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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1984
塔84 1/15 8–9ページ

神のことばは生きている

問題を抱えていた二人の婦人

宣教を行なっているのは使徒パウロです。パウロと一緒にいる二人の婦人は,フィリピという都市にあった1世紀のクリスチャン会衆の成員のユウオデアとスントケです。

パウロはこのあと何年かたって,ローマにいた時に,フィリピの会衆にあてた手紙の中で,『これらの婦人を今後とも援助してください。彼女たちは良いたよりのためにわたしと相並んで奮闘したのです』と述べました。(フィリピ 4:3)なぜパウロは,ユウオデアとスントケについてそのように書いたのでしょうか。

パウロは,この二人の婦人の間に何らかの問題が起きて,二人の間がうまくいっていないということを聞いていたからです。それでパウロは,「ユウオデアに勧め,またスントケに勧めます。主にあって同じ思いでいてください」と書きました。(フィリピ 4:2)二人がどんな問題を抱えていたかを聖書は述べていませんが,それは,何百キロも離れたローマにいたパウロの耳に入るほどの深刻なものでした。もしかしたら,二人は何かのことで互いにねたみ合っていたのかもしれません。あるいはこの絵にあるように激しい言い争いをして,互いに口をきかなくなっていたのかもしれません。問題が何であったにせよ,パウロは会衆全体にあてた手紙の中で二人に助言を与えています。―フィリピ 1:1。

では,ユウオデアとスントケは,その助言に応じて不和を解消したでしょうか。そのことについて聖書は何も述べていません。しかし二人は,以前,宣教でパウロと共に働いたほどの善良な婦人たちでしたから,集会のあと互いに近づき,愛の精神をもって二人の間の問題を正したことは十分に考えられます。しかし一方,二人は与えられた助言によってかえってかたくなになることもできました。『いったい,どんな権利があってパウロはわたしたちの問題を全会衆の前にさらすのか』といった態度を取ることもできました。そうなれば,二人の不和は解消するどころか一層ひどくなったことでしょう。もしそうなっていたとしたらどうでしょうか。

このフィリピ人への手紙は西暦60年ごろに書かれました。それから数年後にローマでクリスチャンに対する激しい迫害が起こりました。もしこの迫害がフィリピにまで広がり,ユウオデアとスントケが,何年か前フィリピで投獄されたパウロとシラスのように投獄されたとしたら,どういうことになったでしょうか。(使徒 16:19-34)同じろう獄の,しかも同じ監房に一緒に入れられたとしたらどうでしょうか。

もし二人が同じ思いでいなかったなら,また不和が憎しみにまで高じていたとしたら,どういうことになったでしょうか。互いに相手を霊的に傷つけ,エホバ神との関係を互いに損ない合っていたかもしれません。そうなっていたとしたらどんなに残念なことでしょう! この事物の体制に「大患難」が臨む時,わたしたちが互いに対して熱烈な愛を抱いていないなら,今日でもそれは非常に残念なことになるでしょう。―マタイ 24:21。

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