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    ものみの塔 1969 | 8月15日
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      110 東京都台東区根岸4丁目15番18号

      ものみの塔大会宿泊係

  • 読者からの質問
    ものみの塔 1969 | 8月15日
    • 読者からの質問

      ● 子供を死産した婦人は,神に忠実なら,その子供の復活を当然期待できますか。―英国の一読者より

      まず初めに,そのような経験をされた方々に心から同情致します。ほんとうにそれは悲しい出来事です。そのような事が起こると,わたしたちは,「もはや死もなく,悲しみも,叫びも,苦痛もない」神の新秩序の必要性をあらためて強く感じます。(黙示 21:4,新)その時がこなければ,このような人間の不完全性の悲しい結果は拭い去られません。

      婦人が妊娠するときは,卵子が受精し生命が移されます。神の見地によれば,子宮内の生きている胎児は一つの魂と見なされます。正常にいけば胎児はやがて生まれ,神の前に別個の人間となります。モーセの律法では,もしある人が婦人を傷つけ,おなかの子供を流産させたなら,その罰は「魂には魂を」でした。(出エジプト 21:22,23)ゆえに聖書の見地からすれば,故意の堕胎は殺人です。―出エジプト 20:13。ペテロ前 4:15。

      しかし,胎児が,完全に成長し,生まれないうちに,病気や事故などで死ぬことがあります。こうした流産や死産の直接的な原因はたくさんありますが,その根本原因は人間の不完全さです。ですから,わたしたちは,不完全性を永久に根絶して下さるよう神に頼らねばなりません。

      このような場合の復活の可能性についてはなにが言えますか。復活とはふたたび生き返らせることを意味します。人がふたたび人間の生命に生き返ったという,聖書中のいくつかの例は,人が死んだ時と同程度に発達した肉体と精神をもって生命に帰ることを示しています。(列王下 4:17-36。使行 20:9-12)このことを流産や死産にあてはめて,将来エホバが一人かあるいはそれ以上の成長段階にある胎児を婦人の胎内にお入れになると考えるのは理にかなったことでしょうか。いいえ,そのようには思われません。また,このような悲しい経験をした婦人たちがそれを実際に期待するとも思われません。

      それに,復活はエホバの前に一個人として生活した人々のためのものです。誕生してほんのわずかの期間生きた子供でも,やはり個人として存在したわけです。しかし,流産や死産した胎児は,聖書の見地から,発育中一つの「魂」と見なされますが,実際には独立した別の人間として生きたのではありません。したがって,このような場合は聖書に述べられている復活にあずかることにならないようです。―使行 24:15。

      私たちはこの見解がある人々を大へん失望させるかもしれないことを十分承知しています。しかし,これはけっして不人情や独断的態度から出たものではありません。私たちは,神のみことばを根拠にして率直かつ正直にお答えしているにすぎません。私たちは,自分が特定の場合について判断を下す立場にいないということを強調しなければなりません。区別のむずかしいいろいろな場合が持ち出さるかもしれませんが,それらについては,私たちは,このように申し上げねばなりません。エホバが裁き人であり,すべての事情をよくご存知ですから,エホバが断を下されると言う以外にはありません。

      エホバは知恵,あわれみ,そして公正の点で全く完全であられることを私たちは知っています。彼は「真実なる神であって……義であ(り),正である」方です。(申命 32:4,口語)クリスチャンは,神とまた次のようなお約束に信頼を深めるべきです。すなわち「あなたの前には満ちあふれる喜びがあり,あなたの右には,とこしえにもろもろの楽しみがある」。(詩 16:11,口語)それで私たちは,これまで検討してきたような悲しい経験を持つすべての方々にエホバが正しい事をなさると確信して,問題をエホバのみ手に委ねるよう心からお勧めします。

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