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    ものみの塔 1957 | 7月15日
    • 19 迫害の時や独裁者の国々における裏切りの時には,パウロの例は今の私たちをどのように導きますか。

      19 迫害を受けたときに或る者が奉仕を止めるにしても,私たちは怯気や失意を感じません。私たちは前進しつづけます。或る者は『真理からはずれ』『アジアにいる者たちは皆私から離れて行つた。』とパウロはテモテに告げました。パウロは偽りの兄弟による害のどんなものであるかを知つていました。しかし,ヱホバに対する信仰と信頼は,すこしも動揺せず,またヱホバに捧げる奉仕が弱まることもなかつたのです。ローマの牢獄に入れられていたパウロは,状態の良い時に自分と交つていた多くの者が信仰を棄てたとき,容易に失意を感じたことでしよう。しかし,パウロは,唯一の真の友がいつも自分の側にいることを知つていました。『みな私を捨てて行つた。どうか,彼らが,そのために責められることがないように。しかし,私が御言葉を余すところなく宣べ伝えて,すべての異邦人に聞かせるように,主は私を助け,力づけて下さつた。』或る者は脱落して行きましたが,良いたよりを伝道する大いなる業は達成されています。テモテ,オネシポロ,プリスカ,アクラ,ルカ,テトス,クレスケンス,そして他の多くの者たちはパウロと共に奉仕に一致していました。パウロはそのことをたいへんよろこんだのです。今日幾千人という人々が新しい世の社会に加えられていることに,私たちはどれ程よろこんでいるのでしよう! ロシヤや,チェッコソロバキヤや,ポーランドの国々で少数の者が偽りの兄弟となり反逆者になろうとも,他の多数の者たちは忠実を保つています。そのような国々で業が一時的に中断されようとも,又は6ヵ月間中断されようとも,忠実な奉仕者はそれぞれの献身を守りつづけ,そして集会を再び組織して新世社会内の他の者との連絡を再び取り得る時まで,良いたよりを語りつづけます。私たちの責任は,止めずになしつづけることです。次のことを忘れてはなりません,すなわちイエスの死んだときに伝道は僅かな期間のあいだ中断されましたが,五旬節の時のヱホバの御霊は道を示した,ということです。私たちの時代でも,それと同じようです。忠節で幸福な奉仕の友たちが,ヱホバにより多数与えられていることに私たちはよろこぶと共に,ヱホバに感謝を捧げます。―テモテ後 2:18; 1:15; 4:11,16,17,19,20,新口。

      20 奉仕の責任を取つたパウロとテモテの記録を考えることは,私たちにどんな益をあたえますか。

      20 キリスト・イエスの弟子としてのパウロやテモテは奉仕の責任を果し,また他の者たちに奉仕しました。それについての記録によつて,今日の私たちはみな奉仕についての認識をいつそうに深めるべきです。奉仕は貴重な宝です。神の奉仕に献身している僕たちの群として,私たちは神の御前で,全世界にわたりこの信用を守つています。各人のなした献身は真実のもの,永続するものです。いま私たちはそのことについて真剣に考えねばなりません。そしてパウロとテモテのなしたと同じく,私たちに信用として課せられているすべての事をなすのによろこんで,心から進んでいたしなさい。あなたに与えられる神権的な奉仕のすべての機会に最高の価値を置きなさい。ヱホバから私たちに委ねられた宝により,私たちが或ることを為すようにとヱホバは期待しています。―コリント後 4:5-7。

      21 新しい世の社会が急速に増大している今,献身しているヱホバの僕にはどんな責任が課せられていますか。

      21 王キリスト・イエスの下にあつて,私たち各人には責任が与えられました。私たちはヱホバに属するものの管理者として,キリスト及び神とのあいだに密接な親しい関係を持つています。私たちには,委ねられているものを増加するようにと期待されているのです。増加させるにつれて,更に多くの特権と責任がつけ加えられ,そしてそれらはよろこんで受け入れられます。私たちは広大な全世界的なヱホバの讃美者の制度,すなわち新しい世の社会の一員です。この新しい世の社会は,今は極めて急速に拡大しているのです。あらゆる国から,あらゆる級の人々から,幾千人という新しい讃美者が毎月来ています。それらの人々は,援助を与え得る円熟した人々を必要としています。それについて私たちは何をしていますか。それらの人々に霊的な助言と慰めを与えるだけの備えがありますか。私たち自身の欲望を捨てて,それらの人々に仕えますか。新しい世の社会を全く支持することにより,新しい兄弟や姉妹に良い模範を示していますか。ヱホバの僕の歴史上いまだ曾つてない程に,奉仕を率先指導しかつ他の人々を援助して真の崇拝を行わせる円熟した兄弟や姉妹が必要なのです。『他の羊』は鳩の群のごとくに来つつあります。誰が彼らを助けますか。答は一つだけです,王の指示を受けている私たちです。大きな仕事を為さねばなりませんが,私たちには信用が与えられました。私たちがその信用にふさわしい管理者なることを示しましよう。私たちの行為は語り,私たちのしていることを告げるでしよう。『人は私たちを,キリストに仕える者,神の奥義を管理している者と見るが良い。この場合,管理者に要求されているのは,忠実であることである。』― ルカ 19:13,25,26。コリント前 4:1,2。コロサイ 1:24-29,新口。

