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世界宗教はどうなるか目ざめよ! 1972 | 10月8日
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ておられるかたは彼らの上にご自分の天幕を張られるであろう」― 黙示 7:9,15,新。
それら生き残る人々の分は幸いなものでしょう。彼らは平和と健康の宿る新秩序にはいります。また,自分の愛していた者たちが墓から戻ってくるのを見るという,比類のない喜びを享受します。それらの人々の中には,世界宗教のために犠牲になった者も多いのです。
ヨハネは自分の見た幻をさらにこう描写しています。
「そしてわたしは,死んだ者たちが,大なる者も小なる者も,その座の前に立っているのを見た。そして〔幾つもの〕巻き物が開かれた。しかし,別の巻き物が開かれた。それは命の巻き物である。そして死んだ者たちはそれらの巻き物に書かれている事がらに基づき自分の行ないにしたがって裁かれた」― 黙示 20:12,新。
その「行ない」とは,偽りの宗教の影響のもとに行なった彼らの過去の悪行ではありません。彼らをあらためて有罪とするためにそうした行ないが再び持ち出されるのではありません。さもないと,復活はむだなことになるでしょう。それは,義の支配のもとで,そのとき実施される神の律法をしるした「幾つもの巻き物」に基づいてなされる行ないのことです。
そのとき人類は世界宗教から解放されており,神とはだれかについて欺かれることはありません。人々は神とその道を十分に知るようになります。次の原則があてはまるでしょう。「なんぢのさばき地におこなはるゝとき世にすめるもの正義をまなぶべし」― イザヤ 26:9。
そのとき,地に住む人々は,エホバの律法にしたがって生活することを喜びとするでしょう。そうした律法が自分たちのためになることを知るからです。―詩 19:9。
そのとき,分裂をもたらす偽りの宗教ではなく,人を結び合わせる完全なきずなである,エホバ神に対する真の崇拝が行きわたります。(ピリピ 1:27。コロサイ 3:14)そのとき,次のように言えるでしょう。「神の天幕が人とともにあり,神は彼らとともに住み,彼らはその民となるであろう。そして神みずから彼らとともにおられるであろう。また神は彼らの目からすべての涙をぬぐい去り,もはや死はなく,嘆きも叫びも苦痛ももはやないであろう。以前の物事は過ぎ去ったのである」― 黙示 21:3,4,新。
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あなたに関係のある緊急な事態目ざめよ! 1972 | 10月8日
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あなたに関係のある緊急な事態
地上の問題を取り扱う新しい管理機関が設けられるという見込みは,あなたにとって魅力のあるものでしょうか。戦争も,偽りの宗教も,不道徳も,病気も,死もない地上の状態を思い浮かべることは,あなたにとって慰めとなりますか。それとも,これはすべて夢のように思えますか。実際のところ,神が義の新秩序を意図しておられるという音信は夢物語ではありません。エホバ神はうそをついたり欺いたりはされません。(ヘブル 6:18)実現させるつもりのない事がらを約束されることはありません。そして,ご自分のしもべをつかわして広く全世界にそれも特にいわゆる“キリスト教”国に重点を置いて警告を伝えさせておられる今,わたしたちは,神が本気
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