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  • 『大きな地震が起こる』
    目ざめよ! 1977 | 6月8日
    • 著名な聖書注釈者アルバート・バーンズは次のように記しています。「その多くは,エルサレムの滅びに先立つものとして挙げられている。タキトゥスは,クラウディウスの治世中にローマで一つの地震があったことを挙げている。また,ネロの治世中にラオデキア,ヒエラポリス,およびコロッセの諸都市が破壊された,と述べている。著名な町ポンペイも残がいに覆われ,地震のためにほとんど壊滅状態になった。これらは年代記15巻および22巻に記されている。ほかにも,スミルナ,ミレトス,キオス,およびサモスなどの諸都市で起きたことが記録されている」。

      単なる過去の歴史ではない

      それで,確かに西暦70年に先立って,「大きな地震」が起きたと言えます。しかし,キリストの預言の成就はそれだけにとどまりますか。決してそのようなことはありません。地震に関するイエスの預言的な言葉には,20世紀の人々にとって特別な意味があります。この点は,イエスが答えておられた質問の性質からも明らかです。福音書記述者マタイは,その質問を次のように記録しています。「わたしたちにお話しください。そうしたことはいつあるのでしょうか。そして,あなたの臨在と事物の体制の終結のしるしには何がありますか」― マタイ 24:3。

      したがって,イエスは,来たるべきご自分の臨在をも念頭に置いて答えておられたのです。その臨在は臨在の際に存在している「事物の体制の終結」と関連していますから,イエスの答えはやはりイエスの時代から見て遠い将来のことを指していたと言えます。(マタイ 13:24-30,36-43)それで,西暦70年のユダヤ教の事物の体制の終わりに先立って確かに地震があったとはいえ,『大きな地震が起こる』というイエスの予告に関して,より大きな成就が将来にあることは確実でした。

      エホバの証人は聖書研究を通して,イエス・キリストが天的な王として臨在し,現在の事物の体制の『終わりの時』が始まったのは1914年であることを知りました。(ダニエル 12:9)しかし,予告されていた地震についてはどんな成就が見られますか。

      興味深いことに,信頼できる筋によれば,1,059年間(西暦856年から1914年まで)に起きた大地震はわずか24件であり,それによる死者の総数は197万2,952人でした。しかしそれを,ここに挙げた,西暦1915年から1976年までのわずか62年間に起きた43件の地震の表と比べてみてください。その死者総数は157万9,209人に上ります。しかも,これはその期間に起きた地震の一部を挙げたものにすぎないのです。この期間に起きた幾つかの地震の被災地と,その結果出た死者の数を年を追ってここに掲げます。

      1914年以降,地震活動に劇的な増加が見られることは,わたしたちがイエスの臨在の時に住んでいることを証明するのに役立ちます。こうした激しい地震は,『大きな地震が起こる』というイエスの預言を成就するものとなっています。

  • 『神殿の中を通って器物を運ぶ』
    目ざめよ! 1977 | 6月8日
    • 『神殿の中を通って器物を運ぶ』

      ● イエス・キリストが地上におられた当時,人々は近道をするために神殿の敷地内を通ることを習慣にしていたようです。西暦33年の過ぎ越しの少し前,イエスが神殿を清められたことに関連して,こう書かれています。神殿の中を通って器物を運ぶことをだれにも許そうと(されなかった)」。(マルコ 11:16)これはなぜでしょうか。イスラエル人が,エルサレムのある場所から他の場所へ物を運ぶ際に,神聖な領域を公道のように使用して,神殿の神聖さをそこねることをイエス・キリストが望まれなかったのは確かです。

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