      22 ヱホバが私たちに与えた信用に対する感謝を表わす最善の方法は何ですか。

      22 私たちは,ヱホバから私たちに与えられたものに価しない者です。謙遜な気持でヱホバに多く感謝しなければなりません。『神は私たちを救つて……それは私たちの業によるのでなく,神御自身の目的と過分の御親切によるのである。これはずつと以前のキリスト・イエスにあつて,私たちに与えられた。』私たちは今日感謝しています。そのごとく,私たちに対する過分の御親切と私たちの手に委ねられた美しい信用に,いつも感謝の気持を抱きましよう。ヱホバは,私たちを忠実な者と見なして奉仕に任じました。ヱホバが私たちの中に置かれる確信と誉に感謝を示しましよう。今は自分自身だけをよろこばす時でなく,奉仕を活潑に行うべき時です。強制されるのではなく,心から進んで,愛と思い遣りの気持から,熱心に責任を受け入れなさい。そして,お互を建て起さないものをことごとく投げ棄てなさい。『すべては合法のものであるが,すべてのものが建て起すわけではない。だれでも,自分の益を求めないで,他の人の益を求めるべきである。』― テモテ後 1:9。ペテロ前 5:2,3。コリント前 10:23,24,新世。

  • 『日ごとに…良いたよりを宣べ伝えよ』
    ものみの塔 1957 | 7月15日
    • 『日ごとに…良いたよりを宣べ伝えよ』

      フインランド

      伝道しようという固い決意に充ちている証者は,病気とか老年のために伝道を中止することはありません。74歳の開拓者は寒い冬のあいだ寝ついていました。外に出て家から家の業をすることができませんでしたが,しかし電話を十分に活用して友人や興味を持つすべての人に電話を掛けて証言しました。そして『ものみの塔』の予約をすすめたのです。『ものみの塔』運動中に,35の新しい予約を得たこの人のよろこびと祝福を想像してごらんなさい。

      裕福な人々の住む一地区のところで,『目ざめよ!』1部を家の奥さんに渡しました。2週間の後に,再訪問するとその女中さんが玄関に出てきて興味を示しました。家の奥さんは『目ざめよ!』を屑箱の中に投げこんだのですが,それを取り上げて読んでからその記事に深い感銘を受けた,と女中さんは打ち明けました。伝道者は,霊的な糧に飢えていた羊とも言うべき,この若い女中さんに多くの文書を配布しました。この人は2ヵ月後に結婚する予定でしたが,それでも家庭聖書研究をして頂きたいと伝道者に願い出て,週に2回行われるようになりました。別の町の新居に移つてからもその地の証者たちと連絡を取つて,研究をつづけています。

      チリー

      約15歳の若いヱホバの証者の良い経験から,会衆の書籍研究と神権宣教学校の重要性がはつきり示されました。学校の授業中に,レバノンの杉のことが話に出て,それを知つていますかと先生は生徒に尋ねました。その姉妹一人だけが手を挙げて,その杉はエルサレムにあつたソロモンの有名な宮を建てるのに用いられた,と説明しました。『どうして知つているんですか』と先生は尋ねました。

      その夜,姉妹は『真実の記録を伝承する』とか『悪魔サタン』などの事柄を取り扱つている『神を真とすべし』(再版)の各章を調べて準備いたしました。翌日には,カトリック訳の聖書とプロテスタント訳の聖書を持つて学校に行きました。先生は病気でしたので1時間の欠課となりました。その時間中,24人の学友は姉妹に矢つぎ早に質問しました。質問が多過ぎたため,翌日にも聖書を持つて行くことが必要になつた程です。その結果,すべての人にすばらしい証言がなされて,特にその中の2名は非常な興味を示しました。

      英領ギアナ

      今年になつてから会衆の10パーセントは休暇開拓者になりました。多くの場合1ヵ月以上の休暇開拓者です。中でも,毎日学校に通学する子供が4人から9人もいる母親たちが休暇開拓者になりました。良く組織立てて,朝早く起きたり,また協力し合うことによつてそれぞれの目標を達成することができたのです。正規開拓者の一姉妹は,こう打ち合け話をしました,『開拓者奉仕を10年した後に,私は止めねばならないような羽目に会いました。でも,伝道者の方々の親切な援助を受け,また開拓者奉仕をしたいという私の強い愛着の気持もあつて,やつて行こうと決心しました。ところが,或日のこと数人の子供たちは未だ6歳以下なので公立学校に入れないのを知りました。次の家でそのことを話してみたところ,母親は「あの子たちの面倒を見ていただけませんか。授業用の一部屋を提供しましょう。」と答えました。二,三日の中にその婦人は近所の子供たちを集めて,私は20人の子供たちを教える私立学校の先生になりました。今までの2年のあいだその学校の先生をしながら,開拓奉仕をしてきました。』― 1957年のヱホバの証者の年鑑より(英文)

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