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    目ざめよ! 1974 | 7月22日
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      キリストの再臨について考える

      ◆ 世界のできごとを見て,それが「事物の体制の終結」に関するイエスの預言と深い関連があると考える人はあまり多くない。このことは,クリスチャン奉仕者を自任する人の大半についても言える。しかし,アメリカ,カリフォルニア州ラ・ベルンのブレズレン教会の一牧師は,エホバの証人がこの関連に気づいていることを認めている。エホバの証人との会話について,同牧師は最近の説教の中でこう語った。「わたしはいつもエホバの証人と話そうと努めている。エホバの証人は何が大切であるかを認識している。……彼らとの話し合いは,ブレズレン教会あるいは長老派またはカトリックに属している人との信仰談義とは全く異なっている。証人たちは話題をしぼり,わたしよりもずっと多くの聖句を引用することができる。わたしが,何かの手掛かりを見いだそうと語句索引をめくっている間に,彼らはすでにその章と節を見つけて待っている。……エホバの証人との会話を通して,わたしはキリストの再臨について考えさせられる」。

      人を殺す闘鶏

      ◆ シンガポールに住む年配のある男の人は自分の家の裏庭にいた時,闘鶏の鉄けづめで足をひっかかれた。2日後に治療を受けに病院に行ったが,傷口から入り込んだばい菌のために死亡した。

      増加する犯罪

      ◆ 統計が示すとおり,犯罪は相変わらず増えている。オランダの場合を取り上げよう。アムステルダムで1973年に発生した犯罪は,1972年より12%も多かった。ユトレヒト市では,1972年に毎月平均200件ほど発生していた夜盗事件が,昨年は300件になった。アルンヘム市の刑事事件は1968年以来約60%増えた。アメリカ,マサチューセッツ州ケンブリッジ市では,犯罪発生件数が1973年の最初の9か月間に前年同期より28.1%増えた。ボストンでは14.4%,コネチカット州スタンフォードでは15.6%と,それぞれ増えた。1973年のニューヨーク市の犯罪総発生率は,公式には“減少した”と言われている。それにもかかわらず,インタビューに応じたニューヨーク市民の大半は,犯罪を,同市のかかえる最悪の問題とみなしている,と語った。

      進化論者のジレンマ

      ◆ 4月号の「目ざめよ!」誌は,アフリカのルドルフ湖近辺でなされたR・リーキーの発掘が進化論者の間に困惑を引き起こしていると報じたが,進化論者たちの持つあいまいさは今やさらに増し加わっている。リーキーの発掘現場から北に約320㌔足らずのオーモ渓谷で,別の進化論者C・ハウエルがやはり幾つかの発見をした。両方の現場でブタの化石が見つかった。それぞれの現場の,化石が発見された堆積層の形成年代も進化論者によって算定された。同年代のものと算定されたそれら二つの地層には,同種のブタの化石が含まれているはずである。しかし,リーキーはこう語っている。「われわれのブタは一つのことを告げており,オーモのブタは別のことを告げている」。リーキーは,そうした違いは,『有史以前の,今とは異なった環境』によるのである,との説明を受けた。これも,もう一つの未証明の推論である。

      マリファナは“無害”か

      ◆ マリファナは単なる無害な精神安定剤にすぎず,合法化すべきであるとの議論がしばしばなされている。しかし,マリファナはほんとうに無害だろうか。最近の医学研究が明らかにしたところによると,マリファナは病気に対する人体の抵抗力を大いに弱める。マリファナ吸飲者の場合,病原菌と戦う白血球の増殖能力は普通の人より40%も少なかった。また,マリファナ・タバコの成分は生殖器官に蓄積する傾向がある。コロンビア大学の一研究者はこう語っている。「それゆえ,どれほどの期間マリファナを使用すれば」子孫に悪影響が表われるかを「調べることが緊急に必要である」。

      教育の結果

      ◆ 教育は人類のかかえる問題を解決すると,ときに言われている。しかし,世界の教育機関はどんな記録を残しているだろうか。シカゴのルーズベルト大学の学長でもある教育者ロルフ・A・ワェイルはこの点に対する一つの答えとして次のように語っている。「われわれは,全歴史を通じて人類を悩ましてきた国家主義的な力の政治と,宗教ならびに人種偏見という昔どおりの破壊的な力の働きを今だに見ている。……歴史全体を通じて,正規の教育は一般に,人間の技術と能力を向上させ,より賢い人間を作り出したこともときにはあったが,倫理もしくは宗教上の視点からする場合,ほとんど向上させていない」。これはなぜだろうか。なぜなら,人々は神の意志を知り,かつそれを行なおうとする願いに動かされていないからである。

      あふれるアルコール中毒者

      ◆ 世界の多くの土地で,アルコール中毒が急増している。最近の研究によると,カナダのユーコン地区における最大の保健問題は,おそらくアルコール中毒であると思われる。同地区では毎年,男女子どもを合わせて一人当たり250㌦(約7万5,000円)相当のアルコール飲料が売られている。これは,カナダの全国平均の三倍である。ソ連の新聞リテラトゥールナヤ・ロシアは,青年男女の間にアルコール中毒が急速に広まっている,と報じている。最近,アメリカで発行された「新しいアルコール中毒者: 十代の若者」という小冊子には,酒類は,若者の好む惑溺性薬物としてマリファナをしのいでいると書かれている。アルコール中毒者が増えているのはなぜだろうか。退屈さが原因であるとソ連では言われている。ユーコン地区の場合は,インディアンやエスキモーの伝統的な社会が崩壊していることに原因がある。アメリカの若者は,単に“酔った気分を味わう”ために酒を飲むと言われている。

