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世界展望目ざめよ! 1983 | 10月8日
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関係が悪いというパターン」と「長期間にわたる耐え難い状況」が原因として挙げられている。
中毒患者が幾百万人も増加
● 政府の設けた規準によれば,米国では麻薬中毒者の表にさらに幾百万もの人々が加えられる。「喫煙と健康」局が最近発行した,「人々がたばこを吸う理由」と題するパンフレットでは,喫煙が「我が国における最も広く行き渡っている薬物依存の例」とされている。同じパンフレットは一つの証拠として,健康に有害であることが一般に認められているにもかかわらず,たばこが引き続き大量に用いられていることを指摘している。
「不気味な冗談」
● 「こんな不気味な冗談が実際にあるとは,驚いたものです」と55歳になる女教師ワンダ・イシマエルは,病院で5時間にわたる緊急治療を受けたあとに述べている。「顔が突然赤らみ,目の焦点が合わなくなりました。教室から歩いて出て行くことができないことが分かりました。それから,こうなった理由が呑みこめてぞっとしました。生徒の一人に薬を飲まされたのです」。医師たちは,この女教師が高校1年生の出したマリファナ入りのチョコレートケーキを食べたことを確認した。どんなときに食べたのだろうか。ガンの大手術を行なって学校に戻ったばかりのこの先生の快気祝いを行なっていた時のことだった。
死ぬよりは,しらふでいるほうがまし
● 米国では,飲酒最低年齢を上げようとする全国的な大キャンペーンが進行している模様である。20の州では既に最低年齢を18歳から1ないし3歳上げており,今年は26の州がその限界線を21歳に戻すことを考慮している。なぜだろうか。米国ではアルコールの関係した自動車事故で毎年平均5,000人の十代の若者が死亡しており,「罹病率ならびに死亡率週間報告」の示すところによると,「米国の全人口の17%を構成する(16歳から24歳までの)若い運転者たちが,事故に遭い,48%が死亡した」。飲酒最低年齢を上げようとするこの大キャンペーンはこれまでのところ「劇的な」結果をもたらしてきた,とタイム誌は述べている。「少なくとも八つの州で,飲酒最低年齢の上昇に伴い,18ないし21歳の人を巻き込む致死的な悪夢のような事故が28%減少した」と,その報告にはある。
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聖書と古代史は一致していますか目ざめよ! 1983 | 10月8日
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聖書と古代史は一致していますか
カルナックにあるこの神殿の壁の碑文は,ユダに対して,ファラオ・シシャクによりエジプトが勝利を収めたことを伝えるものです。聖書にもこの同じ出来事が記されています。しかし,イスラエルのエジプト出国についてエジプトの碑文が沈黙しているのはなぜでしょうか。
「聖書はほんとうに神のことばですか」という本をお読みになると,そのことが説明されています。192ページ,堅表紙のこの本は,聖書の批評家の提起する数々の疑問に答えています。わずか300円のご寄付でお求めになれます。郵送料は発行者が負担します。
寄付として切手300円分を同封します。「聖書はほんとうに神のことばですか」という本を送ってください。
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