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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1954
塔54 12/15 526–529ページ

嘘は生命を亡びにみちびく

『神の子が言うことは,次のようなものである。………「私は奥底の考えと心を探り,あなた方各人の行に従つて報いを与えるものである。」』『臆病者や信仰の無い者,汚れていて憎むべき者,殺人者,淫行をする者,霊媒を行う者,偶像崇拝者,そして嘘を言うすべての者は,火と硫黄の燃える池に入つて,その報をうける。これは第二の死を意味する。』― 黙示 2:18,23; 21:8,新世。

1 嘘とは何ですか? 噓を言うことは,どのように始まりましたか?

嘘とは,真実を聞き,また知る資格を持つ他の人に向つて,話される偽りの言葉であつて,その偽りの言葉は他の人に害を及ぼす傾向を持つものです。罪の無い人を欺き,その人に害を加えようとするために偽りの言葉を言うならば,それは故意になされた悪い嘘です。それで,嘘は人間の大敵です。歴史はこの事を良く証明しています。ヱホバ神は,おおうことをなすケルブを任命し,エデンの園で人間の監督者にいたしました。神に忠節を保ち,人間に対する義務を果すために,おおうことをなすケルブは真実を語るべきでした。最初の女であるエバは,真実を知る権利を持つていました。おおうことをなすケルブが,エバに実際に語つたことは,こうです。すなわち,禁ぜられた実を食べても死ぬようなことにはならず,むしろ食べるならば大きな智恵が与えられるであろうというのです。エバはその偽りの言葉で欺かれ,アダムをも誘つて自分の罪に加わらせました。偽りの言葉の結果,彼らは死んでしまい,全人類にくるしみと死をもたらしました。エバにむけて話されたおおうことをなすケルブの言葉は,故意になされた,悪い,悪意のある噓でした。それは,嘘を言う初まりでした。

2 ヱホバはアダムとエバに何を要求しましたか? それはなぜ尤もなことでしたか?

2 真実とは何でしたか? それは神が最初の人間アダムとその妻エバをエデンの園に置いたということです。アダムはエデンで試験の下にいましたが,その試験は忠実と従順の試験であつて,彼がエデンの楽園で生活するのに果して価値あるかどうかを決めるものでした。神は,善と悪を知る木についての律法を話され,それを禁断の木にいたしました。『それから,ヱホバ神はその人間を取つてエデンの園に住まわせ,人間に園を耕させ,管理させようとされた。ヱホバ神はまた次の命令を人間に与えた「園にあるどの木からも,十分満足に食べてもよい。しかし,善と悪を知る木については,その木から食べてはならない。なぜならば,その木から食べる日に,お前は必らず死ぬであろう。」』(創世 2:15-17,新世)この木から食べるのを禁ぜられたにしても,他の食物が沢山あつたのですから,アダムの必要なものが取り上げられたわけではありません。ただアダムは,禁ぜられているあいだは,この実を食べてはならないと神は要求されただけでした。善と悪を知るということについては,アダムはそのことをすつかり神に委せることができ,しかも無知であるなどと悪く言われる心配の必要はなかつたのです。神は実際にはアダムに選択の自由を与えられて,彼がその木から食べるかどうかを見られたのでした。神は,善悪を知るこの木を園に置いたからといつて,アダムを不従順な者または悪い者にならせようと誘惑したのではありません。なぜならば,他にも多くの木があつて,アダムはそれらの木からも食べることができたからです。ヱホバは,その禁ぜられた実を食べることについての刑罰を警告し,最高主権者ヱホバへの従順と忠節を保つようアダムを励まし助けたのでした。

3 おおうことをなすケルブは,どのように完全から外づれるようになりましたか?

