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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1981
塔81 7/1 4–7ページ

あなたは幸福を見いだせます

問題が起きて,せっかくの幸福がいつもだいなしにされてしまうように思えますか。多くの人の場合に確かにそうなっています。

そのため,『あらゆる手を尽くし』,スリルや幸福を味わうためならほとんどどんなことでもする人がいます。一方,人生が問題で満ちているのは仕方のないこととしてあきらめ,極楽浄土や天国その他で幸福を得ようと考えている人もいます。

神は,将来義の新体制で幸福になるという見込みを置いてくださっていますが,今日でもわたしたちが幸福になるよう望んでおられます。そして,そのことは可能なのです。―ペテロ第二 3:13。テトス 1:2。ヘブライ 11:6。

現在でも将来でも,幸福になるかぎは神の方法で物事を行なうことにあります。確かに,神の道に現在従うことによって,生活の喜びを損ないかねない様々な問題を避けることができます。また,神の方法で物事を行なうなら,現在でも日々の生活が一層楽しくなるような生活様式が生み出されます。この点を具体的に示すため二つの一般的な問題,つまり金銭と孤独に関係した問題を考えてみることにしましょう。そしてその際,神の助言とクリスチャンの生活の仕方が幸福にいかに役立つものかを調べてみることにしましょう。

金銭上の問題を解決するのに役立つ

お金が必要なことはだれもが知っています。聖書の一筆者はそれをこう表現しました。「宴は人を幸福にし,ぶどう酒は人を元気付ける。だが,お金がなければそのいずれも得られない」。(伝道 10:19,今日の英語聖書)インフレのために,生活費は毎日のように上がっています。聖書はこの点でどのように役立つでしょうか。

聖書の教えを適用することは,まず,職に就いて必要なお金を得るのに役立ちます。例えば,聖書は勤勉さや正直さを高く評価しています。

「怠惰な者は望みはするが,何も得ない。勤勉な者は十分に与えられる。あなたは自らの業に巧みな人を見たか。その人は王たちに仕える」― 箴 13:4; 22:29,モファット訳。

「盗む者はもう盗んではなりません。むしろ,ほねおって働き,自分の手で良い業をなし,窮乏している人に分け与えることができるようにしなさい」― エフェソス 4:28。

「静かな生活を送り,自分の務めに専心し,自活することをあなたの目標としなさい。……そうすれば……自分の必要物をだれにも頼らずにすむのです」― テサロニケ第一 4:11,12,今日の英語聖書。

この助言がいかに実際的なものか考えてください。なるほど,詐欺や盗みを働いたりわいろを贈ったり縁故関係を利用したりして,他の人よりぬきんでる者がいるのは事実です。しかし,長期的な観点から物事を総合的に見るなら,こうした聖書の助言を無視する人よりそれを適用する人の方が成功するものです。どうしてですか。

従業員が遅刻して来る,まじめに働かない,信用できない,と雇用者や経営者がしばしば嘆いているのに恐らくお気付きのことでしょう。ですから,神の助言を適用するゆえに,時間を守り,勤勉に働き,正直である人は大抵,仕事を見付けることができますし,大切に扱われます。賃金もよく,他の人が解雇される時でも職を失うことが少ないでしょう。次に挙げる二つの実例を考慮してください。

南アフリカのある電気器具店で従業員による盗みが横行したため,経営者はアフリカ人の従業員を全員集めて解雇を通告しました。ところが翌日,いつもの通勤列車の中で,一人の従業員が別の従業員に会いました。『どうして出勤するのか』という質問に対して,正直に働いていたので自分の場合は例外であると経営者から個人的に告げられたという答えが返ってきました。質問をした従業員の場合もこの人と同じでした。職場に着くと,同じように告げられた従業員がもう一人いました。三人とも真のクリスチャンでした。

