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    目ざめよ! 1978
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目ざめよ! 1978
目78 2/22 30–31ページ

世界展望

物価高の記録

◆ 東京は世界のどの主要都市よりも物価が高いことを,国際連合の統計月報の最近号が伝えている。同月報は,ニューヨーク市で100㌦する物が,東京では平均して144㌦することを指摘している。同月報に示されている物価指数で東京のすぐ次に挙げられているのはガーナのアクラ市であり,ハーグ,ジュネーブ,ブリュッセル,ボン,パリ,シンガポール,そしてロンドンの順となっている。物価の点で最も暮らしやすい所は,マルタ島のバレッタである。しかし,英文読売紙はこう説明している。「この比較は,国連の職員がニューヨークにおけると同じような生活水準を保つという仮定に基づいているので,各都市の物価の水準を必ずしも正確に反映するものではない」。

人口増加に追い付けない文盲との戦い

◆ 昨年,国連教育科学文化機関(ユネスコ)は,例年,文盲との戦いにおいて際立った業績を残した人々に与えている二つの賞を授与しないことに決めた。それは,文盲が依然として増え続けているからである。ユネスコの推定によると,世界中には読み書きのできない人が7億5,800万人おり,その数は三年前より2,600万人も多い。

ゴキブリとぜんそくの発作

◆ 昆虫の中にはアレルギー抗原となるものがあることは昔から知られていた。ゴキブリのエキスを使った最近の実験は,ゴキブリもアレルギー性ぜんそくの発作の原因となることを示している。“モルモット”になった人々は,このエキスと接触した直後,あるいはしばらくしてぜんそくの発作を起こした。しかし,実験の前にクロモグリケート二ナトリウム(ぜんそくの薬)を吸引した人は,発作を起こす徴候を見せなかった。そのような発作は,貧しい人々の間により多く見られる。そうした人々は,ゴキブリの排せつ物や分泌物が床の上のほこりと一緒になってアレルギー抗原となる物質を発散するようなところに住んでいる。ゴキブリが食物を汚染して,それがアレルギー抗原となることもある。ブラジルのオ・エスタード・デ・サンパウロ紙は,「奇妙なのはこのアレルギー抗原が耐熱性で,沸点に達しても平気であることだ」とつけ加えている。ゴキブリは衛生状態の悪いところで繁殖しやすい。

岩塩坑へ

◆ ソ連の気管支ぜんそくの患者の中には,ソ連のソロトビーナの地下300㍍のところにある古い岩塩坑に行って楽になろうとする人がいる。治療は,300台のベッドのある施設で300時間,つまり約一か月半の間,毎晩寝るだけのことである。塩化ナトリウムの充満した坑内の空気を吸った結果,小児ぜんそくが治ったと言われている。もっとも,大人の場合,再度そこで治療を受けねばならないこともある。ソ連の主張に疑わしいところがないわけではないが,すでに8,000人余りの人がぜんそくの岩塩坑治療を受けたと言われる。

氷山の危険

◆ 1912年,客船タイタニック号が氷山に衝突して沈没し,その結果約1,500人が死亡した。氷山は依然として船旅をする人々に脅威となっている。それは,毎年1万6,000ほどの氷塊が主にグリーンランド付近の北極海で作られているからである。しかし,米国沿岸警備隊はその形成と動きを監視している。最近,科学者たちは25日以上の期間,北大西洋に進入した特定の氷山をカメラで追い,溶解や波による侵食の結果として起きる変化を観察した。これらの写真を分析することにより,科学者たちは他の氷山の動きを予報する方法を定めたいと考えている。

テレビゲームによる損害の恐れ

◆ 電子テレビゲームは,ブラウン管のけい光物質を焼き切ってテレビをだめにする場合がある,とニューサイエンティスト誌は伝えている。その証拠として,同誌は次のような事実を挙げている。「英国のサービス技師たちは……フットボール場やテニスコートの跡が[ブラウン管の被覆膜に]焼き付いて消えなくなってしまったテレビを修理しなければならなくなっている」。画像の明るさの点で劣るカラーテレビのほうが,白黒テレビよりもブラウン管が焼けにくい,とされている。予防策として,同じ白黒のゲームを長時間続けて行なわないことや,白黒テレビのコントラストや明るさの調整ツマミをかなり低くしておくことが挙げられる。「そうすれば,ブラウン管の一部が真っ黒な画面に明るい白の画像を連続的に長時間映し出すことを避けられる」と同誌は述べている。

最高の醸造家は尼僧

◆ 28歳になる,貧者フランシスコ会の尼僧は最近,26人の男性をしり目に,ドイツのウルムで醸造名人位を獲得した。この尼僧は,レーゲンスブルク近郊にあるマラルスドルフ女子修道院の農場で栽培される大麦から,毎年1,560㍑余りのビールを醸造している。地元で市販される,彼女の醸造したビールには12.6%のアルコール分が含まれている。クリスマスとイースターの時期には,16ないし18%のアルコール分を含む強いビールを醸造している。

危険なびんの山

◆ 「炭酸飲料の入ったびんの破裂が環境衛生上危険な問題となっているが,この危険には十分の注意が払われていない」と,アリゾナ州フェニックスの一医学研究チームは米国医学会ジャーナル誌に報告している。それによると,1974年にびんの破裂で救急手当を受けた人の数は3万2,000人に上るものと米国製品安全委員会は推定している。大型のびんほど中にたまるエネルギーは大きく,びんの破片が飛び散る際の力が大きいため危険である。破裂した大きなびんの破片が冷蔵庫の壁を突き破った事例も報告されている。大型のびんのあるものにかかっているビニールの覆いは,飛び散る破片の数を半分に減らすことが明らかになった。研究者たちは,炭酸飲料の入ったびんを冷所に保管し,びん同士をぶつけたり,びんを振ったりしないよう注意することを促している。また,せんを抜く時は,びんの先端を顔や体に向けてはならない。