3 神の完全な創造物,おおうことをなすケルブが,完全さから外づれて悪くなり,嘘を初めるとは,いつたいどういう具合でそうなつたのかある人は疑問に思うことでしよう。ツロの王についての象徴的な言葉の中に,それの説明がされています『なんじはその立てられし日より終に汝の中に悪の見ゆるにいたるまでは,その行い全かりき。汝の交易の多きがために汝の中には暴逆みちて,汝罪を犯せり。この故に,おおうことをなすところのケルブよ,我神の山より汝を汚し出し火の石の間より汝を亡し去るべし。汝その美麗さのために心に高ぶり,その栄耀のために,汝の智恵を汚したれば,我汝を地になげうち,汝を王たちの前に置きて観物とならしむべし。なんじ正しからざる交易をなして犯したる多くの罪をもつて汝の聖き所を汚したれば我なんじの中より火を出して汝を焼き,すべて汝を見る者の目の前にて汝を地に灰となさん。国々の中にて汝を知る者は,みな汝に驚かん。なんじは人の恐れとなり,限りなく失せ果てん。』(エゼキエル 28:15-19)これらの言葉から,エデンにいたおおうことをなすケルブは,どのように汚れた心の状態を増長させ,ヱホバ神からいただいたすばらしい才能に心がおごり,誇りで高ぶつたかを知ることができます。そのケルブは,このことで盲目になり,悪い行路を取りました。おおうことをなすケルブは,利己的になり,アダムとエバが神を崇拝するように,自分にも崇拝して貰いたいと欲しました。また,慾深くも利己的な利益を得ようとし,アダムとエバを捕えて,神から引き離し,ケルブを神として崇拝させて,罪に仕えさせました。そのケルブは,人を殺す結果となる嘘を彼らに語り,彼ら自身の亡びと,その子孫の全部を死に導く路を取らせたことから,アダムとエバの福祉に害悪を加えました。心のおごつた利己的なおおうことをなすケルブは,この大きな犯罪のために,自分自ら滅びをもたらします。そのことは,エゼキエル書 28章の中で,ツロの王が滅ぼされたことによつて予影されていました。悪魔サタンを創造したのは,絶対に神ではありません。エデンにいた油注がれたおおうことをなすケルブ自身が,悪い者になつたのです。

4 サタンとは誰ですか? サタンはどのように,自分の目的を達成しようとしますか?

4 嘘言者サタン,誹謗者悪魔は,このようにして存在するようになり,またアダムとエバが互に参加して禁ぜられた実を食べた時に腐敗した世が存在するようになりました。悪魔サタンは,腐敗したこの世の組織制度の神になりました。その時から以来この方,存在してきた世は,悪魔サタンの管轄下にあつて,嘘・詐欺,暴力,貪欲そして殺人に基礎を置く世でした。サタンは,嘘,暴力,そして詐欺を用いてこの悪い組織制度を支配し,またできうるかぎりのあらゆることを行い,汚れない真実の崇拝を全能の神に捧げる者たちを腐敗させようとしています。聖書の言葉によると,サタンは人々を欺くために,光の御使のごとくに変身します。この悪者の活動する程度は,マタイ伝 4章に記録されている通りイエスを誘惑したことから分ります。悪しき者は,神の子イエスの忠実を破ろうと,聖句を引用する程のことをもしました。サタンは,キリスト・イエスに支配権をすつかり与えると申し出ることにより,この世の国々を支配する統治権または権威を持つていると示しましたが,しかしこれも又欺きであつたのです。サタンの関心は,ただイエスを滅ぼすことだけであつて,イエスが天にいる父からそむいて離れたならば,イエスの身の亡びという結果になつた事でしよう。それは又,年古い叛逆者悪魔のした悪い有害な行でした。しかし,イエスはサタンのしたこの種の欺きに惑わされないばかりか,存在しているもののうちで最も強力な力を用いて嘘に反抗しました。すなわち,真理である神の御言葉を用いられたのでした。イエスは,御自分の前に置かれたあらゆるサタンの誘惑に答えられる時,神の御言葉である聖書を引用されました。

5 イエスは,サタンの惑しをよく知つていましたか?

