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  • 目ざめよ! 2014
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目ざめよ! 2014
目 14/6 16ページ
フンコロガシ2匹が糞の玉を転がしている

だれかが設計?

フンコロガシのナビゲーション能力

フンコロガシと呼ばれる種類のコガネムシにとって,動物の糞は多くのことに役立ちます。食べ物となり,また卵を産むための場所ともなり,一部の雄にとっては,その大きな塊が雌の気を引くための贈り物ともなります。それで,新鮮な糞の取り合いは熾烈です。研究者たちはかつて,ゾウの糞一山に約1万6,000匹ものフンコロガシが群がって,その糞をたった2時間で運び去るのを観察しました。

ある種のフンコロガシは,大群の中から脱出する際,糞の一部を丸めて玉状にし,それを糞だまりから転がし出して,軟らかい場所に埋めます。糞の玉は,まっすぐ一直線に転がします。そうすれば,最短時間で運び去って,他のフンコロガシに横取りされる危険を避けることができるからです。

それにしても,フンコロガシは,とりわけ夜間に,どのようにして同じ所をぐるぐる回ることなく転がしてゆけるのでしょうか。

考えてみてください: フンコロガシは,進路を太陽か月の光に基づいて定めることが以前の研究で分かっていましたが,月の出ていない晴れた夜でもまっすぐ進むことができます。南アフリカの研究者たちは,この虫が個々の星を見てではなく,天の川銀河の光の帯を頼りに直進することを発見しました。カレント・バイオロジー誌(英語)によれば,その研究結果は「動物界において方向定位に天の川が利用されていることを初めて論証したもの」です。

研究者のマーカス・バーンによると,フンコロガシは,「星の光が微弱であっても機能し,計算能力もほとんどいらない,効率的なビジュアル・ナビゲーション・システム」を持っており,「それゆえに,複雑なビジュアル情報処理問題の解決策を人間に教える可能性も秘めて」います。例えば,フンコロガシのナビゲーション・システムを模倣すれば,ロボットを倒壊した建物の内部の探査用にプログラムできるかもしれません。

どう思われますか: フンコロガシのナビゲーション能力は,進化によるものでしょうか。それとも,だれかが設計したのでしょうか。

ご存じでしたか。

フンコロガシは,土をほぐして肥沃にし,植物の種をまき散らし,ハエの増殖を抑えているのです。

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