“栄養失調による失明”

◆ インドにいる約900万人の盲人のうち,少なくとも100万人は“栄養失調[ビタミンAの欠乏]により失明した”と考えられている。開発途上国全体では,6歳以下の子供1,100万人がこの種の失明の脅威にさらされていると考えられる。専門家の話によると,根本的な問題は貧困にあるのではなく,無知がもたらす栄養失調にある。ビタミンAを豊富に含む土地の食物を活用すれば,わずかな費用で,もしくは余分な費用をほとんどかけずにこの問題を解決できる,と専門家は語っている。

『繁栄するエホバの証人』

◆ 1977年9月6日付のニューヨーク・タイムズ誌は,「“体制的”な宗派が減少している中で,ブルックリンのエホバの証人は繁栄する」という全段抜きの大きな見出しの下に一部次のように報じた。「我々の知っているように,世界の終わりに備えて,ブルックリンの一角が穏やかな人々の軍勢によって占拠されている。エホバの証人は過去10年間急速な増加を遂げてきたが,ブルックリン・ハイツにあるその世界本部の15の建物に,現在では1,800人のエホバの証人が寝泊りして,働いている。……彼らはブルックリン橋近くにある,実に清潔な工場や改修したホテルで生活している。……『彼らは信頼の置ける,きちんとした,勤勉な人たちである』と,不動産業を営むジェリー・リズッティは語った。……リズッティ氏はまた,『彼らは売春あっせん人や麻薬中毒者のいた古いピルを修理し,これらの施設を最良の状態に保っている。中には愚かな者がいて,彼らを非難しているが,もっと多くの者が彼らの模範に見倣えばよいと思う』とも述べている。証人たちがじょうぶで美しい書籍を,10セントや25セント貨で売っていることから明らかなように,彼らは営利のために出版事業を行なっているのではない」。

同紙はさらにこう論評している。「全米教会協議会の集計した統計によると,他の“体制的”な教派に減少が見られる中で,エホバの証人は昨年4%増加した」。

ダンスをする牛

◆ 牛は,大抵の農夫が考えている以上の能力を持っているようである。事実,ソ連の日刊紙コムソモリスカヤ・プラウダによると,モスクワ・サーカスは,牛のダンスという新しい見せ物を始めた。牛の調教師はこう語った。「私が最初に調教したのはクマでした。しかし,牛を見た時,その賢そうな目と魅惑的な顔にひかれて,わたしは牛を調教することにしました。牛は賢くて優しく,理解力に富んで美しく,調教しても良く順応します」。この新しい見せ物の中で,牛はダンスをするだけでなく,スクーターに乗ったり,サッカーをしたりする。調教師は,牛のサッカーチームのゴールキーパーにガチョウを使おうと考えている。

関節炎の治療に“油”?

◆ 関節が硬直したときの治療に“油”を用いる日が来るかもしれない。ソ連のリトアニア共和国ビリニュス市にある,実験・臨床医学研究所の医師たちは,老化した間接に人工の油を注入する治療を試みてきた。人工滑液を注射した後,「患部の関節の機能が回復した。歩く時の痛みや関節の音は大幅に減少するか完全になくなった」と,ビクトラス・バシリオンカイティス博士は語った。日本の研究者も,人工滑液の使用が効果のあることに気付いた。この治療法は患者のひざの機能を回復させるだけでなく,薬を用いる治療法より効果的であると言われている。「この治療技術にはある程度期待できるが,これはまだ実験の段階にすぎない」と,ハーバード大学の一整形外科医は語っている。

アルコールは婦人にとってより有害

◆ 「内科学資料」誌によると,トロント大学の行なった最近の調査は,男性よりも女性のほうが短期間でアルコール関係の病気にかかり,症状も重くなることを明らかにしている。男性の場合平均して20年後に発病するのに対し,女性の場合は14年後だった。また,女性の間では貧血症の人が多く,肝硬変になる人の数は男性の二倍に上った。

合成薪の危険

◆ カナダ消費者協会は,暖炉で人工の薪を使うことに注意を促している。一度に一本ずつ使うようにすべきであり,説明書に注意深く従わねばならない。同協会の定期刊行物である「カナダの消費者」誌は,燃えている合成薪を動かしたり,つついたりしてはならないと注意している。「同誌はまた,折れた合成薪を使ったり,木を燃やしているところに合成薪をくべたりすることを警告している。少しでも破損した部分があると,暖炉の温度が危険なほど高くなる」とチェンジング・タイムズ誌は伝えている。

シベリアで発掘されたマンモス

◆ 生後約六か月のマンモスの優れた標本が,昨夏シベリアで発見された。このマンモスは,ソ連のヤクート共和国のコリマ川の支流沿岸の永久凍土層でブルドーザーを操作していた労働者によって発見された。凍結したこのマンモスは,背丈が144㌢あり,耳は比較的小さいが,足は大きく,毛皮の色は赤みがかっていた。英国のニュー・サイエンティスト誌はこう述べている。「また非常に興味深いことに,「象と違って……鼻の先に二本の指が付いており……マンモスを描いた洞穴の壁画の正しさを確証している」。

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