ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 塔65 1/1 3–4ページ
  • 正義を実践する社会

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 正義を実践する社会
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1965
  • 関連する記事
  • 終りの時における家族
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1962
  • 新世社会と歩調を揃えよ
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1956
  • 神の目的に適うものみの塔協会
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1958
  • 正しい管理の下に
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1965
もっと見る
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1965
塔65 1/1 3–4ページ

正義を実践する社会

何かに所属しようというのは人間持ち前の心理であり,他との交わりを求めるのは人間本来の性質です。人は仲間と共に過す事を好み,自分に興味ある事を他の者と分かち合う事を願います。道徳が低下し,分裂やいがみ合いの激しい今日の世界にあって,多くの人の強い願いは,正義を実践する人々の集まり,暖かさと友情のあるところ,集まる人のすべてが互いを信頼するような社会に所属することです。今日,そのような社会がありますか。

地上に人の集団は数々ある中で,他とは完全に趣を異にし,世界的な規模を持つ一つの社会があります。それを特異なものにしているのは何ですか。交わる人の数が多い事ではありません。なぜなら,そこに集まる人の数は100万を少し出るだけであり,それと同じ程度のもの,あるいは,それ以上の数を誇るものは他にいくらでもあるからです。集まる人々が富豪だというわけでもありません。なぜなら,そこにはごく貧しい人から富裕な人まで,あらゆる生活階層の人が集まっているからです。所属する人々が学問に秀でているために特異なのでもありません。なぜならその中には,研究を続ける科学者から,この社会と交わるようになって初めて読み書きを習った者までいるからです。また特定の皮膚の色,国籍,言語などを中心としているためでもありません。あらゆる人種の人,国籍の人,言語の人がその成員となっているからです。もとより,特殊な衣裳を付けて他と区別しているわけでもありません。単に外見をもってするなら,この社会の人々が他と異なるところはありません。

それでは,この社会を特徴づけ,他と異ならせているものは一体なんですか。それは,成員のすべてが,各自の生活において,神を第一としている事です。どのように?「あなたは思いをつくし,魂をつくし,心をつくしてあなたの神エホバを必ず愛さなければならない」,あるいは,「永遠の命とは,唯一の,まことの神でいますあなたと,また,あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります」など,神のことば,聖書に示される簡明な教えをまじめに受け入れ,それを各自の生活に実際にあてはめる事によります。(マタイ 22:37,新世。ヨハネ 17:3)これこそ,この社会の一致と和合を固くする強固な礎です。「あなたの御言は真理であります」とのイエスの言葉を,聖書の66巻全巻にあてはめるべきことを知る,この社会の成員すべてが共通に認めているのは,聖書こそ人間生活の正しい指導書だという事です。―ヨハネ 17:17。

この社会の成員は,聖書中に示される,すぐれた道徳の基準を固く守ります。しかし,それをもって足れりとしているわけではありません。彼らは,神の国の伝道者として,忠実に,また,たゆむことなく働いたイエスの手本にならうというクリスチャンの責任を認め,かつすすんでこれを受けいれています。それゆえ,この社会をとくに顕著ならしめているのは,老若,男女のわかちなく,その成員すべてがクリスチャン奉仕者であるという事です。そこには牧師と平信徒の区別はありません。この人々が互いに集まる時には,その一人一人が,それぞれの機会に応じて,「告白する望みを,動くことなくしっかりと持ち続け,愛と善行とを励むように互に努めます」。―マタイ 24:14。ヘブル 10:23,24。

この人々が宣べ伝える神の国は,その到来を祈るようにとイエスが弟子たちに教えたものと同一であり,彼らが無条件の忠誠をさゝげる唯一の政府です。この人々はそれぞれの国にあって,平和な市民であり,法律を守って生活する国民ですが,人間の法律と神の求めとが相容れない場合には,神への忠順を第一とします。(使行 5:29)「わたしの国はこの世のものではない」,また,「あなたがたはこの世のものではない」とのイエスの言葉の意味を知るこの人々は,政治活動に従事せず,また,相互の間になんらの人種的,ないしは国家的な障壁を認めません。この点において,これは特異な社会であり,真の意味において唯一の国際的な社会です。―ヨハネ 18:36; 15:19。

次々に独立を宣言する新興国の多いアフリカなど,ナショナリズムの熱気盛んなところでは,この社会の人々は恐ろしい弾圧を受けています。この人々が聖書の精神に従い,世界のいかなる国家的,政治的抗争に対しても,絶対の中立を守るという事を十分に理解しない,国家の指導者や不法な人々は,この社会の人々を苛酷に扱ってきました。その集会の場所が焼かれ,こわされ,幾百もの家が破壊され,畑の作物が傷めつけられるなど,神と神の御国に対するその忠誠を打ちくだこうとして,この人々にあびせられた恥辱は数を知りません。しかし,神の国に確信を持つこの人々は,こうした攻撃に耐え,神と正義を支持して妥協しませんでした。

そこに集まる人々が,真の意味で,「つるぎを打ちかえて,すきとし,そのやりを打ちかえて,かまとし」ている事も,この社会の特徴の一つです。彼らが互いに争う事はなく,むしろ,『できるかぎりすべての人と平和に過ごす』ことを求めます。不当な仕打ち,あるいは暴力を加えられる場合ですら,彼らが仕返しをし,復讐を企てることはありません。―イザヤ 2:4。ロマ 12:18。

清潔さもこの社会の特徴です。そこに交わる人々は身のまわりを清潔にし,たばこをのみません。また彼らは,性関係,金銭問題などについて正直であり,すぐれた聖書の基準に従いつつ,自らを道徳的に清く保ちます。また,非クリスチャングループ,および,クリスチャンと称するグループであっても,聖書に記録された神のいましめに従わぬものなどと組することをせず,宗教的な清さをも保ちます。彼らが一貫して従うのは霊感による次の勧めです。「肉と霊とのいっさいの汚れから自分をきよめ,神をおそれて全て清くなろうではないか」。―コリント後 7:1。

他と全く異なるこの社会こそ,正義を実践する人々の集まりであり,正直な人々が長年求めてきたものです。この社会はどんな名前で呼ばれていますか。それは,エホバのクリスチャン証者の社会です。聖書中に示されるごとく,エホバとは唯一まことの神の個有の名前であり,神自らご自身に与えられた名前です。エホバのクリスチャン証者の社会は,エホバの至上性を証し,全宇宙のすべての被造物が崇拝すべきものはエホバであることを宣明する仕事を最大の目標としています。―イザヤ 42:8; 43:10。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする