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読者よりの質問ものみの塔 1960 | 8月15日
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読者よりの質問
● 出エジプト記 20章11節(新口)に記録されている第4番目の命令は,次のように述べています,「それはヱホバ六日のうちに天と地と海とそれらのうちのすべてのものをつくりて第七日にやすみたればなり」この「六日」の中に,「ヱホバが天と地」をつくつたというのであるなら,この6日は,創世記 1章1節を含んでいますか。―アメリカ合衆国の一読者より。
そのように論ずることはできません。創世記 2章4節の「日」と出エジプト記 20章11節の「六日」はエホバ神が地上に光あれと言われた時からの創造全部の期間を含みます。しかし,それ以前にすでに地球が存在していた期間,すなわち地球は形がなく荒ばくとしていて,地球が波うつ大水の表面をおおう暗黒の中にいた期間を含んでいません。
この創造の週のうちに神が天をつくられたことを忘れてはなりません。その天とは創世記 1章6-8節の第2日の記録の中に述べられている天です。その20節によると,空飛ぶ生物はこの天の中を飛びます。外部の太陽,月,そして星は,第4日にこの天の中を通して人間の目に見えようになりました。この創造の週中に地球もつくられ創造されました。つまり,第3日に地球は波打つ水の上に現われるようになつたという意味です。(創世 1:9,10)それで,これらの天と地が,創世記 2章4節および出エジプト記 20章11節の両方に述べられている「天と地」です。
● エホバの証者は,黙示録の本にある他の数を象徴的に解釈しながら,なぜ黙示録 7章にある14万4000という数を文字通りに取つて象徴的に取らないのですか。―アメリカ合衆国の一読者より。
黙示録内のすべての数を象徴的に理解すべきではありません。七つの印と七つの鉢は,「光」という本の第1巻および第2巻に示されているように,文字通り七つのものでした。(黙示 5:1; 16:1)42ヵ月と1260日は文字通りの成就をしました。キリストの統治する1000年も文字通りに成就をするでしよう。(黙示 11:2; 12:6; 20:2,3,6,7)14万4000という数を文字通りに理解することは理にかないます。それは,何人も数えることのできない「大いなる群衆」と比較されているからです。(黙示 7:9)さらに,黙示録 14章1,3節には,イエス・キリストが14万4000人の他の者と共にシオンの山に立つていると記されています。14万4000人は,ひとりが文字通りのものであるのと同じく,文字通りのものでしよう。それで,合計14万4001人は山に立つています。また,そんな大きな特定な数が言われていることは,特定の知らせを与えるためではありませんか。
この数が文字通りのものであることを認め難い人々は,明らかに天こそ救いをうけるすべての者の運命であると信ずる人々です。アブラハムの霊的なすえ,すなわちキリストと「キリストにつく」,者だけが天的のむくいをうけて,人類の大多数はアブラハムのすえに自らを祝福する全国民の成員として地上の永遠の生命をたのしむでしよう。私たちがそのことを認識するとき,14万4000という数は,理解しがたいものではありません。(創世 22:17,18。ガラテヤ 3:16,29)さらに,天的なむくいを受ける者の数はすくないとイエスは言われませんでしたか。「恐れるな,小さい群れよ。御国を下さることは,あなたがたの父のみこころなのである」。ついにはこの地上にみちる幾十億という人間にくらべると,14万4000という数はすくないものです。―ルカ 12:32,新口。
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発表ものみの塔 1960 | 8月15日
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発表
野外奉仕
クリスチャンである私たちは,私たちの宣教に指導性と防禦を用いるようにさとされています。(ペテロ前 3:13,15)私たちは,そのことをつづけるだけでなく,他の人々をはげましてエホバの民と共に研究する重要性を認識させます。その目的のために,私たちは8月中に「これは水遠の生命を意味する」というすばらしい本と,もう1冊の有益な聖書研究の本を,2冊の冊子を添えて,400円の御寄付で提供します。
あなたの将来は希望に満ちていますか
世界支配を狙う現在の争いの結果は何ですか。どんな安全手段は,来たるべき危機に対して1番実際的なものですか。生き残る者たちは,将来に対してどんな見込みを持ちますか。歴史となるこれらの出来事において,あなたはどんな役割を持ちますか。「これは永遠の生命を意味する」と「神を真とすべし」という2冊のすばらしい本を入手してお読み下さい。2冊ともこれらの質問に対する聖書の答を与えています。400円の御寄付を送られるとき「見よ! 私は凡ての物を新しくする」と「神の御国は支配す ― 世の終りは近いか」の2冊の冊子を無料でお送りします。
「ものみの塔」の研究
9月18日: 神の御心に従う洗礼 305頁
9月25日: 「私が洗礼を受けるのになんのさしつかえがありますか」310頁
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