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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1982
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家族としてエホバに喜ばれるものになる

「妻たちよ,夫に服しなさい。……夫たちよ,妻を愛しつづけなさい。……子どもたちよ,すべての事において親に従順でありなさい。これは主にあって大いに喜ばれることなのです」― コロサイ 3:18-20。

1 エホバに喜ばれる家族であるためには基本的に何が必要ですか。しかしどんな障害に立ち向かわねばなりませんか。

創造者に喜ばれることを願うクリスチャンの家族にとって基本的に必要なことは,適法に与えられた権威に従うことです。あなたは権威をどのように見ますか。新聞や雑誌を読んでも,テレビのニュース番組を見ても,あるいはラジオのニュースを聞いても,権威に対して反抗的な態度を取ることが世界的傾向となっている証拠は少なくありません。この態度は個人の考えに容易に影響します。家族の場合,もし権威への服従に対する見方が,自分の周囲で日々起きる出来事に影響されているなら,その見方は大きな争いを引き起こすことがあります。

2-4 権威を認めるということになると,家族に対してどんな質問が生じますか。

2 もしあなたが夫また父親の立場の方であるなら,家族の中で権威を行使することをどのように見ておられますか。家族の頭である夫は,家族に関係した問題で絶対の決定権がある,そして家族を支配するのは自分の権利であるとお考えですか。それとも,家族の平和を保つためには,妻に頭の責任を任せてしまう方が気が楽だとお感じですか。

3 もしあなたが妻また母親の立場にある方なら,夫が行使する権威の下にあることにいら立ちを感じますか。夫が家族の中で権威を行使するその仕方に従うのは難しいと感じますか。そのような権威からの自由を要求する,反抗的な自分に気付きますか。

4 もしあなたが少年または少女であるなら,お父さん,お母さん,あるいは後見人の方であれ,親の権威というものをどのように見ていますか。自分は親の指図に進んで従っていると感じますか。それとも親の権威に反抗していますか。親の権威からの独立と自由を要求していますか。

5 権威に対する見方はどんな関係に影響を及ぼしますか。

5 権威に対する見方と服従は,創造者エホバとの関係にも,自分が日々生きている世界の人々や,自分と家族関係にある人たちにも,深い,永続的な影響を及ぼします。それで,今日クリスチャンと主張している人々は権威に対して,とりわけそれが家族制度に関係したものである場合に,どんな態度を取るべきかを知っておくのは良いことです。わたしたちは創造者に喜ばれる家族でありたいという願いを持たなければなりません。

家族制度

6,7 エホバは最初の人間夫婦にどんな命令をお与えになりましたか。エホバは女に,どんな役割を与えることを意図されましたか。

6 まず,人間の創造者であるエホバ神は,家族という単位を最初にお造りになった方です。神はエデンで最初の男と女に対し,「子を生み,多くなり,地に満ち,それを従わせよ」とお命じになりましたが,家族は神のこのご命令をもって始まりました。(創世 1:28,新)この家族という単位は今日に至るまで,地球に対するエホバの目的の遂行において,非常に重要な役割を果たしてきました。―エフェソス 3:14,15。

7 神がお造りになった最初の家族制度では,女は男の補助者として造られ,決して男より劣ったものに造られたのではない,とわたしたちは教えられています。むしろ女は夫の助け手として支える役目をするよう創造されました。(創世 2:18)ふたりは子供をもうけ,家族という単位を構成することになっていました。

