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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1974
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ローマは宣教師のための畑か

● 世界的に不足をきたし,諸教会に影響を及ぼしている事柄の一つは,僧職者や司祭の不足という問題です。最近発表されたバチカンの報告によれば,1973年中に全世界で新たにわずか3,009人の司祭が叙品(任命)されたにすぎません。ところが,同年中に4,025人の司祭が死亡しました。

特に重大な打撃を被ったのはほかならぬローマです。イタリアの新聞イル・モンドの最近の報道によれば,300万の人口を擁する同市で1971年に新たに叙品された司祭はわずか6人でした。同紙は,この傾向が続くとすれば今後四半世紀以内にローマは“宣教師のための畑”になりかねないと警告しました。

もちろん,ローマには幾千人もの司祭がいますが,そのほとんどはバチカンで事務的な仕事や活動に忙しく従事しています。ですから,イル・モンド紙によると,同市のカトリック教会は通常の教区活動の世話をさせるために外国人の司祭を導入せざるをえなくなりました。今やスペイン,英国,ドイツ,インド,そしてアフリカの各地から招いた“臨時司祭”が,ローマにある教会のうち五分の三の教会に割り当てられています。今では中国人の教区司祭あるいは教区助祭が,ローマ市内の15か所の教会に配属されています。

今日,世界の活動舞台には確かに奇妙な事態が現われています。しかし,聖書の預言は,そうした事態がどのように全般的な傾向に適合しているかを識別する手だてを供するものとなっています。今や世界の諸宗教団体を悩ましている種々の問題は,来るべき破滅の先触れにすぎません。その破滅は「大いなるバビロン」,偽りの宗教の世界帝国の滅びとして預言的に描かれています。―啓示 17:1,16。

疾病,それとも性格上の問題

● アルコール中毒は,ソ連で重大な問題になっています。ソ連政府の出版物「リテラターナヤ・ロシア」は最近,アルコール中毒は単なる『帝政時代の遺物』としてではなく,「疾病」として真っ向から取り組まねばならない,と力説しました。

アルコール中毒を「疾病」とみなす考え方は,広く普及しており,アルコール中毒者自主治療協会やアメリカ医学協会さえそうした考え方を認めています。こうした呼び方をすれば,アルコール中毒者はかなり恥辱から解放され,他の人々からいっそう同情されるようになると考えられています。こうした考え方があるので,アメリカではアルコール中毒者を治療している諸団体は,性格上の問題ではなく疾病に対処するための連邦資金の割当てを受けています。しかし,すべての医師がアルコール中毒を「疾病」とみなすことに同意しているわけではありません。

デービッド・M・ギムレット博士は「アメリカ医学ニュース」の中で,アルコール中毒を疾病と呼ぶ人は「患者の症状に関して患者自身には責任がないこと,またそれゆえに患者が個人的に責任を負うことは『治療』上の必要な事柄の一つではないということを患者と治療を施す者の双方に暗示する現実の危険を冒しているのである」と警告しています。

1世紀当時,ルカという名の医師は,次のように述べたイエス・キリストのことばを引き合いに出しています。「食べ過ぎや飲み過ぎまた生活上の思い煩いなどのためにあなたがたの心が押しひしがれ,その[エホバの裁きの]日が突然,わなのように急にあなたがたに臨むことがないよう,自分自身に注意を払いなさい」。(ルカ 21:34,35)そうです,問題の鍵を握っているのは心です。ですから,心からの真の決意があれば,アルコール中毒は克服できます。

原則を守る勇気

● ある東アフリカの国のことですが,一主要新聞は,タバコを栽培する農場で雇われて働いていた多数のエホバの証人が宗教上の信条ゆえにそうした仕事をやめていることを第一面で報じました。そして同紙は,それは「明らかに[わが国の]経済を混乱させようとする作為的な企てである」と述べた政府のある役人のことばを引用しました。

数日後,同紙は,「自分たちの原則を擁護する勇気」と題する見出しのもとに,エホバの証人とは全然関係のない一読者からの手紙を掲載しました。その読者は,タバコとガンとの間に関係のあることが明らかになった後,国際的に知られている,あるダイジェスト雑誌がタバコの広告を全部削除したことを指摘しました。ところが,そのことを正直という原則の問題として疑問視した人はいませんでした。結論としてその読者はエホバの証人に関して次のように述べました。「自分にとって不都合な原則を(立ち去って,新しい職と新しい家を探すのは不都合な事柄のほんの一部に違いないのに)喜んで擁護したいと思う人はほとんどいないので,そのようにする勇気のある人は,たとえそれが我々にとってはきわめて不都合ではあっても,ある程度賞賛されて然るべきである」。

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