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集められた人々の価値ある業ものみの塔 1958 | 3月15日
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であると考えて,この『神の賜物』を用いず,この業に携わらない口実を探すことのないようにしましよう。『風を伺う者は種播くことを得ず雲を望む者は刈ることを得ず。』(伝道之書 11:4)たとえ,外見は不利に見えようとも,「業に励め!」を私たちの標語にしましよう。『汝朝に種を播け夕にも手を休むるなかれ其はその実るものはこれなるか彼なるか又は二者ともに美なるや汝これを知らざればなり。』(伝道之書 11:6)私たちが時間を浪費することなく,この最大の機会を前にして怠け者とならないようにと願つています。
13 私たちはあるだけの力を御国奉仕に用いなければなりませんが,それはなぜですか。この点について,若い人々への集合者のどんな戒しめは適切ですか。
13 災に終る仕事に力を浪費することのないように私たちは願います。ハルマゲドン前のいま,私たちの力を御国奉仕に使う時はきわめて短いのです。私たちは十二分の力を御国奉仕に捧げることを願います。若い人々はこの点で特別な機会を持つています。災の多くて空しい業に青春をあやまり用いるなら,時を経て神はその事のゆえに彼らを裁かれます。集合者はこう警告しています。『若い者よ,お前の若さに喜べ。若い日にお前の心が自分に善をなすようにせよ。お前の心の道に歩み,目に見るところのものの中に歩め。しかし,これらすべての事のために,(真の)神はお前を裁かれることを知れ。お前の心から悩みを取り去り,その身から炎をのぞけ。若さと生命の盛んなことは空しいからである。』― 伝道之書 11:9,10,新世。
14 (イ)災いを避け,若さと盛んな生命を空しく用いないために,何をすることを集合者は若い人々に告げていますか。(ロ)今日の大抵の子供たちは若い時代を空費して老年に達する機会がないのは何故ですか。
14 青年男女はどのように災を避け,心の苦しみを免れて,若さと盛んな生命を空しく過さないようにできますか。集合者は答えています,『汝の若き日に汝の造り主を憶えよ即ち悪しき日の来り年のよりて我は早何も楽しむ所無しと言うに至らざる先。……しかる時には銀の紐は解け金の盞は砕け吊瓶は泉の側に破れ車は井戸のかたわらに割れん。しかして塵は元の如くに土に帰り霊魂(霊)はこれを授けし(真の)神に帰るべし。』(伝道之書 12:1-7)今日の大多数の少年少女には,その若さと盛んな生命を浪費して空しい生涯を送り老令の災の多い日にまで生き延びる機会がないという事は不幸な事実です。神の時の定めに従えば,ハルマゲドンの宇宙戦争の災は,未だ若く盛んな彼らを打ち倒してしまうでしよう。彼らは偉大な創造主を憶えることをせず,価値ある業をなして創造主に奉仕していないからです。
15 なぜ,私たちは実験してみる必要がないのですか。霊感されたソロモンの言葉に注意を払うことによつて私たちは何を避けますか。
15 これで,私たちは集合者の述べたことを考慮した訳です。私たちは,何が『最も大きな空』であり,何が『災の多い業』であるかを知りました。経験によつて自らそれを証明するため,試みてみる必要はありません。王であり,そのすべての富と機会を得た彼が必要な試みをすでに行つています。そして,彼はその試みによつて見出したことを私たちに告げています。私たちはその霊感された言葉に聞き従つて,最も大きな空を避け,災をまぬかれるでしよう。
16 (イ)では,このことに関する私たちの結論は何であり,その正しい結論に基づいてなす行いは何であるべきですか。(ロ)私たちの価値ある働きはどんな裁きを受けますか。
16 彼と共にこれらすべての価値ある事柄を考慮した私たちは,何と結論し,また,その正しい結論にもとずいて何を行うべきですか。彼の言葉に述べられている如く,この事です。『事の全体の帰する所を聴くでべし云く(真の)神を畏れその誡命を守れ是はすべての人の本分たり。(真の)神は一切の行為ならびに一切の隠れたる事を善悪ともに審判たまうなり。』(伝道之書 12:13,14)神の裁きを受けないように隠すことのできるものは何もありません。ゆえに,私たちの前に置かれた義務は明らかです。個人的な,すなわち隠された生活においても,すべての人の前に明らかな外の生活においても,私たちは神の戒しめを守つて神を恐れることを証明できますように。そのとき私たちの業は価値あるものであり,私たちは神の是認の裁きを受けて,来るべき神の正義の世には神の祝福された会衆と共に永遠の生命をかちうることになります。―伝道之書 8:12,13。
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家族の反対を克服する ― ユーゴースラビヤものみの塔 1958 | 3月15日
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家族の反対を克服する ― ユーゴースラビヤ
私たちが,ヱホバの証者の大会に出席する時にきづくことは,証者たちの中で婦人が大きな割合を占めていることです。そして私たちは,彼女たちが持つ良いたよりの伝道を押し進めるための決意と熱心を尊敬します。『主みことばを賜う,その佳音をのぶる婦女はおおくして群をなせり。』婦人たちは,外国宣教に,また,御言葉を必要とする多くの場所に特別開拓者として出かけて行きました。また,彼女たちは,会衆に居残つてしつかりと立ち,制度を支持し,良いたよりを伝道するために非常な忍耐をして来ました。ヤコブは言いました,『忍び抜いた人たちはさいわいであると,わたしたちは思う。』(ヤコブ 5:11)ユーゴースラビヤ
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