5 神の言葉であるイエスは,創造された時からその御父と共に天におりましたから,サタンとなつたこの者の行う活動を良く知つておりました。また,蛇サタンはすべての噓言者の中で,一番多く嘘を言う者であるということも知つています。サタンがエバを欺いて禁ぜられた実を取らせてから,彼は嘘言者になり,その最初の嘘は殺人という結果になりました。それで,イエスは,次のように語つた時に,サタンについての真実を非常に良く語りました。『その者は,始まつた時に人殺しであつた。そして彼の中に真実はないから,彼は真実の中に固く立たない。彼が嘘を言うときに,自分自身の本音から語る。彼は噓言者であり,噓の父だからである。』私たちは,サタンのような噓言者になつて,サタンの子たちにはなりたくありません。イエスは,当時のユダヤ人の主立つた者または宗教家たちに次のように言いましたが,それは私たちに対する警告です。『あなた方は,自分の父悪魔から出てきた者であつて,その父の慾望どおりをしようと願つている。』神をその父とする者は,神の言葉を知つて,真実に従います。しかし,サタンの嘘を繰り返して言う者は,悪魔の子たちであるということを表し示しています。―ヨハネ 8:44,新世。

6 ヱホバは,悪魔の子たちをどのように暴露しますか?

6 現在では,悪い者が多くいて,嘘を語り,その父は悪魔であると示しています。『悪い者は,胎を離れるより背き遠ざかり,生まれるとすぐに迷つて嘘を語る。』(詩 58:3,ア標)その中のある者たちは,悪魔のように光を持つている者のごとくに装い,自分が正しくて真実なものであると見せかけるために,神の言葉に別の言葉をつけくわえます。しかし,ヱホバはそれらの人々を許さず,彼らの悪い計画が旨くゆくようにはしておりません。ヱホバは,その御言葉からの真実の光りを,彼らの言葉の上に投げかけ,その真実の御言葉は悪い者を責め,虚言者であると示します。『神の言葉はみな験されたものである。神は彼を頼む者の盾であつて,神の言葉に加えてはならない。恐らくは,神はあなた方を責め,あなた方は虚言者であると判明するであろう。』― シンゲン 30:5,6,ア標。

7 ヱホバは嘘を言うことに反対されているということを聖書から証明しなさい。

7 ヱホバ神は真実の父であるために,嘘を語る嘘の舌または偽りの証言を憎みます。シンゲン 6章16-19節は,次のように言つています。『ヱホバの憎み給うもの六つあり,否その心に嫌い給うもの七つあり。すなわちたかぶる目,いつわりを言う舌,罪なき人の血を流す手,悪しき謀計をめぐらす心,すみやかに悪に走る足,偽りをのぶる証人,および兄弟のうちに争いをおこす者なり。』人は嘘を言うことができますが,それはヱホバ神が嘘を言うようにと望まれるからではありません。神は虚言者ではありません。神が人間に期待されていることは,人間も真実を語るということです。―民数紀略 23:19。サムエル前 15:29。ロマ 3:4。テトス 1:2。ヘブル 6:18。

8 キリストの弟子であると証明する一つの道は何ですか?

8 イエスは,天の御父であるヱホバから出て来ました。それで,真実と嘘のあいだに明白な区別をいたしました。イエスは,ヨハネ伝 18章37節(新世)に記録されている質問に答えて,真実を述べました。『そこで,ピラトは彼に言つた。「それでは,あなたは王なのだな?」 イエスはお答えになつた「あなたの言うとおり,私は王である。この目的のために私は生まれ,この目的のために世に来た。それは,真実について証しをするためである。真実の側にいる者は,だれでも私の声に耳を傾ける。」』それで,全能の神の代表者たちは真実を聞いて,真実を語ります。彼らは嘘を言いません。彼らは,誰にも嘘を言わなかつたキリスト・イエスの足跡に従います。

9 私たちは,噓からどのように自分自身を守ることができますか?

