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  • 圧制はいつ終るか
    ものみの塔 1960 | 7月15日
    • に1年間750,000,000ドルも一般人から金銭を取りすぎている」という報告を小委員会はうけとりました。薬品の値段が高すぎるなら,人々は適当な医療を受けることができず,また必要な処方薬の調合も頼みにくくなります。圧制者たちは,利益だけを追及し一般人の健康を大事に思いません。

      1960年1月11日号の「ライフ」誌の報ずることによると,黒人の子供を誘拐して売りとばし,召使にならせることは,ナイジェリアで利潤の大きな商売になつています。その記事は次のように述べています,「時には,子供は……ジュジュ教信者に売られる。この信者は,人間を神への犠牲にささげるなら金持になれるとか,殺した人体のある部分を食べるなら若返るか,寿命をのばせる,と考えている。いまのところ,ひとりの子供の値段は300ポンド(846ドル)である」。

      重税は別の形式の圧制です。過去10年間にアメリカの納税者は防衛費として365,000,000,000ドルを払いました。しかし,今日ほど不安を感じているときは今までにかつてありません。それは,アメリカ人勤労者ひとりあたりにつき6,000ドル以上にもなります。それは圧制的な重荷と言えます。

      圧制はいつ終りますか。圧制を生じさせる原因がある限り,どんな力も圧制を廃止することができません。圧制の廃止は,問題の根本に到達するということ,すなわちこの組織制度の神サタン悪魔を見きわめるということです。(コリント後 4:4)サタンとサタンの利己的な精神を表わす者たちを取りのぞくことは,地上から圧制を取りのぞくということです。諸国家が失敗したのは,そのわけです。なぜなら神だけがサタンを滅ぼして貪欲を根こそぎになくしてしまうからです。エホバはこのことをされると約束しました。「平和の神は,サタンをすみやかにあなたがたの足の下に踏み砕くであろう」と使徒パウロは書きました。(ロマ 16:20,新口)この踏み砕くことは,悪しき者に対する神の戦争,ハルマゲドンのときに行なわれます。ハルマゲドンの後には,神のつくる新しい世,すなわち圧制が全くない新しい世が来ます。その新しい世の支配者は,平和の君なるイエス・キリストです。彼は地上にいたとき「悪魔に押えつけられている人々をことごとくいやしながら,巡回されました」。(使行 10:38,新口)新しい世の王である彼は,天の御座から,圧制を加える者や圧制をことごとく終らせてしまいます。圧制的な共同社会,貪欲な工業企業,商業企業,宗教的な圧制者や軍事的な圧制者は,なくなつてしまいます。霊感の下に与えられた約束は,次のごとく述べています,「彼は乏しい者をその呼ばわる時に救い,貧しい者と,助けなき者とを救う。彼らのいのちを,しえたげと暴力とからあがなう。彼らの血は彼の目に尊い。」「そは悪をおこなうものはたち滅され,ヱホバをまちのぞむものは国をつぐべければなり」。―詩 72:12,14,新口; 37:9。

  • 神に聞かれる祈り
    ものみの塔 1960 | 7月15日
    • 神に聞かれる祈り

      あなたは,人間に聞いてもらうために祈りますか。それとも神に聞いてもらうために祈りますか。もし人間に印象を与える目的で祈るなら,あなたはイエスによつて非難された人のようになります。彼は次のように語りました。「偽善者たちのようにするな,彼らは人に見せようとして,会堂や大通りのつじに立つて祈ることを好む,よく言つておくが,彼らはその報いを受けてしまつている」。(マタイ 6:5,新口)彼らのむくいは,人間から称賛をうけることであって,神に聞かれることではありません。あなたは見せかけのために祈るのでなく,神に聞いてもらいたいという誠実な気持で祈るのかも知れません。もしそうであるなら,聖書の教えに従って正しい仕方で祈るようにしなさい。

      全能の神の耳が遠いとか,注意力が足らないということはありません。それですから,同じ祈りを繰りかえし何度も祈ることは必要でありません。それは無意味な繰り返しであつて,聖書の教えに反するものです。「祈る場合,異邦人のように,くどくどと祈るな,彼らは言葉かずが多ければ,聞きいれられるものと思つている」。(マタイ 6:7,新口)聖書の示す通りに従つて,神に近づくなら神にすぐうけいれられるのです。「すべてヱホバをよぶもの誠をもてこれをよぶものにヱホバは近くましますなり」。―詩 145:18。

      信仰を持つてエホバを呼ばないなら,エホバに聞いていただけると期待することができません。「なぜなら,神に来る者は,神のいますこととご自身を求める者に報いて下さることとを,必ず信じるはずだからである」。(ヘブル 11:6新口)もし熱心にエホバを求めるなら,あなたは神の書かれた言葉を熱心に研究し,信仰の必要な基礎である知識を得ようとつとめるでしよう。利己的な目的のために祈りを言うべきでない,とあなたは研究から知るでしよう。祈りの中には神の御心を第一にしなければなりません。それで,神の御言葉を大切にしなさい。神の御言葉の指示に従いなさい。「エホバの目は義人たちに注がれる。その耳は彼らの祈りにかたむく」。―ペテロ前 3:12,新世。

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