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  • 高いところから注ぎ出された霊の活動
    ものみの塔 1977 | 2月1日
    • 者たちが来たらんとする「大患難」で滅びるその時まで神への忠誠を守り通すなら,神の「栄光の霊」がわたしたちから離れることは決してありません。―啓示 7:14-17。ペテロ第一 4:14。

      「霊と花嫁」

      22 「龍」,「野獣」,「偽預言者」から出るかえるのような宣伝によって,わたしたちが世界の支配者たちと共に導かれないのはなぜですか。わたしたちはどんな霊から守られていますか。

      22 わたしたちは,悪魔である「龍」と政治上の「野獣」,英米「偽預言者」から一層の非難を浴びせられることになるでしょう。なぜなら,わたしたちはハルマゲドンの戦場に向かって政治支配者たちや彼らの軍隊と共に行進しないからです。彼らがかえるのような宣伝を行ない,エホバの証人に敵意を示しても,それによってわたしたちが他のだれかを,あるいは何物かを神として崇拝するようになるとか,または神の宇宙主権を否認するとか,神のメシア王国の貴重なものを第一に求めることをやめるなどということは決してありません。わたしたちには「栄光の霊,すなわち神の霊」があり,あらゆる国民をハルマゲドンにおける「全能者なる神の大いなる日の戦争」へと導き出している悪霊的な『霊感の表現』すべてに打ち勝つのです。(啓示 16:13-16; 19:19-21)わたしたちとしては,神の聖なる言葉,聖書から出る「霊感の表現」に耳を傾け,それに注意を払います。わたしたちはそれらの霊感の表現に従って人生を歩みます。したがって,わたしたちの生活の中で活動するのは,預言者たちに聖書を書かせたエホバの霊です。その霊はわたしたちが「世の霊」に感染しないように保護してくれます。―コリント第一 2:12。

      23 わたしたちはだれの声を,あらゆる場所で,礼儀正しく伝えていますか。残りの者はだれのためにその処女性を清く保ちますか。

      23 わたしたちは「霊と花嫁」の呼び声を,礼儀正しい態度で全地に響かせてゆきます。わたしたちはこの「花嫁」がだれであるかを知っています。この「花嫁」は,天の花婿なるイエス・キリストに対して婚約関係にある弟子たちの会衆のことです。そういうわけで,「花嫁」級の残りの者は,大いなるバビロンが現在地の支配者たちと行なっている宗教上の姦淫に一切関与しません。政治に干渉して世の友となる代わりに,「花嫁」級の人々は,天におられる彼らの花婿イエス・キリストのために処女性を清く保ちます。彼らはイエスのことを,天の神の右に座して統治している王として,あらゆるところで宣べ伝えます。―啓示 17:5,18; 21:2-14,21-24。ヤコブ 4:4。

      24 啓示 22章17節に述べられている「霊」は何ですか。

      24 啓示 22章17節には,「霊と花嫁は『来なさい!』と言いつづける。そしてだれでも聞く者は『来なさい』と言いなさい。そしてだれでも渇いている者は来なさい。だれでも望む者は命の水を価なくして受けなさい」と述べられていますが,これはまさにわたしたちの時代に関係した事柄なのです。ここで「霊」と言われているのは,聖書預言の中の霊感による表現を通して語る神の活動力のことです。この霊は「花嫁」級の残りの者の中で活動しています。

      25 「霊と花嫁」が差し伸べた招きにだれが応じ,行動しましたか。そして渇きをいやす「水」を求めてだれのところへ来ましたか。

      25 「霊と花嫁」が差し伸べる招待に耳を傾け,それに応ずる人が今日地上にいるのでしょうか。いるのです。西暦1935年以後とくにそう言えます。この年に,啓示 7章9-17節の「大群衆」の身分が「花嫁」級の残りの者に明らかにされました。神の招きにこたえて,「命の水」に渇く幾千幾万もの人々が,干ばつに見舞われた大いなるバビロンから出て来ました。その人々は,死にかけている人類のために命を支える真の水を入れておくことのできない,この世の壊れた『水溜め』から離れ去りました。そして天の花婿イエス・キリストを通して,「活る水の源」,「いのちの泉」であられるエホバ神のもとに来ました。―エレミヤ 2:13。詩 36:9。