夫と妻の役割

8 (イ)権威はどのように行使されるべきでしたか。(ロ)男は自分の妻をどのようにみるべきでしたか。

8 創造者に喜ばれる家族であるためには,秩序と指導が必要です。最初の人間夫婦は,「海の魚と天の飛ぶ生き物と地の上を動くあらゆる生き物を服従させよ」と告げられました。(創世 1:28,新)アダムという男子は神が創造された最初の人間でした。エホバは全能の神であり創造者ですから,地上で権威がどのように行使されるかを決める権利をお持ちです。神は,権威が男を通して女へ,そして両人の子へ及ぶようにされました。(コリント第一 11:3)聖書に記述されていることからみて,この権威が独裁主義的な,あるいは権威主義的な方法で行使されるべきでなかったことは明らかです。神がアダムのために創造された補助者をアダムが初めて見た時にその口をついて出た,「これこそついにわたしの骨の骨,わたしの肉の肉」という表現に注目してください。(創世 2:23,新)この美しい表現には,アダムが下位者を支配する独裁者となる立場にあったと感じさせるものは何もありません。アダムは,自分のもとに連れて来られた女を,まさに自分の体のように大事にし愛情を込めて世話をすべき『自分の骨の骨,自分の肉の肉』と言ったのです。それから何世紀かの後,使徒パウロはクリスチャンたちに手紙を書き,男は妻をどのように愛し世話をすべきかについて次のような指示を与えました。「夫は自分の体のように妻を愛すべきです。妻を愛する者は自分自身を愛しているのです。自分の身を憎んだ者はかつていないからです。むしろ人は,それを養い,またたいせつにします」― エフェソス 5:28,29。

9 (イ)女は自分の夫に対してどんな態度を取るべきですか。(ロ)両親は家庭内でどのようにして子供を育てるべきですか。

9 エホバが意図しておられたのは男が女の頭となることでした。(エフェソス 5:23,24)女は男の補助者として,敬意と愛とをもって扱われるべきでした。そうすれば妻も夫に対して「敬意」を抱くことができ,夫に進んで『服す』ことができるからです。(エフェソス 5:33。ペテロ第一 3:1)ふたりは共に働いて,子供をもうけ,言葉で教えたり,手本を示したりしてエホバに喜ばれることを教え,家族制度がエホバの祝福を受けるようにすべきでした。神が後で示しておられるように,父親と母親は子供に対して権威を行使する際に,子供をいら立たせないようにしなければなりません。むしろ,エホバの懲らしめと精神の規整とをもって子供を育てなければなりません。子供に与える懲らしめや教えはキリストの教えに基づいたものでなければなりません。(エフェソス 6:4。箴 1:8,9と比較してください。)親はまた必要な時に矯正のむちを用いることも要求されています。(箴 13:24; 29:15)以上,夫と妻の責任について簡単に触れたに過ぎませんが,家庭内で,権威は愛と公平とをもって行使されるべきであるというのが,エホバのつくられた取決めであることは明らかです。

子供の責任

10 多くの若者は人に服従したくないためにどんな態度に出ますか。以下に掲げられる資料の目的はどこにありますか。

10 現代のニュースメディアや他の情報筋は,人に服従したくないという気持ちを人々の心に満たしてきました。若い人々の中には,親からであろうと,他の権威ある人からであろうと,自分の生活が監督されることを一切嫌悪する人が少なくありません。家族の中で権威を正しく行使する重い責任が父親と母親にあることは事実ですが,子供たちにも責任があります。エホバに喜ばれる,強くて霊的に健全な家族という単位が必要とされているのですから,子供に関する幾つかの問題や,権威と権威に対する正しい服従に関する子供の側の認識について考えてみることにしましょう。

11 (イ)「あなたの父と母を敬いなさい」とはどういう意味ですか。(箴 1:8,9,新; 4:1-3)(ロ)子供は,自分個人の権利が侵害されていると考えられる場合でも,どのような態度を取るべきですか。(箴 3:11,12)

11 「あなたの父と母を敬いなさい」。使徒パウロはこの点,すなわち十戒の第五の戒めを論ずるに当たって,これは「次の約束を伴った最初の命令です」と言いました。その約束とはこれです。「それはあなたにとって物事がよく運び,あなたが地上で生き永らえるためである」。(出エジプト 20:12,新。エフェソス 6:2,3)わたしはクリスチャンです,と断言する子供は,父と母を敬いなさいという命令に従う義務の下にあります。では子供はどのようにして親を敬い,尊び,また親に敬意を示すのでしょうか。確かにそのような子供は,親に対して愛を示し,子供の世話と訓練のために親が払う努力に対して感謝を表わさなければなりません。また親の判断や決定を尊重することも学ばなければなりません。(箴 22:15)自分個人の権利が侵害されているように思えることがあっても,子供は「主と結ばれた……親」に従う義務があります。(エフェソス 6:1)「地上で生き永らえ」,将来の命のためのエホバの是認を得たいのであれば,子供は自分の親を敬わなければならないのです。

