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  • 笑うのは健康によいことですか
    目ざめよ! 1972 | 3月22日
    • 応じて血液中に糖分として放出されるのです。また肝臓は,種々のビタミンと鉄分を貯蔵しますが,そのどちらも,アルブミン,グロブリン,フィブリノゲンなどの血液たんぱく質を作りだし,また貯える働きをします。胆汁は,肝臓によって作りだされるもう一つの物質であり,この分泌液は消化の働きを助ける役目を持っています。

      笑うと消化が良くなると言われてきましたが,これは,笑うと胆汁の分泌が多くなることを示しています。

      それに,消化作用のほとんどは小腸で行なわれます。したがって,笑いのマッサージが小腸にも,益をおよぼすのは明らかです。

      笑うことにはもう一つの益があります。笑いによって大腸がマッサージを施されると,通じが良くなると言われています。

      平衡のとれた見解

      有益であるとはいっても,賢いソロモン王が述べているように,笑うにも「時」があります。(伝道 3:14)良いことでも,度を越すなら,有害となる場合があります。笑いもその例外ではありません。「医学衛生図解百科事典」(1,345ページ)にはこう書かれています。「だから笑いは,人体の他のすべての機能に似て十分使うべきだが,使い過ぎてもいけない仕組みなのである。人体のどの機能であっても,働かせ過ぎたり,使い過ぎたりすれば,その機能を十分に発揮させることはできない」。

      笑い過ぎると吐気を催すこともあります。とくに子どもの場合,笑い過ぎると膀胱と直腸の括約筋が急にゆるんで,困った結果になりかねません。笑うことが心臓病や呼吸器疾患にかかっている人たちに危険であると考えている医師さえいます。

      もちろん,笑いが身体にそのような悪影響を及ぼすのは比較的まれです。笑いを制御すべきもっと重要な理由があるのです。一つには,笑いがその場にふさわしくないときには,制御しなければなりません。思慮に欠けた笑いは,他の人々に不快な感じを与えるものです。そうした笑いは,励ましとなるよりも,他の人々をがっかりさせます。聖書は,そのような笑いを,釜の下で燃えるいばらの音になぞらえています。―伝道 7:6。

      わたしたちには人生を真面目に考えなければならない時があります。もし自分が,うわついた笑いのために時間を浪費し,りっぱなわざを行なうことによって良い名を得ていないことに気付くなら,それは自己反省をし,自分の行動を悔い改める十分の理由と言えます。それをするなら,賢いソロモン王が認めたように,心は良い方向に向かうでしょう。―伝道 7:3。

      人に励ましを与える者となるためには,他の人々に心からの同情心を持つように努め,時と場所をわきまえて喜んだり,悲しんだりすることが必要です。他の人々が,良いことにめぐり合って喜びにあふれているならば,わたしたちも無私の気持ちで喜んであげたいと思うでしょう。同時に,逆境にある人々には機会を目ざとくとらえて慰めを与えねばなりません。そういう人のことを忘れて,ふざけるのはなんと軽はずみでしょう。

      笑うにふさわしい時には笑ってください。しかしもっと大切なことは,快活で喜びに満ちた性質を培うことです。単に笑いのための笑いではなく,そうした性質を培うことによって,他の人々に励ましを与える者となり,また自分自身,精神的にも,身体的にも,また感情的にも益を受けることができます。

  • 父親と子ども
    目ざめよ! 1972 | 3月22日
    • 父親と子ども

      ● 父親が自分の子どもたちのためにできる最も有益な事柄のひとつは,彼らの母親に深い愛を示すことである。

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