英国のある道路建設会社に勤めているロバートは,だれから電話があっても留守だと言うようにと重役から告げられました。ところが,電話がかかってきた時,重役は手がふさがっていると告げました。このことをとがめられると,エホバの証人であるので自分はうそをつくことができないとロバートは答えました。(エフェソス 4:25)後にロバートの昇進が考慮された時,同僚の一人がロバートの正直さに疑いを投げかけました。ところが,前述の重役は事実を挙げてロバートの弁護に回り,彼は昇進することになりました。

他の面でも聖書の助言に従えば,金銭の絡んだ問題を避け,それに対処するのに役立ち,幸福を増し加えることになります。

神の言葉はお金を借りることにはっきり注意を喚起し,こう述べています。「借りる人は貸す人の奴隷である」。(箴 22:7,改訂標準訳)聖書はお金を借りることを禁じてはいません。しかしこうした賢明な助言は,高い利息を払って負債を抱え込むことになる信用買いをしたいという誘惑を抑えるのに役立ちます。

聖書は真の崇拝者に他人の財産に敬意を払い,それを大事に扱うよう勧めています。また,清潔であることの大切さをも指摘しています。(申命 22:1-4; 23:12-14。出エジプト 30:18-21)借りた家を正しく管理するクリスチャンは大抵良い借家人であることが認められ,家を安く借りられる場合もあります。アフリカのある国の首都から次のような意義深い報告が寄せられています。

クリスチャンのある家族は自分たちの借りていた家をきれいに保ち,家賃もきちんと支払っていました。(ローマ 13:8)その家族は引っ越す時に,会衆内の別の家族を家主に紹介しました。すると家主は,普通なら家賃を大幅に上げるところだが,これらの人たちは信頼が置け,家を清潔に保つので,家賃はすえ置くと言いました。その家賃は付近の相場の約半分にすぎませんでした。

神の助言を適用すると幸福が増し加わる別の点は,経済的な害をもたらす常用癖や習慣を避けることです。飲み過ぎや泥酔もその一つですが,聖書はそれを否としています。酒代もばかになりませんし,酔っ払って仕事を休んだり事故を起こしたりすることも少なくありません。聖書は的確にもこう警告しています。「いつもぶどう酒を飲む者になってはいけない……大酒飲みや大食漢は貧しくなり,眠気でぼんやりしている頭は人にぼろをまとわせる」。(箴 23:20,21,エルサレム聖書)このように,神の方法で物事を行なうなら金銭上の問題を軽減したり避けたりすることになり,様々な点で一層幸福になります。

最後に,富に対する神の見方を受け入れる時,幸福は一層増し加わります。それはお金を捨てるという意味ですか。そうではありません。お金も保護になるからです。(伝道 7:12)しかし,神の言葉は満足することを強調しています。同様にイエス・キリストも,富を得ようとあくせくするのではなく,今ある物もしくは理にかなった仕方で得られる物で満足するよう諭しておられます。ルカ 12章22節から31節に記録されているイエスのこの意味深い言葉をお読みになってください。さらに聖書は次のようにも勧めています。「滋養物と身を覆う物とがあれば,それで満足しましょう」。(テモテ第一 6:8,バークリー訳)こうした見方は確かに有益です。事実,現代の心理学者たちでさえ,金銭に対するこうした見方を持つなら幸福になれることを認めるようになっています。

孤独感に対処する

しかし,金銭上の問題があるからではなく,孤独感にさいなまれて失意を味わっているために幸福でないならどうですか。自分にはそうした問題がなくても,そのような人を大勢知っていることでしょう。5万2,000人を対象に行なわれたある調査では,40%以上の人が「しばしば孤独を感じる」と答えました。老若男女を問わず多くの人から幸福を奪っているのはこの感情でした。

これは親しい親族や友人がいないことと関係のある問題なのに,神の方法で物事を行なうことがどのように助けになるでしょうか。この点に関して聖書は,幸福を増し加えるのに役立つどんなことを述べているでしょうか。

