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賢人はどんな意味で述べたかものみの塔 1977 | 10月1日
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は,自制を保つことに困難を感じ,性急に行動し自らを傷付ける傾向があります。しんぼうできない人は,自分の願いがかなわないと,すぐに怒りを燃え上がらせます。そうした人はすぐに腹を立てたり,激しい敵意をつのらせたりします。胸の中にあるかのように身近なものとしてそのような怒りや敵意をはぐくんでいるのです。それゆえ,ソロモンがそのような人を「愚鈍な者」と呼んでいるのは当を得たことです。その行動の仕方により,軽率な言行という悪い結果をもたらすからです。
過去に対する現実的な見方は,現在の不快な状況をしんぼうする上で別の貴重な助けとなります。ソロモンは次のように諭しました。「『昔が今よりもよかったのはなぜか』と言うな。あなたがこれを問うのは知恵から出るのではない」― 伝道 7:10,口。
“古き良き時代”をなつかしむ人は,その時代にも問題や困難な事柄が山積していたということを忘れています。この不完全な体制下での生活は決して理想的なものではありません。過去の時代には,もっと良いものがあったかもしれませんが,そうでないものもあります。過去に対する郷愁は大変非現実的なものとなる場合があります。さらに,昔にもどれる人は一人もいません。それで,この世のいかなる時代であろうと,それがあらゆる面でもっと良かったと考えて不満を抱くのは賢明なことではありません。そのように考えることは,人間の力では変えられない苦しい状況をしんぼうするのに助けとはなりません。
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性に対するあなたの見方 ― それはどのような相違をもたらすかものみの塔 1977 | 10月1日
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性に対するあなたの見方 ― それはどのような相違をもたらすか
聖書は性についてなんと述べていますか。「真の平和と安全 ― どこから得られるか」という本の上記の章はこの問いに答えています。192ページのこの堅表紙の本は,「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」と合わせて450円のご寄付でお求めになれます。郵送料は発行者が負担いたします。108 東京都港区三田5丁目5番8号 ものみの塔聖書冊子協会(振替 東京 5-138022番)にお申し込みください。
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