12 (イ)エホバに喜ばれるためには,親または後見人のどんな権威を認めるべきですか。(ロ)いつも品行方正な人は,同じ年ごろの人々からどのようにみられることがありますか。(箴 1:10-16)

12 権威を認める。親を敬うことと非常によく似ているのは,権威,すなわち特定の制限を設けたり,子供がしてよいことやしてはいけないことを決める親の権利を認めることです。権威に従うことは子供にとって非常に難しい場合が多く,家庭内でそれが争いの種になることは少なくありません。先に述べたように,ニュースメディアや他の情報筋は,親の権威を覆し,親の権威からの自由を要求することを若者に勧めるような情報を提供することがよくあります。そのよい例は,今日見られる,乱交に対する態度です。この事態は,純潔を保つ若い男女が同じ年頃の人々からしばしば悪く思われるというところまで進んでいます。そういう人々は,聖書の高い道徳規準を固く守る人たちを,どこかおかしいとか,魅力がないとか考え,その人々は彼らのいわゆる友達に関する限り「のけ者」です。―ペテロ第一 4:4を参照。

13 人間の作った法律の中には,時々,どのように悪行を助長することになるものがありますか。

13 政府の幾つかの法律は,親の同意なしに行なわれる堕胎を合法化することによって,若い女性の不行跡を実際に助長しています。15歳の一少女は,ある医師は親の許しなしにわたしの耳に穴を開けることを断ったけれど,アメリカの最高裁判所は,未成年の少女でも親の許しなしに堕胎をしてよいという判定を下している,と述べました。最近一人の医師は,避妊具の宣伝を拡大する努力について,アメリカ医師会ジャーナル誌の中で次のように述べました。「医師たちが乱交を進んで認め,それを勧めてさえいるのには全く驚かされる。……我々は,自制や貞節を含め,責任ある健康的な性習慣を奨励するのを学ぶことにもある程度力を注ぐべきであるとわたしは思う」。

14 エホバに喜ばれることを望む少年少女は,自分たちを不道徳から守ろうとする親をどのようにみるべきですか。

14 エフェソス 6章1節には,的を射たこのような神の言葉の助言があります。「子どもたちよ,主と結ばれたあなたがたの親に従順でありなさい。これは義にかなったことなのです」。従順であるためには権威を認める必要があります。親は自分の子供たちを,神に喜ばれるよう,神の言葉に述べられている道に従って育てる責任をゆだねられており,神の言葉は乱交や性の非行を禁じています。(出エジプト 20:14。コリント第一 6:9,10)子供たちを不道徳な世から守ることに関心を持つ親であるなら,その親は子供たちからの忠実な支持を受けるに値する親です。聞き分けのよい,神を恐れる子供は,そのような親の権威の下でいら立ちを感じるのではなく,親に従いなさいという聖書の助言に従います。それは神がよしとされることであり,自分自身のためになり,また確かな将来を約束することを知っているからです。―箴 3:1,2。

15 親の権威に服従しようとしないことはなぜ重大なことですか。

15 親に従おうとしないのはエホバ神に対する不従順でもあります。エホバは人類を治めるための規則や規定を設けられましたが,それと同じように,神は,子供を含む家族という単位の行動を律する正しい規定,つまり家の規則ともいえるものを作る権利を親にお与えになりました。もしそれらの規則や規定が神の言葉に反しないものであれば,子供は親の権威に従順に従う義務があります。

家族の中の愛

16,17 (イ)エホバに喜ばれることを願う家族にとって愛はどれほど重要なものですか。(ロ)コロサイ 3章12-14節にはどんな適切な助言が含まれていますか。(ハ)コロサイ人に対するパウロの助言を効果的なものとするために,どんなことが勧められていますか。

