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神の王国の定める境界ものみの塔 1973 | 10月15日
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の中にも,同じあわれみのこもった論議が含められています。「神は世を深く愛してご自分の独り子を与え(られた)……それは,彼が世を裁く[罪に定める]ためではなく,世が彼によって救われるため」です。これは冗談に語られたことばではありません。それはほんとうにその可能性を含む事がらでした。イエスは「どんな人にも光を与える真の光」でした。しかし,イエスの言われたとおり,「人びとは光よりやみを愛し」ました。「その業が邪悪であったから」です。それは彼らの選択でした。彼らはそこにとどまることのほうを好みました。―ヨハネ 1:9,新。
21 エホバを尋ね求める人々について詩篇 24篇3-6節の中でどのように描写されていますか。
21 あなたとしては,どうして詩篇 24篇3-6節に描かれる世代とともにならない理由があるでしょうか。『エホバの山にのぼるべき者はたれぞ その聖所に立つべき者はたれぞ 手きよく心いさぎよき者そのたましいむなしきことを仰ぎのぞまず 偽りの誓ひをせざるものぞその人なる かゝる人はエホバよりさいはひを受け その救ひの神より義を受けん かくのごとき者は神をしたふものの〔世代〕なり ヤコブの神よ なんぢのみ顔を求むる者なり』。〔新〕
22 イザヤ書 55章6,7節の中で,どんな優れた呼びかけがなされていますか。
22 そうです,どうしてイザヤ書 56章6,7節に言い表わされる呼びかけに答え応じない理由があるでしょうか。「あなたがたは,見いだせる間にエホバを捜し求めなさい。近くにいてくださる間に呼び声を上げなさい。邪悪な者はその道を離れ,害意をいだく者はその考えを捨てなさい。エホバに帰りなさい。あわれみを施してくださるのです。わたしたちの神に帰りなさい。寛大にゆるしてくださるからです」(新)。あなたもこれを経験し,またこうした祝福にあずかれるのです。
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神の政府のもとでの人間の幸福ものみの塔 1973 | 10月15日
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神の政府のもとでの人間の幸福
1,2 人間が地上で生活を十分に楽しむための主要な要素の一つはなんですか。
庭園のような環境の中で健康に生活できるとすれば,それはなんとすばらしいことでしょう。清く澄んだ湖や流れ,そして健康的な食物と澄みきった空気があれば,生活はほんとうに楽しいものになります。さらに,すべての人が共通の目的,つまり地球の資源を人類の益のために使うという点で協力するなら,そこでの仕事は喜びあふれたものになります。そうした状態になれば,地球はほんとうにパラダイスになります。
2 もとより,こうした願わしい状態をもたらすためには,喜ばしい環境や協力的な人々以上のものが必要です。すなわち,清潔で腐敗することのない政府が必要です。「正しい者が権力を得れば民は喜び,悪しき者が治めるとき,民はうめき苦しむ」ということは容易に理解されるからです。(箴言 29:2,口語)人間が考え出したいろいろな政府は,望ましい状態をもたらすという点で失敗してきました。それは,そのような願わしい政府を持つことは不可能であるという意味ですか。
3,4 神は地に対して何を意図しておられますか。そして,すべての者の幸福を保証するために何を行なわれますか。
3 創造者は聖書の中で,地を治める義の政府を意図しておられることを明らかにしておられます。創造者は「幸福な神」であり,また,人間の創造者であるので,人間の幸福な生活のためにどんな政府が必要であるかを知っておられます。(テモテ前 1:11,新)創造者は,ご自分の預言者エゼキエル
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