サムエル第二
5 わたしの家の者はそのように神*と共にあるのではないのか+。
それは,定めなく存続する契約*+をわたしにあてがわれたからだ。
あらゆる点でよく整えられ,保証されている+。
それはすべてわたしの救い+,すべてわたしの喜びだからである。
それゆえに,それを成長させてくださるのではないのか+。
8 これらがダビデに属していた力のある者たち+の名である。すなわち,かの三人*の頭,タフケモニ人ヨシェブ・バシェベト+。彼は八百人の上に槍を振り回して一度に*これを打ち殺すのであった。9 彼の次に,アホヒの子ドド+の子エレアザル+は,ダビデと共にいた三人の力ある者たちがフィリスティア人を嘲弄したとき,その中にいた。彼らは*戦いのためにそこに集まっていた。それで,イスラエルの人々は退却した+。10 彼が立ち上がり,自分の手が疲れ果てて,その手が剣にくっつくまでフィリスティア人を討ち倒したのである+。それでエホバはその日,大いなる救いを施された+。民は,[討ち倒された者たちから]はぎ取るために彼の後について帰ったようなものであった+。
11 そして,彼の次は,ハラル人+アゲの子シャマであった。次いでフィリスティア人がレヒに集まったが,そこにはひら豆+がいっぱいなっていた一続きの畑があった。民は,フィリスティア人のために逃げた。12 しかし,彼はその一続きの[畑の]真ん中に踏みとどまって,これを救い出し,フィリスティア人を討ち倒したので,エホバは大いなる救いを施された+。
13 次いで三十人の頭+のうちの三人が下って来て,収穫のころ*,アドラム+の洞くつにいるダビデのところに来た。フィリスティア人の天幕村はレファイム*+の低地平原に設営されていた。14 ときに,ダビデはそのころ,近寄りにくい所にいた+。フィリスティア人の前哨部隊+はそのころ,ベツレヘムにいた。15 しばらくして,ダビデは自分の渇望を表わして言った,「ああ,門の傍らにあるベツレヘムの水溜めの水を一杯飲めたらよいのだが+」。16 そこで,三人の力ある者たちは,フィリスティア人の陣営に無理に突入して,門の傍らにあるベツレヘムの水溜めから水をくみ,それを運んで,ダビデのところに持って来た+。彼はそれを飲もうとはせず,それをエホバに注ぎ出した+。17 次いで彼は言った,「エホバよ,このようなことをするなど,わたしには考えられないことです+! 自分の魂をかけて行った人々の血+を[わたしは飲めるでしょうか]*」。それで彼はそれを飲もうとはしなかった。
これらはその三人の力ある者たちが行なったことである。
18 ツェルヤ+の子ヨアブの兄弟アビシャイ+は,その三十人*の頭であった。彼は三百人の上に槍を振り回してこれを打ち殺していた。彼はあの三人のような名声を得ていた+。19 彼は三十人*の残りの人たちよりも際立っており,その長になってはいたが,あの[最初の]三人の順位には及ばなかった+。
20 ある勇敢な人の子エホヤダ+の子で,カブツェエル+で多くの手柄を立てたベナヤ*+は,モアブのアリエルの二人の子を討ち倒した。彼はまた,ある雪の降る日に+,降りて行って,とある水のある坑の中でライオン*+を討ち倒した。21 また,異常な大きさ+の*エジプト人を討ち倒したのは彼であった。そのエジプト人の手には槍があったが,それでも彼は杖を携えてその人のところに下って行き,エジプト人の手から槍をもぎ取って,その槍で彼を殺した+。22 これらのことはエホヤダの子ベナヤ+が行なった。彼はかの三人の力ある者たち+のような名声を得ていた。23 彼はあの三十人の者よりも際立ってはいたが,かの三人の順位には及ばなかった。だが,ダビデは彼を自分の護衛+に任じた。
24 ヨアブの兄弟アサエル+はかの三十人の中にいた。すなわち,ベツレヘムのドドの子エルハナン+,25 ハロド人シャマ+,ハロド人エリカ,26 パルティ人ヘレツ+,テコア人イケシュ+の子イラ+,27 アナトテ人+アビ・エゼル+,フシャ人+メブナイ,28 アホアハ人+ツァルモン,ネトファ人マハライ+,29 ネトファ人バアナの子ヘレブ+,ベニヤミンの子らのギベアのリバイの子イッタイ+,30 ピルアトン人ベナヤ+,ガアシュ+の奔流の谷のヒダイ,31 アルバト人アビ・アルボン,バルフム人アズマベト+,32 シャアルボン人エルヤフバ,ヤシェンの子ら,ヨナタン+,33 ハラル人シャマ,ハラル人シャラルの子アヒアム+,34 マアカト人の子アハスバイの子エリフェレト,ギロ人アヒトフェル+の子エリアム,35 カルメル人ヘツロ+,アラブ人パアライ,36 ツォバのナタン+の子イグアル,ガド人バニ,37 アンモン人ツェレク+,ベエロト人ナハライ,ツェルヤの子ヨアブの武具持ち,38 イトル人+イラ,イトル人ガレブ+,39 ヒッタイト人ウリヤ+ ― 全部で三十七人である。