16 家族への愛。家族という単位がエホバに喜ばれるものであるためには,親に対して愛が示されなければなりません。夫は妻を自分自身のように愛しなさいと教えられており,妻は夫に対して深い敬意を抱かなければなりません。親も子供もみな同じように,愛という王たる律法をお互いに対して実践しなければなりません。(ヤコブ 2:8)使徒パウロはこの問題に関してある適切な助言を与え,次のように書きました。「優しい同情心,親切,へりくだった思い,柔和,そして辛抱強さを身に着けなさい。だれかに対して不満の理由がある場合でも,引き続き互いに忍び,互いに惜しみなくゆるし合いなさい。エホバが惜しみなくゆるしてくださったように,あなたがたもそのようにしなさい。しかし,これらすべてに加えて,愛を身に着けなさい。それは結合の完全なきずななのです」― コロサイ 3:12-14。

17 これはただ読めばよい,あるいは口でただ機械的に繰り返せばよいだけの言葉ではありません。聖霊が語った,真剣に考慮すべき言葉なのです。ですから,クリスチャンとしてのそうした必要条件を一つ一つ復習し,それらを熟考されるよう,この記事を読む方すべてにお勧めします。そしてご自分の家族と関連させてそれらを考えてください。パウロの言葉は,あなたの身近な家族の中の夫または妻,父親,母親あるいはその他の人々との関係にどのように影響するでしょうか。使徒が述べたすべての点でエホバを喜ばせているでしょうか。人はそうした助言に従って生活すると同時に,親の支配から独立することをしきりに願ったり,大声で親と口論したりすることはできないのです。親もまたそのように子供を扱うことはできません。エホバに祝福される幸福な家族は,神の言葉聖書にある訓戒を深く,真剣に,そして定期的に熟考しなければなりません。そうするときに,聖霊によってそのような言葉を書かせた,「祈りを聞かれる方」に見倣うことができるのです。―詩 65:2,新。エフェソス 4:31,32。コロサイ 3:15-17。

18 わたしたちは今日どんな冷厳な事実に直面しますか。そのことからどんな質問が生じますか。

18 両親がそろっている家庭であろうと,片親だけの家庭であろうと,その訓戒は同じように当てはまり,責任も同じです。しかし残念なことに,サタンは家族を破壊し,分裂させ,征服しようと絶えず力を注いでおり,時々それに成功します。この記事を読んでおられる方はみな,悪魔が「ほえるししのように歩き回って,だれかをむさぼり食おうとして」いることを心にとめていなければなりません。(ペテロ第一 5:8)わたしたちは,エホバにとって大きな喜びであるわたしたちの家族の一致を,悪魔に破壊させるでしょうか。「親の言うことなど聞く必要はない。自分は自分のしたいようにする」という独立の精神に屈服するでしょうか。そのような道を追い求めるなら,幸福を失い,神の不興を買うことになるでしょう。

19 クリスチャンの家族はどのようにエホバの祝福を受けるようになりますか。

19 エホバの是認を得たいと思うなら ― 結局,命も死もエホバのみ手の力のうちにあるのですから ― わたしたちは神が家族制度の中に置かれた権威を支持しなければなりません。それに服することはわたしたち自身のためになるのです。そうする時にのみ真の幸福と満足を見いだすことができます。それは家族の一致と調和を促進することなので,わたしたちは昔のダビデ王が述べた次のような祝福をいただけることを期待できます。「だれがエホバの山に登ることができ,だれがその聖なる所に立ち上がれるだろう。それは,手が潔白で,心の清い者,わたしの魂を全くの無価値へと携えたことがなく,欺きの誓いを立てたことのない者。その人はエホバから祝福を,その救いの神から義を携えて行く」― 詩 24:3-5,新。

あなたはこの記事から何を得ましたか

● 権威に対するあなたの見方が家族の幸福に関係しているのはなぜですか。

● クリスチャンの家族における夫と妻の役割についての大要は聖書のどこに記されていますか。

● 子供が親の権威を認め敬うなら,どんなよい影響がありますか。

● 家族の愛を深める努力は,多くの家族を分裂させやすい影響力を相殺するのにどのように役立ちますか。

● あなたは,エホバに一層喜ばれる家族となるよう,以上論じてきた事柄のどの点で努力したいと思いますか。

[17ページの図版]

エホバは,夫と妻がお互いに補い合い,一致してご自身に仕えるように意図された

[19ページの図版]

若いみなさん,あなたは家族の中での自分の役割に本当に関心を持っていますか。親のみなさん,あなたは神の勧めておられる仕方で子供と接していますか

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