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    ものみの塔 1978 | 2月15日
    • ● イエスはヨハネ 16章5節で「あなたがたのうちひとりも,『どこに行くのですか』とは尋ねません」と言われましたが,ペテロとトマスはそのような質問をしたばかりでした。では,イエスはなぜそのように言われたのでしょうか。

      ここで考慮する発言はいずれもイエスがご自分の弟子たちと共におられた最後の夜に起こりました。その晩,ペテロは「主よ,どこへおいでになるのですか」と尋ねました。(ヨハネ 13:36)その少し後にトマスは「主よ,わたしたちは,あなたがどこへ行こうとしておられるのかわからないのです。どうしてその道がわかるでしょうか」と言いました。(ヨハネ 14:5)それで,ヨハネ 16章5節に「あなたがたのうちひとりも,『どこに行くのですか』とは尋ねません」というイエスの言葉が書かれているのを読むと,少し矛盾しているように思えるかもしれません。

      しかし,イエスはある特定な点を念頭に置かれていたようです。ペテロの質問の前後の文脈の示唆するところによると,ペテロがイエスに尋ねた事柄の中には我が身を案ずる態度がかなり表われていました。またトマスの言葉は,弟子たちが適切な導きを与えられているということに対するトマスの確信のなさを反映していたのかもしれません。しかしながら,二人の質問の後に続く記述には,来たるべき迫害に関するイエスの警告の言葉が含まれています。ヨハネ 16章6節が明らかにしているように,それらの言葉は弟子たちの心を乱しました。弟子たちは,迫害,またイエスを失うことに関する自分たちの憂えにばかり捕らわれていたに違いありません。それで,イエスが「あなたがたのうちひとりも,『どこに行くのですか』とは尋ねません」と言われたとき,イエスは明らかにペテロやトマスの語った言葉について述べていたのではありません。現在形(「尋ねません」)を用いて述べられたイエスは,ご自分の話の中のその特定の時点における弟子たちの反応,およびその時考慮していた事柄に言及しておられたのです。それゆえイエスの言葉は,弟子たちが自らの憂えにばかり満たされていたため,イエスの受けようとしていた栄光,それが真の崇拝者たちにとって意味する事柄,また神の目的の完成におけるその位置づけなどについて,弟子たちがさらにイエスに尋ねようとしなかった点に注意を向けています。

  • イエスの死を記念する
    ものみの塔 1978 | 2月15日
    • イエスの死を記念する

      イエス・キリストは,簡素な儀式を執り行なわれ,人類のために犠牲にしようとしておられたご自分の人間としての生命の象徴としてぶどう酒と無酵母パンをお用いになりました。この儀式を制定するに当たってイエスは,「わたしの記念としてこれを行ないつづけなさい」と言われました。―ルカ 22:19。

      昨年は,510万7,518人の人々が,エホバの証人主催の特別集会で行なわれたイエスの死の記念式に出席して,イエスをしのびました。今年は3月23日,木曜日の日没後に各地の王国会館で記念式を執り行ないます。最寄りの王国会館に是非ご出席くださいますようご招待いたします。式の始まる時刻につきましては,お近くのエホバの証人にお問い合わせください。

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