の兄弟姉妹にも愛を示します。(テサ一 5:11)兵士たちが仲間と並んで一緒に戦うのと同じように,私たちも互いに励まし合うことができます。兄弟姉妹をわざと傷つけたり仕返ししたりすることは決してしません。(テサ一 5:13,15)愛を表す別の方法は,会衆を監督している兄弟たちに敬意を示すことです。(テサ一 5:12)塔研23.06 10ページ6節,11ページ10-11節
11月3日,月曜日
[エホバ]は何かを言ったら,それを行うのではないか。(民 23:19)
贖いについてじっくり考えるのは良いことです。贖いはエホバの約束が実現すると信じる根拠となるからです。エホバが贖いを与えてくださったのはどうしてか,そのためにどれほどの犠牲を払ったのかについて,じっくり考えましょう。そうするなら,新しい世界でいつまでも暮らせるようにするというエホバの約束がその通りになるという確信を持つことができます。エホバはどれほどの犠牲を払ったのでしょうか。とても大切にしていた独り子イエスを天から遣わして,完全な人間として生まれるようにしました。イエスは地上でいろいろなつらい経験をし,苦しみながら死にました。エホバが本当に大きな犠牲を払ってくださったということが分かります。エホバは,ただ私たちが短い間生活を楽しむために,イエスにこれほどつらい経験をさせたのでしょうか。そんなはずはありません。(ヨハ 3:16。ペテ一 1:18,19)エホバが払ってくださった大きな犠牲について考えると,私たちが新しい世界でいつまでも暮らせるようにしてくださるということを確信できます。塔研23.04 27ページ8-9節
11月4日,火曜日
死よ,さあ,とげで刺してみよ。(ホセ 13:14)
エホバの願いについて考えてみましょう。エホバは何人もの聖書筆者を聖なる力によって導き,将来起きる復活について書かせました。(イザ 26:19。啓 20:11-13)エホバが約束を果たさなかったことは一度もありません。(ヨシュ 23:14)エホバは亡くなった人を復活させたいと心から願っています。ヨブが語った言葉について考えてみましょう。ヨブは,たとえ死んでも,エホバが自分を生き返らせたいと願っていることをよく理解していました。(ヨブ 14:14,15)エホバは,ご自分に忠実に仕えて亡くなった全ての人についても同じ願いを持っています。そうした人たちを生き返らせ,健康で幸せな毎日を過ごせるようにしてあげたいと思っているのです。では,生きている間にエホバを知るチャンスがなかった大勢の人たちについてはどうでしょうか。エホバは愛情深い方なので,そうした人たちのことも復活させたいと思っています。(使徒 24:15)ご自分と友になり,地上で永遠に暮らしてほしいと思っているのです。(ヨハ 3:16)塔研23.04 9ページ5-6節