まず,孤独感は往々にしてうつ病を引き起こしたり自尊心を失わせたりすることがありますが,神の方法で物事を行ないたいと思っている人は神との間に良い関係を築きます。これは孤独感を和らげるのに役立ちます。創造者が個人的に関心を示してくださり,進んで助けを差し伸べてくださることが分かるので,自分が有用であると感じられるからです。―マタイ 18:10。

さらに聖書は,孤独な人に与えられる「忙しくしていなさい」というありふれた助言以上の優れた助言を与えています。聖書はクリスチャンに良い業に活発に励むよう勧めています。使徒 9章36節から42節を開いて,普通なら孤独感を抱きかねないクリスチャンの一婦人がどのように良い業に活発に励んだかをお読みください。その婦人は時間を割いて他の人のための物を作りました。これによって,多くの親しいクリスチャンの友人を得,与えることからもたらされる幸福を味わいました。―使徒 20:35。

良い業すなわち真のキリスト教に特有の与える業の一つに,神の言葉の真理を他の人々に教えることがあります。これによって熱心なクリスチャンは有益な事柄に忙しく携わることになります。この業に携わる時,様々な人と接します。また,他の人が神に近付き幸福になるよう助けるのですから,深い満足も得られます。「良いたより」を公に宣明することは,務めすなわちこの時代における神のご意志を行なうことの一部であると同時に,個人の幸福を増し加える源なのです。

また神は,クリスチャンが聖書研究と交友のために定期的に集まり合うよう勧めておられます。(ヘブライ 10:24,25)人がいること自体は必ずしも孤独の問題の完全な解決策とはなりませんが,愛に満ちたクリスチャンと定期的に温かい交わりを持つことは確かに助けとなります。それは経験から証明されています。エホバの証人の集会に出席してみてください。孤独感に対処し,金銭や結婚,ストレス,その他広く一般に見られる幸福を損なう様々な事柄に関係した問題に立ち向かう上で,聖書の助言に従うことが多くの人の助けになっている様を観察できるでしょう。

現在の事物の体制が存続する限り,問題はなくならないでしょう。こうした問題にほんろうされるままになったり,不確かな方法を試みてそれに対処しようとしたりするのではなく,間違いなく成功を収め,より一層幸福になれることを行なってはいかがですか。つまり,神の考え方を学び,それを適用するのです。世界中の幾百万もの人々が経験から知っているように,これは広く一般に見られる様々な問題を回避し,避けられない他の問題によりよく対処する助けとなります。そうすれば,幸福へ至る道はふさがれてはいないことが分かるでしょう。あなたはそのかぎを見いだし,それを用いたことになるのです。

その結果,より有意義な人生,神の是認,増し加わった幸福を享受できるでしょう。

[6ページの囲み記事]

「幸福はとらえどころのないものであることが分かる」

心理学者ジョイス・ブラザーズ博士は『人生から最大のものを得たいと言う場合,実際には幸福について話している』と語りました。お金が幸福を見いだすかぎでしょうか。同女史はこう述べています。

「年収10万㌦の人は,年収2万㌦の人より良い服を着,快適で良い生活を送れるだろうが,だからと言ってとりわけ幸福であるわけではない。……

「事実の示すところによれば,十分かつ適正な収入が幸福をもたらすのであり,お金が多過ぎるとめったに幸福になれない。お金は妄想に過ぎない。また,それは罠,つまり心に強く抱いている目標に到達するのを阻む落とし穴ともなり得る」。

[7ページの囲み記事]

「エホバの証人は,その独自の会衆生活において,信頼と受容からなる偽善のない社会を形成している。……エホバの証人は,以前の生き方に代わる生き方を[人に]与えるが,それは信者が主体性と自尊心を得,受け入れてもらえる社会と将来への希望を見いだす道を開く」―「現代アメリカの宗教運動」。

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