9 真実は神から出て来ており,噓はサタンから出て来ていますから,神の御言葉と反対する人間の教理や教えは,ことごとく偽りの教えであるということになります。そのような教理や教えが,他人に害を加える傾向であるならば,それらの教理や教えは嘘です。神の御言葉は真実であつて,それは物事を量る私たちの杖です。神の御言葉に反対するものは,嘘であり,それは悪魔から出て来ているものです。嘘と結びつきをもつあらゆるものを棄てさつて,真実にかたくつきしたがうことは,私たち自身の福祉のためになります。クリスチャンは,物ごとが言われているとか,印刷されているからというだけで,信ずべきではなく,聖書に一致しているか,どうかによつて,何が真実であるかを判断すべきです。使徒行伝 17章11節に書かれているように,ベレヤの人々はそういたしました。『さて,ベレヤの人々はテサロニケの人々よりも心の良い人々で,素直な気持ちで御言葉をうけいれ,毎日聖書を注意深く調べて,これらのことが果してそうであるかどうかを確めた。』テサロニケ前書 5章20-22節(新世)に書かれている助言によると,私たちは予言を軽んじてはならず,すべてのものを確めて正しいものをしつかりと保つべきです。そうするならば,私たちは嘘を含むあらゆる形式の悪から遠ざかります。

10,11 (イ)嘘がどのように害を働くかを示す例を述べなさい。(ロ)偽りの予言者の最期は何ですか?

10 これらサタンの偽りの予言者や,嘘を言う代表者たちから害をうけるのは,神の御言葉に注意をむけず,よく考えない者たちです。神の僕の一人は,列王紀略上 13章に述べられています。彼は神の御言葉をうけいれましたが,その御言葉の代りに偽りの予言者に従い,噓に従うことを選びました。噓は彼に害を加え,その結果に彼は死にました。(列王紀略上 13:18,24)このことから,神の僕は神の御言葉に満足すべきであつて,嘘を言う偽りの予言者に耳を傾けてはならないということが分ります。なぜならば,噓は害を加え,死に導くからです。

11 エレミヤの時代にいた,偽りの予言者は,神の予言者エレミヤが命ずることを民がしないようにと努めました。これら偽りの予言者は,民に害を加え,多くの人々を滅しました。神はその予言者を通して,民に警告し,これらの噓に気をつけさせましたが,しかし多くの民はやはり噓に耳を傾けました。嘘を言う予言者は,しばらくのあいだは栄えるかもしれませんが,しかし彼らはヱホバの裁きによつて死に運命づけられています。偽りの証者たちは,どんな時でもヱホバの正しい裁きを避けることはできません。そのことは,エレミヤの時代の偽りの予言者たちに起つたことです。―詩 101:7,8。シンゲン 19:5,9。エレミヤ 27:10,14-16; 28:15; 29:31,32。ホセア 4:1,2。

12,13 偽りの予言者はある人々をどのように欺きますか? しかし,聖書は,クリスチャンの従う路で,また偽りの予言者による害を守る路をどのように示していますか?

12 偽りの予言者や偽りの証者たちは,ハルマゲドンでヱホバからの罰を間ちがいなくうけて死にますが,しかししばらくのあいだ彼らは煉獄,永遠の苦悩,万人の救い,三位一体,進化論,偶像使用などの偽りを教えるでしよう(エレミヤ 10:14)神はこの地上の事柄に関心を持つておらず,また神は悪い者を決して滅ぼさないであろうと彼らは言うかもしれません。(詩 10:4,13,15)また,聖書の教えているハルマゲドンの戦争など決してないと言うかもしれません。彼らは,噓の大きな避難所に身を隠して,ある人を欺くかもしれませんが,しかしあらゆるものを打ち破る神の真理はそれらの噓を曝露してしまい,また亡びをもたらす神の御予定の時が来るときには,その亡びを避けることはできません。彼らはヱホバから身を隠すことはできません。―イザヤ 28:15-17。

