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    目ざめよ! 1980 | 8月22日
    • が中国で普及するようになるまでにはまだ相当の時間を要する」からである。

      マリファナに関する新しい報告

      ◆ 全米麻薬乱用対策協会によって出された新しい報告は,マリファナが以前に考えられていた以上に,健康に害を与える大きな危険性を持っていると言明した。毎日マリファナを吸うと,喫煙の場合と同様に肺を損なうことになる。加えて「幾年にもわたるマリファナの継続使用は,人癌の発生原因となることがやがて示されよう」。しかし,高校生の常用者は,4年間でほぼ2倍になっており,ある調査は,あらゆる年齢層のアメリカ人少なくとも4,300万人がマリファナを使用したことがあるということを示している。

      「不滅」のための犠牲

      ◆ インド,ニューデリーの通信員ピーター・ニーズワンドは,インド南部の都市バンガロールで,人間の犠牲をささげていたかどで告発された老齢のスワーミー(ヒンズー教の宗教教師)が,心臓発作のため死亡したと報じている。警察によれば同スワーミーは,「破壊の女神」カーリーをなだめるために,「血のささげ物」を調合したとのことである。調査は,6歳以下の5人の子供たちの殺害を中心に進められた。子供たちは,雇われた殺し屋にお菓子やビスケットで誘惑され,そののち殺し屋は,子供たちののどを切った。彼らの血はびんの中に集められ,スワーミーのところへ持って行かれた。その血は宗教儀式の際に用いられた。警察によれば,スワーミーはこうした方法で不滅に到達できると信じていたということである。

  • 聖書理解の助け ― 血(その二)
    目ざめよ! 1980 | 8月22日
    • 聖書理解の助け ― 血(その二)

      「知恵は主要なものである。知恵を得よ。自分の得るすべてのものをもって,悟りを得よ」― 箴 4:7,新。

      血(その二)。

      一時的なものではない

      以前,律法に親しんだことのない異邦人のクリスチャンが,もし血または血を使った料理を食べたなら,クリスチャンの会衆内の,それまで律法の下にあったユダヤ人は腹を立てたり,あるいは感情を害したりする恐れがあったとして,血に関する問題の禁止命令は一時的なものにすぎなかったと主張する人もいます。そうだとしたら,では,どうして統治体は,当時それよりもさらに激しい論議の的となり,対立を引き起こす問題だった割礼を異邦人のクリスチャンに勧めなかったのかと即座に問う方もいるでしょう。この割礼の問題は統治体がエルサレムで会議を行なう原因となり,またその手紙を記す動因となった事柄でした。割礼に関する統治体の布告は,ユダヤ人,それもユダヤ主義者,つまり偽ってクリスチャンと称し,律法の下にあると主張したユダヤ人の強固な反対に遭いました。使徒たちはどうして一つの点でそれらの人をなだめ,別の点で一層大きな反対を引き起こすようなことをしたのでしょうか。―使徒 15:1,2,4-6。ガラテア 5:3-6,11,12; 6:12-15; ローマ 2:25-29; 4:9-12; フィリピ 3:2-4と比べなさい。

      さらに,もし血の問題が単にユダヤ人を感情の点でなだめるだけの問題だったのなら,なぜ使徒たちは血を食べることを偶像礼拝や淫行などの,神にとって甚しく不快な事柄と同類に扱ったのでしょうか。その上,統治体が全く独自に決定をしたのではなく,「聖霊とわたしたち」がそうしたのです。ここで聖霊は,律法契約が存在するようになる何世紀も前に全能の神の述べられたこと,すなわちノアに対する律法と調和して働きました。(創世 9:4)。この律法は普遍的で,それが与えられた時以来,あらゆる時代,またあらゆる場所の人間に当てはまるものとなってきました。モーセの律法は廃止されましたが(コロサイ 2:14),それに先行した律法を廃止するものとはなりませんでした。モーセの律法はそれよりも何世紀も前に与えられた普遍的な律法を単に組み入れ,その要点を詳述したものに過ぎなかったからです。

      こうした点について,マクリントクとストロングの「百科事典」はその第1巻834ページ第2欄でこう述べています。「新約においては,我々がその義務を免除されていることを多少でも暗示する手がかりがあるどころか,異邦人が割礼のくびきから解放されていることを聖霊が使徒たちを通して明らかにしたその時に(使徒 15章),血を慎むことが明らかに義務として課され,こうして禁じられた行為が偶像礼拝や淫行と同類に扱われていることは,特に注目に値する」。また,ベンソンの「注解」第1巻はこう述べています。「ノアとそのすべての子孫に与えられ,またモーセの律法の時代に極めて厳粛な仕方でイスラエル民族に繰り返された,血を食べることを戒めるこの禁令は決して無効にされなかった。それどころか,新約では使徒 15章で逆にそれが確認され,こうして永遠の義務とされたのは,注目すべきことである」。また,このことと一致して,著名な聖書注解者,フランズ・デリッチは,これはユダヤ教の律法と共に廃止されるべきその律法の要求ではなく,あらゆる人種の人間を拘束するもので,決して無効にされたことがないゆえに,流れる血のうちにあるこの命の原理は神聖なものとして尊ばれなければならない,と言いました。

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