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  • 「平和の君」の手中にある世界政府
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1971
塔71 7/15 423–424ページ

「平和の君」の手中にある世界政府

なぜ世界政府に関心をもつのでしょうか。このことに関心をもつ人は今日しだいにふえています。その理由はどこにありますか。

多くの場合,おもな原因は恐怖です。分裂した,しかも,しばしば非協力的な政治体制を多数もてば,非能率的で,むだが多く,不愉快な障害が生ずるのは理の当然です。そこで一部の人々は,ワールド・ブック百科事典(1970年版,第20巻363頁)によると,「早くも1300年代に,世界政府を夢見るように」なりました。しかし人々が世界政府のことを真剣に考えるようになったのは,第一次世界大戦で衝撃を受けたためでした。終戦にあたって設立された国際連盟は,その方向への第一歩でした。しかし連盟は第二次世界大戦にさいして崩壊しました。その戦争の恐ろしさと,近代的方法を用いる全面戦争の予想とは,諸政府を動かして,1945年,国際連合を設立させるものとなりました。

それ以後,人間は新たな危険に直面してきました。国境も国境地方も,空気・水・土地の汚染の進行を防ぐものとはなっていません。世界の一部が経済危機に見舞われると,錯雑した相互関係にある多くの国々の経済が打撃をこうむり,貧困と飢えがもたらされます。

こうした問題を解決して永遠の平和と真の安全をもたらしうる世界政府を,あなたは歓迎しますか。そのような政府を期待できる理由がありますか。

人間に世界政府がつくれない理由

国際連盟も国際連合も世界政府ではありません。なぜなら,人間は,恐怖のゆえに世界政府を考えるに至ったのと同じく,恐怖のゆえに,世界政府を可能にする権力の放棄をちゅうちょするからです。国々は互いに信用していません。だれが世界政府をつくろうと,支配者たちは,おそかれ早かれ,利己的な関心事に支配されるようになる,と人々は考えます。

先ほど引用した百科事典の「世界政府」の項に述べられているように,「解決を必要とするいくつかの問題の中には,世界政府の指導者たちをさがす問題,世界政府が圧制的にならないようにする問題,ともすると国際戦争よりも多くの流血を見る内戦を避けるなどの問題」があります。

たとえば,あなたは,だれが世界政府をひきいていけると思いますか。今日どの国の指導者たちが自国の中で,そのような責任をになう資格があることを示すほどのすぐれた支配を行なって,情実や利己心に左右されないこと,公正と正義に献身していること,そして諸問題を解する知恵と能力のあることを証明していますか。

世界政府の源

世界政府が立てられるのは必至です。しかしそれは,人間による,つまり政治政府によるものではありません。聖書には,それが立てられるという神の約束があります。神は,人間が世界政府を『夢見』はじめた時よりもずっとまえに,世界政府の必要を予見されました。人間は,何千年後の現在ついに,地球とその上に住む人間家族が,なんらかの効果的で一致した管理と指導をぜひとも必要とすることを示す,否定しがたい証拠に直面しています。世界の現状から見て,聖書の約束を顧みようとしないのは,分別のあることでしょうか。

2,700年ほどの昔,イザヤの預言は,世界政府をひきいる者の到来を予告しました。「ひとりの嬰児われらのために生れたり,我らはひとりの子をあたへられたり,政事はその肩にあり,その名は奇妙,また議士,また大能の神,とこしへのちち,平和の君ととなへられん。その政事と平和とはましくははりて窮りなし かつダビデの位にすわりてその国ををさめ,今よりのちとこしへに公平と正義とをもてこれを立てこれを保ち給はん,万軍のエホバの熱心これをなし給ふべし」。(イザヤ 9:6,7)約束されたそのかたは,神ご自身のみ子であるキリスト・イエスです。彼の支配権は,国家や政治政府から与えられるものではなく,主権者であられる神ご自身がお与えになるものなのです。

「平和の君」の資格

あなたは,キリスト・イエスのひきいる世界政府をほんとうに信頼できますか。人間による政治政府ではなく,この世界政府を,平和で安全な生活をもたらす唯一の真の希望とするほどに信頼できますか。キリスト・イエスのことを知らないかぎり,また彼の生涯,その言動,彼の教えが他の人々におよぼした影響,その教えが彼の弟子となった人々をどんな種類の人にしたか,などについての記録を読まないかぎり,たしかに信頼することはできません。あなたは今までにその記録を読まれたことがありますか。

世界政府の統率者に求められる主要な特質の中でも,正直さは高く評価されるものではないでしょうか。このことは,どの政府の場合でも同じではありませんか。イエスは真理を率直に話されたために,当時の偽善的な宗教指導者たちはイエスの命を求めるようになり,政治支配者たちは,彼らの願いを遂行することを考えるようになりました。しかし,真理を愛する者たちは,そのために彼を愛し,その弟子になりました。―ヨハネ 8:40,44-47; 18:37。

公正,公平,知恵 ― これらは支配者になんと望ましい特質でしょう。キリスト・イエスは,金持ちと貧乏人いずれとも交わって,決してわけへだてをされませんでした。またイエスはすべての人に同じ音信を伝えられました。―ルカ 5:29-32; 7:36; 14:1; 19:1-6。

イエスについて聖書が述べていることを読んでごらんなさい。そうすれば,イエスは勇気のある人であるとともに,あわれみ深くて優しく,かつ思いやりのある人であったことがわかります。(マタイ 9:36; 14:14。マルコ 6:31-34。ルカ 7:11-15; 9:10,11)イエスは威圧的であったり,尊大であったりしたことは決してありません。―マタイ 11:28-30。

この平和の君の治める約束の世界政府の支配は,まもなく全地に明らかになるでしょう。現在の人間の不安を見てもわかるように,その支配はどんなに早くきても早すぎることはありません。復活し,栄光を受けたイエス・キリストには,すでに『天地の権』が与えられています。(マタイ 28:18)イエスの支配は,数年どころか「とこしへに」,永遠にわたって確立され,『公平と正義とをもって』保たれます。そこで問題は,私たちはその臣民,そうです,その「とこしへのちち」の『子』になるかということです。

キリスト・イエスは「大能の神」ではあっても,ご自分の世界政府の支配のもとに人間を強制的に住まわせることはなさいません。しかし,正義,真理,公正などをほんとうに愛さない者,ひと口に言って,イエスの父エホバ神も,仲間の人間も愛さない者が,地上に住むことも許されません。あなたはどちらを選ばれますか。イエスの臣民になりたいという願いをもっていることを実証するため,あなたは進んで何をしますか。

今日,150万を越えるエホバの証人は,平和の君の手中にある世界政府を公に唱道しています。彼らの王国会館で証人たちと交わり,どのようにすれば,あなたもイエスの世界政府の支配下で生きる希望が得られるかを学んでください。

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