  • 「使徒たちの活動」の内容(つづき)
    目ざめよ! 1974 | 7月22日
    • 『聖書全体は神の霊感を受けたものであり,有益です』

      「使徒たちの活動」の内容(つづき)

      24,25 (イ)パウロが三度めの旅に出たころ,エフェソスではどのようなことが起きますか。(ロ)パウロの三年にわたるエフェソス滞在の終わりにどのような騒動が起きますか。

      24 パウロは諸会衆をもう一度訪問,三度めの旅(使徒 18:23–20:38)アポロというユダヤ人がエジプトのアレクサンドリアからエフェソスを訪れ,会堂でイエスに関して大胆に話しますが,アクラとプリスキラは,彼がコリントに進んで行く前にその教えに関して正すべき点があることを認めます。パウロのほうは今や三度めの旅に立ち,やがてエフェソスに到着します。その土地の信者がヨハネのバプテスマを受けていることを知ったパウロは,イエスの名によるバプテスマについて説明します。そののち12人ほどの人にバプテスマを施してその上に手を置くと,彼らは聖霊を受けます。

      25 パウロがエフェソスに三年滞在している間に,『エホバのことばは力強く伸張して行き渡ってゆき』,多くの人が市の守護神である女神アルテミス(ダイアナ)の崇拝から離れます。(19:20)銀のやしろの製造人たちは商売上の損失になると見て怒り立ち,市を非常な騒動に投げ込みます。その暴徒を散らすのに幾時間もかかります。そのしばらくのち,パウロはマケドニアとギリシャに向けてそこを立ち,途中の信者たちを訪問してゆきます。

      26 (イ)パウロはトロアスでどんな奇跡をしますか。(ロ)パウロはエフェソスの監督たちにどんな助言を与えますか。

      26 パウロはギリシャに三か月滞在したのち,マケドニア経由で帰途に就きます。マケドニアではルカが再びパウロに加わります。一行はトロアスに渡ります。そこでパウロが講話をして夜中にまで及ぶと,ひとりの若者が眠りこけて三階の窓から転げ落ちます。抱き起こしてみると死んでいましたが,パウロはこれを生き返らせます。次の日,パウロとその一行はミレトスに向かい,パウロはエルサレムへの途上そこに立ち寄って,エフェソスの年長者や監督たちと会合を開きます。彼は,自分の顔をもう見ないであろうとそれらの人々に話します。したがって,それら監督たちが物事を率先し,神の羊の群れをしっかり牧するのは非常に大切なことではありませんか。『聖霊が彼らをその群れの中に監督として任命した』のです。パウロは自分が彼らの中に残した手本を思い出させ,兄弟たちのために惜しまず身を用い,終始目ざめているようにと訓戒します。―20:28。

      27 パウロがエルサレムに帰るとどのような応待が待ちかまえていますか。

      27 パウロは捕縛されて裁判を受ける(21:1–26:32)エルサレムに足を踏み入れないようにと警告されますが,パウロはしりごみません。彼の仲間たちは,「エホバのご意志がなされるように」と言って黙諾します。(21:14)諸国民の中での宣教に対するエホバの祝福についてパウロがヤコブや他の年長者たちに報告すると,大きな喜びがわき起こります。しかし,パウロが神殿に現われると,異なった応待が待ちかまえています。アジアから来たユダヤ人が全市をかき立てて彼に敵対させ,きわどいところでローマ兵が彼を救出します。

      28 (イ)パウロはサンヘドリンでどんな問題を提出しますか。それはどのような結果になりますか。(ロ)ついで彼はどこに送られますか。

      28 いったいなぜそうした騒ぎが起きたのですか。このパウロとはどういう人物ですか。彼がどんな犯罪を犯したのですか。疑問に思った軍指令官はこうした点を知ろうとします。ローマ市民権を得ていたパウロはむち打ちの拷問を免れ,サンヘドリンの前に連れ出されます。そこは,パリサイ人とサドカイ人の両派に分裂しているではありませんか。そこでパウロは復活の問題を提出し,両者を対立させます。その争いが激しくなったため,ローマ兵たちは,パウロが引き裂かれてしまう前に彼をサンヘドリンの中からつかみ出さねばなりません。パウロは厳重な護衛兵をつけられ,夜の間にカエサレアの知事フェリクスのもとにひそかに送られます。

      29 扇動の罪を着せられたパウロは一連のどんな裁判や聴聞を受けますか。彼はだれに上訴しますか。

      29 告訴者たちによって扇動の罪を着せられたパウロは,フェリクスの前でりっぱな弁明をします。しかし,パウロの釈放と引き換えにわいろを得る望みをいだいたフェリクスは,彼をそのままにしておきます。二年が経過します。ポルキオ・フェストがフェリクスに継いで知事となり,新たな裁判を命じます。再び重い罪が着せられますが,パウロは再度自分

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