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目ざめよ! 2013
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家族のために | 子育て

かんしゃくを起こしたら

現実の問題

2歳になる,あなたのお子さんが,思いどおりにならないと泣きわめき,反り返って,手足をばたつかせます。あなたは,『この子は正常なのだろうか。親としての接し方が間違っているのだろうか。やがてはかんしゃくを起こさなくなるのだろうか』と心配になります。

しかし,お子さんがかんしゃくを起こさないよう,しつけることはできます。ではまず,要因となっている事柄について考えましょう。

なぜそうなるのか

幼い子には,自分の感情を抑えるという経験がありません。そのこと自体,時折かんしゃくを起こす一因となる場合があります。しかし,それだけではありません。

子どもが2歳頃に経験する変化について考えてみましょう。その子は,生まれた時から,必要をすべて親に満たしてもらってきました。泣けば,親が飛んで来て,『病気なのかしら。ミルクが欲しいの? あやしてもらいたいの? おむつを換えて欲しいの?』と考えてくれ,泣きやむために必要なことは何でもしてくれました。赤ちゃんは全く親に依存しているのですから,それはふさわしいことでした。

しかし子どもは,2歳ぐらいになると,親から前のようには世話してもらえないことを感じ取ります。なぜなら,親が子どもに従うより,子どもが親に従うことを求められるようになるからです。物事がそのように変わると,2歳児はその変化を快く思わず,必ず抗議します。かんしゃくを起こすのです。

やがて子どもは一般に,親が単に世話をしてくれる人ではなく,教え諭す人である,ということに気づきます。望ましいのは,「親に従順」でなければならない,という点を理解するようになることです。(コロサイ 3:20)それまでの間,子どもは度々かんしゃくを起こすので,親の辛抱強さが極限まで試されます。

どうすればよいか

思いやる。子どもは,小さな大人ではありません。自分の感情を抑える経験がないので,思いどおりにならないと過剰に反応してしまう場合があります。状況を子どもの立場から見るように努めましょう。―聖書の原則: コリント第一 13:11。

穏やかさを保つ。子どもがかんしゃくを起こした場合,親がかっとなっても,事は収まりません。できるだけ感情的にならずに対処してください。なぜかんしゃくを起こしてしまうのかを思い起こせば,穏やかさを保ちやすくなります。―聖書の原則: 箴言 19:11。

毅然とした態度を示す。子どもが何かをせがんでかんしゃくを起こす度に親が言いなりになるなら,子どもは,何か欲しくなるとまたかんしゃくを起こすでしょう。ですから,“だめ”と言ったら“だめ”なのだ,ということを穏やかな態度で示してください。―聖書の原則: マタイ 5:37。

なぜかんしゃくを起こしてしまうのかを思い起こせば,穏やかさを保ちやすくなる

辛抱する。かんしゃくを起こすことが急になくなる,と期待してはなりません。もしこれまで子どもが,かんしゃくを起こして自分の思いどおりにしてきたのであれば特に,そう言えます。しかし,親がふさわしい一貫した対応をすれば,かんしゃくを起こすことは少なくなり,やがては全くなくなるでしょう。聖書が述べているとおり,『愛は辛抱強い』のです。―コリント第一 13:4。

次のことも試してみることができます。

  • 子どもがかんしゃくを起こし始めたなら,その子を(可能なら)抱き締めて,手足をばたつかせるのを優しく抑えましょう。怒鳴りつけてはなりません。その子の興奮が収まるのを待ってください。やがては,かんしゃくを起こしても無駄だということを悟るでしょう。

  • かんしゃくを起こしている時に連れて行く部屋を決めておき,『泣きやんだら出て来てもいいよ』と言って,そこに居させます。

  • 人々のいる所でかんしゃくを起こしたなら,人目につかない所へ連れて行きましょう。みっともないからというだけでわがままを聞き入れてはなりません。もしそうするなら,かんしゃくを起こせば欲しいものは何でも得られる,と思い込ませてしまうことになるからです。

聖書のアドバイス

  • 「幼子だったとき,わたしは幼子のように話し,幼子のように思い,幼子のように考えていた」。―コリント第一 13:11,「新共同訳」,共同訳聖書実行委員会。

  • 「人の洞察力は確かにその怒りを遅くする」。―箴言 19:11。

  • 「あなた方の“はい”という言葉は,はいを,“いいえ”は,いいえを意味するようにしなさい」。―マタイ 5:37。

一貫性が重要

「わたしは,親が『うちの子は,“だめ”と言っても聞かない』とこぼすと,内心笑ってしまう。そうした愚痴は,常に,その子よりもその親について多くのことを物語っており,滑稽に思えるからだ。だめと言っても聞かない子の親は,本当の意味で“だめ”とは言えない親である。子どもは聞かないというより,その言葉を真に受けることができないのだ」。―ジョン・ローズモンド,「新版 ― 親の権威」(英語)。

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