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  • 核による破滅の日 ― それは聖書に預言されているか
  • 目ざめよ! 1980
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目ざめよ! 1980
目80 9/8 8–10ページ

核による破滅の日 ― それは聖書に預言されているか

決してそのような事はありません。それとは反対に聖書はこう述べています。神は『地を基のうえにおきて永遠にうごくことなからしめたまう』。『地は永久に長存なり』。―詩 104:5。伝道 1:4。詩篇 119:90もご覧ください。

『しかし聖書は「世の終わり」について述べ,地球が「火」で滅びると述べていませんか』。マタイ 24章3節(文語)とペテロ第二 3章7節を指摘して,このように言う人もいます。イエスは『世の終わり』について述べたと同じ章の中で,それが何を意味するのかを示しておられます。イエスは『世の終わり』をご自身の再び来られることに結びつけて,こう言われました,「人の子の臨在はちょうどノアの日のよう……です。……[人びとは]洪水が来て彼らすべてを流し去るまで注意しませんでしたが,人の子の臨在の時もそのようになるのです」― マタイ 24:37,39。

聖書の意味するところ

ですから聖書の言う『世の終わり』は,ノアの時の世界的な大洪水の時代およびそれに至るまでの時代に似た時期を終わらせるものになります。その期間の終わった時に何が滅びましたか。聖書はこう述べています。「[神は]不敬虔な人びとの世に大洪水をもたらした」― ペテロ第二 2:5。

その「不敬虔な人びとの世」が大洪水で滅びた時,暴虐に満ちた事物の体制は終わりました。しかし文字通りの地球が滅びたのでないことは明らかです。それは今でもわたしたちの足の下にあります。ですから,この時代においても,神が終わりをもたらすのは,邪悪な「事物の体制」であり,それは「不敬虔な人びと」を滅ぼすことにより行なわれます。

しかし『地……は焼け盡きん』と述べた聖句についてはどうですか。(ペテロ第二 3:10,文語)聖書の中で「地」は常に地球を意味する言葉として用いられていますか。そうではありません。例えば,次のような句があります。「全地は一の言語……のみなりき」。『全地よエホバにむかいて謳うべし』。(創世 11:1。詩 96:1)「言語」を有し,『歌う』のはだれですか。それは人々ではありませんか。

それで「地」が滅びると聖書に書いてある場合,それは邪悪な人々の社会の終わることについて述べているのです。使徒ペテロがこの点をどのように明白にしているかに注目してください。「今ある天と地は火のために蓄え置かれており,不敬虔な人びとの裁きと滅びとの日まで留め置かれているのです」。それで「天」のように人々を支配している政治権力を含め,「不敬虔な人びと」は「滅び」に直面しています。―ペテロ第二 3:7。

人手による滅び? それとも神からの滅び?

史実としても確立されているaノアの時代の大洪水は,決して偶然に起きたのではありません。また人間の力のなせる業でもありません。それは神のみ手によって直接もたらされた業です。また無差別な滅びがもたらされたのでもありません。善人が悪人と共に死ぬようなことはなかったのです。

しかし神はなぜ大洪水をもたらされたのですか。どんなひどい状態が洪水によってぬぐい去られましたか。ノアとその家族はなぜ救われたのですか。これらの問いに対する答えは,わたしたちにとって重大な関心の的です。神がふたたび行動を起こされる時は間近いからです。

暴虐の世はぬぐい去られた

聖書によれば当時の世は「暴虐で満ち」ていました。(創世 6:11,新)どんな暴力がふるわれ,どんな種類の武器が使われたのか,詳しい事は記録されていません。しかし大洪水前の世の人々の中には「銅と鉄のあらゆる道具[切るための器具]を鍛造する者」トバルカインがいました。―創世 4:22,新。

昔のユダヤ人の注解によれば,トバルカインは確かに武器を作ったとされています。ラビ・ラシは彼についてこう述べています。「彼は殺人者に武器を供給することにより,[自分の暴虐の父祖]カインの業にいっそうみがきをかけ,それを推し進めた」。歴史家ヨセフスもトバルカインについて同様な考えをしており,彼は「力においてすべての人に勝り,武術によって名を高めた」と述べています。

金属製の武器を開発して盛んに使った結果,暴虐が増し加わったことに疑問の余地はありません。大洪水の時までに「神が地をご覧になると,見よ,それは損なわれていた。肉なるものがみな地でその道を損なっていたからである」と聖書は伝えています。(創世 6:12,新)しかし神は行動を起こし,地を『損なう』好戦的な人々を除かれました。しかし同時に神はご自分に従う人々を保護されたのです。神はノアとその家族が生き残り,清められた地で神の崇拝を続けることのできるようにされました。しかし今日のわたしたちについてはどうですか。

神が行動される時,どうすれば生き残れるか

神は「地を破滅させている者たちを破滅に至らせる」,と聖書に述べられています。(啓示 11:18)これは今の時代に神がふたたび行動されることを確信させるものです。しかし「エホバはご自分を愛するすべての者を守っておられる」一方,「邪悪な者をすべて滅ぼされる」と聖書は約束しています。(詩 145:20,新)神を愛する人々は生き残るのです。

しかし『神を愛する』とはどういうことですか。それを言うだけで十分ですか。「そのおきてを守ること,これがすなわち神への愛だからです。でも,そのおきては重荷ではありません」と聖書は答えています。(ヨハネ第一 5:3)ノアのように神に従う人々は,清められた地に確かに生き残ることでしょう。

そして地は何とすばらしいところになるのでしょう! その時,安全を脅かすような人々は,神の怒りの「火」によって除かれてしまっています。(ゼパニヤ 3:8)生き残るのは神に対し,また互いに対して純粋の愛を抱いている人々です。だれもが信頼できる友となる世の中で生活することを,喜ばれるのではありませんか。地球を荒廃させる代わりに,これらの人々は人間の手で荒らされた土地を復興する業を心ゆくまで楽しむことでしょう。そして最初の人間男女の時からの神のお目的どおり,全地が楽園となるのを見て歓喜します。―創世 1:28; 2:18-25。

これ以上のことを聖書は示しています。病気と死は除かれ,それによって人々がこのような状態を永遠に享受する機会が開かれるのです。確かに「世は過ぎ去りつつあり」ます。世は間もなく神に滅ぼされるからです。しかし,「神のご意志を行なう者は永久にとどまります」。―ヨハネ第一 2:17。啓示 21:3,4。ペテロ第二 3:13。

このような祝福は間近いのです。この世代において初めて,人間は地球を全く荒廃させる力を持つようになり,またそうしかねない有様になってきたのですから,なおのことそう言えます。地球が荒廃に帰するのを防ぐため,神は間もなく行動を起こさなければなりません。神のご意志が一体何かを知り,それを従順に行なうように,エホバの証人は無料で喜んであなたをご援助いたします。また慰めを与えるこの希望の他の面についてもお話しいたします。

[脚注]

a 科学的証拠については,「ものみの塔聖書冊子協会」出版の「聖書はほんとうに神のことばですか」という本に収められている章「世界的な洪水がありましたか」をご覧ください。

[8ページの図版]

『世の終わり』は邪悪な体制の終わりであって,この地球の終わりではない

[9ページの図版]

生き残る人々は地球を楽園にする業にあずかる

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