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読者からの質問ものみの塔 1979 | 1月1日
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いるかと尋ねられた時,弟子たちに「[人の子は]多くの苦しみを経,この世代から退けられねばなりません」と語りました。(ルカ 17:20-25)生まれたばかりの赤ん坊がイエスを退けることなど確かにありえませんでした。同様に事の成行きが示すところによれば,イエスがマタイ 24章34節で話された「世代」には,西暦33年以後エルサレムの滅亡までの期間にイエスの言葉が成就していることを識別できたイエスの聴衆と他の人々が含まれます。
そういうわけで,わたしたちの時代の適用を考える場合,論理的にいってその「世代」が第一次世界大戦中に生まれた子供たちにあてはまるとは言えません。それは,イエスの挙げられた複合の“しるし”の成就として生じた戦争や他の出来事を観察できた,キリストの追随者及び他の人々に適用されます。そのような人々の中のある人たちは,現在の邪悪な体制の終わりを含め,キリストの預言された事柄すべてが起こるまでは『決して過ぎ去らない』でしょう。
イエスはこの「世代」の正確な長さを計算することを追随者に勧めたりされませんでした。(詩 90:10)長く見積って終わりまでにあと何年あるかと数えるのではなく,クリスチャンはイエスの次の警告の言葉を思い起こすべきです。「ずっと見張っていなさい……あなたがたの思わぬ時刻に人の子は来るからです」― マタイ 24:42-44。
わたしたちは「事物の体制の終結」の時の今,マタイ 24章の預言が成就しつつあることを示すあり余るほどの証拠を見聞きしています。その証拠の一つは,終わりの来る前になされねばならないとイエスが語られた,設立されたメシア王国に関する良いたよりを全世界に宣べ伝える業です。(マタイ 24:14)それで知ることのできないその日付についてあれこれ思いめぐらすよりも,真のクリスチャンは,マタイ 24章34節のイエスの言葉が成就することを確信をもって待ち望みつつ,その重要な宣べ伝える業に熱心にあずかることを願うでしょう。
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より良い世界が間近に迫っている どうしてそれが確信できますかものみの塔 1979 | 1月1日
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より良い世界が間近に迫っている どうしてそれが確信できますか
犯罪の増加,離婚の急増,止めどのないインフレなどに直面しているのに,そのような確信を抱くどんな根拠があるのでしょうか。
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