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  • 政府はどれほど清くなければならないか
    ものみの塔 1968 | 1月15日
    • ブル人やクリスチャンの預言者に聖書中の事柄を書かせたのと同様にして,エホバ神はヨハネへの黙示をも霊感されました。霊感によって書かれた事柄が間違っていたことはありません。聖書の正確さを示す多くの証拠と預言の成就は,聖書が真実の全能者なる神の,永続することばであることを示しています。a ―ペテロ第一 1:24,25。

      17 黙示録が与えられたのはなぜですか。

      17 神のしもべとして地上で神に仕える人々は深い関心を払っていなければなりません。黙示録は彼らに前もって知らせるために与えられたからです。いま何をすべきか,また将来に何をすべきかを知らずにいて良いという法はありません。

      腐敗のない政府の実現は近い

      18 黙示録 22章7節にある「見よ,わたしは,すぐに来る」というイエスのことばは,いつのことを述べていますか。

      18 黙示録にしるされた事柄は1914年以降の短い期間に起こることになっており,この期間にはいって54年目の現在,起こるべき事柄は目前に迫っています。期待すべき非常に重要な事柄が次に啓示されています。「見よ,わたしは,すぐに来る」。(黙示 22:7)ここに言われている来るとはイエスが御国の権力を執られることではありません。それは西暦1914年に起きたことで,黙示録の前のほうに描かれています。(12章)これはこれ以前において,来るという事が最後に述べられているところ,すなわちハルマゲドンと結びついている全能の神の大いなる日の戦いに関連して述べられた,「盗人のように来る」ことをさしています。(黙示 16:14-16)これは「地の全面に住むすべての人に」わなのように臨むと,イエスが言われた日です。イエスは警告を与えてこう言われました,「これらの起ろうとしているすべての事からのがれて,人の子の前に立つことができるように,絶えず目をさまして祈っていなさい」― ルカ 21:35,36。

      19 その日の到来を恐れる理由がありますか。説明しなさい。

      19 黙示録の告げるところによれば,その日を恐れる必要はありません。「この書の預言の言葉を守る者は,さいわいである」。(黙示 22:7)この書は,何をすべきか,何を期待すべきかを私たちに告げています。そのことばを読み,それに従って行動すれば,私たちは確かにさいわいです。それは安全で確実な導きであり,それに従うならば,万事は幸いな結果となります。―黙示 1:3。

      腐敗のない政府の手本

      20 この幻はヨハネにどんな影響を与えましたか。

      20 パトモス島に流されていたヨハネはこの幻を見,それを書きしるすことによって大いに力づけられました。それが書かれたのは私たちが読んで今の時代に起きつつある事柄を理解するためです。ヨハネは次のように書いています。「これらのことを見聞きした者は,このヨハネである。わたしが見聞きした時,それらのことを示してくれた御使の足もとにひれ伏して拝そうとすると,彼は言った,『そのようなことをしてはいけない。わたしは,あなたや,あなたの兄弟である預言者たちや,この書の言葉を守る者たちと,同じ僕仲間である。ただ神だけを拝しなさい」― 黙示 22:8,9。

      21 (イ)崇拝しようとしたヨハネに対する天使の反応は,私たちを安心させるどんな保証となっていますか。(ロ)これが使徒ヨハネの場合に起きたことは,どうして特に適切ですか。

      21 神の天の政府が決して腐敗しないことの証拠をここに見ることができます。キリストをとおして黙示を伝えるために遣わされた神のしもべである天使でさえも,崇拝を受けようとしませんでした。この大きな特権を持ち,天使として地上の人間にまさる力と栄光を持ちながら,この天使は人間から賛美を受けず,ヨハネが自分をとおして相対的に神を崇拝することさえも許しませんでした。主イエス・キリストの使徒のひとりであるヨハネは,神の政府を構成する14万4000人のひとりになります。これは天使によって示された良い手本であり,すでに黙示録 19章10節に与えられていた注意をくり返すものです。これを知ることは幸いです。この書のことばを読み,すみやかにそのことばと一致した行動をする人はなお幸いです。

      22 御国政府によって全宇宙に正義が保証されることを説明しなさい。

      22 聖書に指摘されているように,天にある神の宇宙政府の成員として天でキリストとともになる人々は,王また祭司となり,キリストとともに治めます。彼らは不滅,不朽の者となります。(黙示 20:6。コリント第一 15:53,54)そこにはなんの欠けるところもありません。神は彼らが忠実を証明したゆえにその地位につけ,御子イエス・キリストのかたちに彼らを造られたからです。(コリント第一 15:49。ピリピ 3:21)さらに神とキリストのしもべとしてこの政府の下に仕える天使たちも絶対に忠誠のものであり,政府の命令を完全に遂行することでしょう。彼らは天の御国の下に仕える地上の君たちが地において清い義を施行するようにします。―詩 45:16。イザヤ 32:1。

      幸福な前途

      23 (イ)御国の支配に対して不敬が生ずることなく,その崩壊をひきおこす割れ目が生ずることもないのはなぜですか。(ロ)詩篇作者は,この政府に忠誠な者たちの喜びをどのように描いていますか。

      23 そのとき政府の命令は正しく,さばきは霊的,道徳的,身体的なあらゆる面において徹底して清く聖なるものでありましょう。(詩 19:7-9)間違った命令が与えられることはなく,為政者の欠陥が人々に反映してますます大きくされることもありません。不正はなく,神の清い正義の律法の施行が妨げられることもなく,また神の政府に対する不敬がかもされることもありません。神の永遠の政府はこのように清く,また永続するためにそれは清くなければなりません。政府に対する完全な信頼感がすべての人にゆきわたるでしょう。その支配の下に暮らす人々の目は輝きます。今この信仰を持つ人々は幸いです。次のように歌う全人類はなんと幸いなのでしょう。「ヤコブの神をおのが助としその望をおのが神エホバにおくものは福ひなり,比はあめつちと海とそのなかなるあらゆるものを造り,とこしへに真実をまもり…たまふ……エホバはとこしへに統御めたまはん シオンよなんぢの神はよろづ代まで統御めたまはん,エホバをほめたゝへよ」― 詩 146:5,6,10,文語。

  • 第1世紀のパピルス
    ものみの塔 1968 | 1月15日
    • 第1世紀のパピルス

      ● クリスチャン・ギリシャ語聖書を記録するのに使用されたのはパピルスである。それはパピルスという植物の髄で造られ,強靭でしかも比較的安価だった。このようなわけで,イエスや使徒の時代にはパピルスが広く使用された。カムデン・M・コバーンは,当時のパピルスに関し,興味深い事実を自著「考古学上の新しい発見」の中で次のように述べた。「使徒時代における,1枚のパピルスの普通のサイズは13cm×25cmであり,たいてい普通程度の品質のものは,およそ20枚を一巻きにして販売され,1枚の価格は90円以下であった。安価なパピルスの幅はわずか15センチほどで,チャータ・リビア……と呼ばれていた。良質のものの幅は20センチあるいはそれ以上もあった。一番高価なパピルスはヒエラティカ……と呼ばれ,その幅は24センチあまりあった……新約聖書の筆者各人が,存命中,高価なパピルスを使用したかどうかは確実ではないが,新約聖書のどの本も,品質の中程度あるいはそれ以下のパピルスに記述されたと断言してもさしつかえないだろう。西暦八,九世紀になって,亜麻で作られた紙が普及したが,これは,かつて使徒や福音伝道者が「貧しい者とともに労苦した貧しい人』すなわちナザレ人のことを自ら書き綴って大いに珍重された第1世紀の質素なパピルスほどに用いられることはなかった」。

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