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目ざめよ! 1972
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戦争,それとも平和 ― どちらのために働きますか

今日,クリスチャンとしてエホバのしもべになることを望んでいる男女は,生活のあらゆる面において真実にキリスト教を反映することができるよう,時には職業の調整が必要になります。このことは人の信仰と決意にとって厳しい試練となることがありますが,神のことばは,「金を愛する(な)」と助言しています。そして次のような保証をつけ加えています。「〔神〕みづから『われ更に汝を去らず,汝を捨てじ』と言ひ給ひたればなり」。(ヘブル 13:15)このことばが真実であることは,最近ある外国の男の人が語った経験に示されています。

1943年に彼は政府の国防および軍事関係の部門に勤め始め,その後まもなく1兵卒として軍隊に入れられました。第2次大戦中,重傷を負い,片足を失いました。除隊後,彼は再び政府の軍事および国防関係の部門に勤務しました。

年を経るうちにその人は何回も昇進し,最後には,他の国々に軍需品を供給する軍の計画に責任を持つ地位を提供され,それを引き受けました。こうして彼は他の国々に軍需品を供給する責任者となり,その仕事を監督しました。

そのころエホバの証人の奉仕者がその人の家を訪問し,彼の妻と無償の家庭聖書研究を始めました。夫は研究に反対もしなければ,参加することもありませんでした。というのは,いつも世界のあちこちを旅行していたので,聖書を研究する時間などないと感じていたからです。ところが彼の妻が,学んだすばらしい事柄を夫に話すので,夫は妻といっしょにクリスチャンの集会に出席し始め,タバコもやめて,聖書研究に参加してもいいとさえ言うようになりました。やがて彼はエホバを崇拝する人々に関して聖書がこう描写していることを知りました。「斯てかれらはその剣をうちかへて鋤となし その鎗をうちかへて鎌となし国は国にむかひて剣をあげず戦闘のことを再びまなばざるべし」(イザヤ 2:4)また彼はエホバのしもべが平和の道を歩むようにという神のご命令の下にあることを悟るようになりました。なぜならロマ書 12章18節にはこう書いてあるからです。「汝らの為し得るかぎり力めて凡ての人と相和げ」。

彼の妻と2人のむすこは神に献身し,バプテスマを受けました。しかし彼は自分のことについてこう語りました。「私は世界中の戦争をしている国々へ軍需品を供給していたのですから,自分の職業がよくないものであることは知っていました」しかし問題がありました。彼はこう説明しています。「私は自問しました。『過去25年間ただひとりの雇い主のために働いてきた,しかも片足しかない者が何をして生計を立てることができるだろうか』と。私は民間人としてそれに匹敵するような仕事を捜すにはあまりにも高額の給料をもらっていました。そのうえ私にはからだを使う仕事ができませんでした。私はずいぶん捜し,多くの人にも頼みました。そしてそのころまでには私はほんとうに自分を哀れむ思いでした」。

その後も延ばしに延ばしていましたがついに,決断を下さねばならないという結論に達しました。彼はその問題につき心から神に祈りました。彼はこう説明しています。「そのとき私は自分がどうすべきかを悟り,仕事をやめる手続きを取りました。私は定年に達していませんでしたから,収入の予定はありませんでした」。政府は彼の勤続年数を考慮して幾らかの年金を支払うよう定めたものの,それは生活していくのにはおよそ不十分なものでした。彼はどうしたでしょうか。

彼自身こう語っています。「仕事をやめる日まであと2週間というときに,私は新聞の求人欄を見て手紙を出したところ,職業の斡旋を専門とする会社の事務取締役として採用されました。

「政府の仕事の最後の日は金曜日でした。それで1日も失わずに次の月曜日には新しい職業につけたのです」。

その後まもなく彼はエホバの証人の大きな大会に出席し,水のバプテスマによってエホバへの献身を表わしました。

もしあなたの仕事が,エホバに受け入れられないもので,そのために真の崇拝を行なうことをためらっておられるなら,あなたはどうされますか。もし神に信仰を置くなら,神は本当に世話をしてくださるでしょうか。

この人は結論として次のように述べています。「エホバは私たちを豊かに祝福してくださいました。私の家族は,エホバのみが心に植えることのできる愛によってますます堅く結ばれています。仕事を変えたために,家族が生活必需品に事欠くということはありませんでした。今私たち家族はみんないっしょに近い将来に訪れる新しい秩序のすばらしい祝福を待ち望むことができます」。

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