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  • あなたは地上で永遠に生きる人となりますか
    ものみの塔 1958 | 1月15日
    • かをしなくても,話さなくても,考えなくても,それはどうでも良いことになります。永遠という尺度から見るとき,私たちの一生は取るに足らぬ一点です。時の流れの中で,それはごく僅かなものです。多岐にわたる人間一生の関心事や活動を振り返つて見た伝道者が,それらは空しいと言つたのは正しいことです。私たちは余りに早く過ぎ去るため,決して来なかつたもののようであり,その存在を知られずに,来ては過ぎ去る何千万人の一人なのです。この見方は皮肉でもなければ,陰気で一風変つた病的な見方でもありません。この生命がその全部であるとすれば,これは真理であり,たしかな事実,実際に即した見方です。

      17 しかし,それが人間の持ち得る凡てではない以上,人は何をするべきですか。

      17 しかし,これがすべてではないなら,そして私たちに生命を与え,霊感の書物によつて私たちに生活の仕方を告げられた創造主が存在するなら,すべての力を傾けて創造主の言われることを行う方が良いのです。一時のあいだ存在する一葉の草を過ぎ去ることのないセコイヤの樹にし,過ぎ去る影を留め,しぼみかかる花に色を保つには,何をすることが必要であるかを創造主は告げられています。現在の仕事,職業,思想,言葉など何れを挙げても,私たちの生命を永続するものにし,時の流れの中で永遠の泳者とならしめるもの以上に重要なものは一つもありません。あるいは,それらのものは全く重要でさえないのです。一瞬の時にしか過ぎないこの生命にあつて,これは最も実際的な,また唯一の実際的な行いです。故に,この生命と,小さな人間があがきながら追い求めている事はすべて空しいことを示した後で,伝道者は人間のすべての空しい業と努力と弱さを捨て去り,はかない此の生命にあつて唯一の重要なことを的確に指摘しているのです。『事の全体の帰する所を聴くべし。いわく,神を畏れその誠命を守れ。これはすべての人の本分たり。』― 伝道之書 12:13。

      18 私たちが地上で永遠に生きる者となるか否かは,どんな質問に対する答によつて決まりますか。

      18 私たちは自分の目で周囲を見回すとき,創造主の存在と力,創造主の知恵と尊厳を示す証拠を見ることができます。私たちは創造主の言葉である聖書を読み創造主とその地球,地に対する御目的,また,私たちが地上で永遠に生きる可能性など,更に多くの真理に対して心の眼を開くことができます。私たちはすべての人の本分を守りますか。神をおそれ,神の御意を学び,それに思いをめぐらし,それを行い,また他の人にも告げて彼らの神の御意を行うように助けますか。私たちはサタンの下にあるこの世と,その業,その冒瀆,その地を滅ぼす行いを避けますか。私たちは神の御心と調和して地を用い,地を耕やし,美化し,鳥や動物を世話し,地がヱホバの讃美を反映するのを助けますか。それとも,私たちは悪く振舞つて神のこの鏡を汚し,神の知恵と力と讚美を照り輝さないようにしますか。これらの質問にどう答えるかによつて,そして,その答にふさわしく生きるかどうかによつて,私たちが地上で永遠に生きる者になるか否かは決定されるのです。『そは義人は地にながらえおり,完全者は地に止らん。されど悪者は地より亡され,悖逆者は地より抜きさらるべし。』― シンゲン 2:21,22。

  • 障碍を克服して伝道する
    ものみの塔 1958 | 1月15日
    • 障碍を克服して伝道する

      カリフォルニャにある,ヱホバの証者のベルガーデン会衆にいる或る正規奉仕者は非常に苦しい経験をしています。この人は4年前,悪質の小児麻痺にかかりました。この病気にかかつてから次の1年というものは,鉄の肺の中に入れられ,鉄の肺を出てきてからは,昼も夜も揺り寝台ですごし,人工呼吸装置の助けによつてやつと生きていました。しかしもつと大切なことは,この人が霊的に非常に生き生きとしていることです。彼には非常に誠実な妻があつて,小さな息子を神権的に教育しています。その地区の奉仕中心地は,その人の住んでいる小さなアパートの中にありますから,この兄弟は,そこで行われる聖書の研究に活発に参加します。そればかりでなく,その地方の神権学校でも彼の順番がくると,聖書の講話や生徒の話を行いますが,それは全部,テープ・レコーターを使つてなされるのです。どんなに度々奉仕会の割当があたえられても,気分が悪いからとか,苦しいからというようなことは少しも口にしません,むしろその割当を録音して,きちんと時間通りに御国会館に送り届けます。この人は,野外奉仕でもよい結果を得ています。他の兄弟たちの協力によつて氏名や住所が与えられると,この兄弟はそれらの人々に,ヱホバの御国の素晴しい証言を書いて(他の親切な証者が代筆する)手紙で送るのです。この会衆内ではその兄弟ほど明朗な人はいません。そしてよい助言によつて他の多くの伝道者を励ますことに大きな働をしています。呼吸を助ける人口呼吸機のものういうなりと,ひねもすゆらりゆらり動く揺り寝台の上で,自分自身をあわれみながらいたずらに時をすごすかわりに,この兄弟は毎日ヱホバの準備される真理で心をみたし,精神を進歩的に明るく保つています。

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