13 虚言者たちは,しばらくのあいだ栄えるように見えるかもしれませんが,何人もそれによつて欺かれてはなりません。何人も,全能の神の真の崇拝から離反させるような嘘を許してはなりません。しかし,多くの人々は嘘を許しておりますし,今日の世の大多数の人は清い崇拝を行つておりません。ヱホバは,その御言葉を通して予言されましたが,テモテ前書の4章で,後の時代になつてある人は信仰から離れ,噓を語る人間の偽善により,欺く霊の言葉や悪鬼の教えに注意をむけるであろうと述べられました。終りの日は,苦しい危機の時であつて,現在はその終りの日なのです。『悪い者と詐欺者は,ますます悪くなり,人を惑したり惑わされたりする。しかし,あなたは学んで確信していることを続けなさい。あなたは,それを誰から学んだかを知つており,また幼い時から聖書を知つている。聖書はあなたを賢明にし,キリスト・イエスにある信仰を通して救に至らせるものである。聖書はすべて神の霊感によるものであつて,教えや,戒しめや,物事を正しくする事,義しく躾ける事に有益なものである。それは,神の人があらゆる善い業に対して十分な準備ができ,全く整えられた者になるためである。』『キリスト・イエスにある信仰と愛をもつて,私から聞いた健全な言葉を手本としなさい。私たちの中に宿る聖霊によつて,この美しい信頼を守りなさい。』― テモテ後 3:13-17; 1:13,14,新世。

14 ヱホバはいま何を許されていますか? そしてなぜ?

14 人々は今日,神に仕えて生きるか,または敵である虚言者悪魔サタンに仕えて死ぬか,そのどちらかを選ばねばなりません。義しい心を持ち,真の教理と正義を愛する人々は全能の神ヱホバの清い崇拝を行い,ヱホバの御言葉を学んで,御意を行おうとしております。彼らは噓に対して身を守つております。これと反対に,噓を選ぶのを好み,偽りの上にその崇拝を建てる人々が居ります。それらの者たちは,ロマ書 1章25節に述べられているように,真実を嘘と取りかえ,その心の欲望である不潔を行う者たちです。神はそのような者たちが悪の道に行くのを許されていますが,裁きの時にあつて,彼らに対する記録をつくり上げておられるのです。彼らはサタンの噓に屈してしまうのです。『不法の者がいるのは,サタンの働らきによるのであつて,あらゆる力ある業と不義の欺きとにより,亡びる者たちに対して行うためである。彼らが亡びるのは,自分らの救となる真理の愛をうけいれなかつたための罰である。それで神は,彼らが嘘を信じるように,誤りの働きを送り,こうして真理を信じないで不義をよろこんでいたすべての人を裁かれるのである。』― テサロニケ後 2:9-12,新世。

15 (イ)虚言者はヱホバを欺きますか?(ロ)ヱホバは何に基いて人々に報いを与えますか? このことは虚言者にとつて何を意味しますか?

15 ヱホバをだますことはできません。ヱホバは,各人の心の願いは何であるかということを間違いなく知ります。そして,人間の裁きは,このことに基いてなされるのです。『ヱホバはすべての心を探り,すべての思想を暁り給うなり。汝もしこれを求めなば之に遇わん。されどなんじもし之を棄てなばながく汝を棄てたまわん。』(歴代志略上 28:9)悪い心と汚れた動機を持つ者たちは,神の正義の新しい世で住むことはできません。新しい世に入れる者たちは,ただ義しくて清く,そして真実な者たちだけです。『生命の樹に行く権威を与えられ,また大きな門を通つて都に入ることができるために,自分の衣服を洗う者たちは幸福である。犬ども,霊媒術を行う者ども,淫行をする者,殺人者,嘘を好んで行う者たちは,外に出されている。』(黙示 22:14,15,新世)噓とか,またサタンの支配下にあるこの古い世でたがいに結びつきを持つ他の悪を行う者たちは,その行いに従つて報いをうけます。ヱホバは,そのことについて疑問の余地を残していません。『神の子が言うことは,次のようなものである。………「私は奥底の考えと心を探り,あなた方各人の行に従つて報いを与えるものである。」』― 黙示 2:18,23,新世。

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