      26 「大群衆」の成員になった人々は,「花嫁」級の残りの者に加わって何を行ないましたか。どんな結果が得られましたか。

      26 「命の水」を飲んで霊的に元気になった「大群衆」の成員は,油そそがれた「花嫁」級の残りの者に加わり,さらに他の人々に招待を差し伸べました。こうしてその水を飲む「大群衆」の数は増大します。エホバはご自分の霊を「大群衆」の成員の上に置き,彼らもまた,エホバおよびそのキリストの名のゆえに非難を浴びせられることを恥とはしていません。こうして,残りの者と「大群衆」との一致団結によって,良いたよりはより広範囲に伝え続けられ,従順な男女が神のメシア王国の支配下に入るこの地上のパラダイスで永遠の命を得るための神のご準備を,人々に知らせます。これは,今なお「龍」と「野獣」と「偽預言者」とによって支配されているこの邪悪な事物の体制の上に終わりが来る時まで,引き続き全世界に宣べ伝えられてゆくのです。

      27 (イ)現在まで世界的な王国伝道が行なわれてきたことについては,どのようにしか説明のしようがないですか。(ロ)永遠の命を目ざして,わたしたちはこれから何のためにまきますか。

      27 現在に至るまで,この世界的な王国伝道の業はまさに奇跡のような進展を見せてきました。このことはどう説明できるでしょうか。聖霊がこれまで活動して来,そして今現に活動していると言うほかはありません。神がご自分の預言した事のために,すなわち王国の良いたよりを,あらゆる国民に対する証しのために,彼らの終わりが来る前に人の住む全地で宣べ伝えさせるために,聖霊を活動させてこられたのです。人間や悪霊のなすいかなる事も神の霊を阻止することはできません。「人は自分のまいているもの,それをまた刈り取る」という神の不変の法則を考えて,わたしたちは腐敗した肉のためにこれ以上まくことをやめ,その代わりに,神の聖霊のためにまくようにしましょう。これからそのためにまくなら,わたしたちはしかるべき時にその神の聖霊から,神の新秩序における永遠の命を刈り取るでしょう。(ガラテア 6:7,8)義と平和を愛する人々が皆苦境にあるこの時代に,エホバの霊が強力に働いていることに対し,わたしたちはすべての感謝を,イエス・キリストを通してエホバ神にささげます。

  • カリスマ的運動は真のキリスト教の標準に達していない
    ものみの塔 1977 | 2月1日
    • カリスマ的運動は真のキリスト教の標準に達していない

      最近,かなり多数の教会員が,時々「新ペンテコスト派の」運動と呼ばれる「カリスマ的」運動に関心を寄せています。それが特によく目立つのはカトリック教会の中です。ある報告は,同運動の支持者を5万人から40万人あたりと見ています。バプテスト教会の中でも,この運動で動揺が見られました。

      カリスマ保持者(『神の恩ちょうによる賜物』という意味を持つギリシャ語から来ている)たちは,神の力による治ゆ,異言を語ること(聞いている者には分からない),霊や預言を解すること,などを含む「霊の賜物」の重要性を強調します。カトリック教会の頭痛の種となっているのは,一部のカリスマ保持者たちが「修練」と呼んでいるもののようです。その修練なるものにおいては,信者たちは一人の「牧者」の指示によって10人ほどの集団に分けられ,その牧者から教えと導きを受けます。弟子たちは彼らの牧者に従わねばなりません。この牧者が時々弟子たち自身の牧師でないことが,とりわけ教会の悩みの種です。他の教派の牧師を含め,僧職者たちは,それによって教会内部に分裂が生ずることを恐れています。しかし一部のカリスマ的運動の指導者は,修練を行なうことに反対しています。大抵の場合に,自分の教派にとどまるようメンバーに教えてきた,と彼らは言います。

      多くの人が憂慮している別の点は,カリスマ的「治療者」たちが,彼らの治療の効果が見られないときに,効きめがないのは病人の側に信仰がないからだ,と主張することです。そのために病人は罪を気にするようになり,したがってその病人の治療に当たっている医師の仕事は複雑になります。

      言うまでもなく,イエスと使徒たちが病人をいやしたとき,彼らのいやしは,いやされた人の信仰の度合に依存してはいませんでした。イエスについては次のように記録されています。「さまざまな疾患で病む者たちのいる人びとがみな,そうした病人たちを彼のもとに連れて来た。イエスはそのひとりひとりの上に手を置いて,彼らを治されるのであった」― ルカ 4:40。ルカ 6:19; 9:6,11と比較してください。

      カリスマ的運動は,教会員が必要としている霊のかてを教会が与えなかった結果であることは疑いありません。しかしそれは,多くの人,ことに若い人々の興味を引いたにもかかわらず,聖書が示す真のキリスト教の標準に達していません。人間の指導者に従って忠誠を二分するようなことをせずにキリストに従うよう,聖書はクリスチャンに強く助言しています。ですから聖書は次のようにも命令しています。「わたしの民よ,彼女[多くの宗派を擁する偽りの宗教の世界帝国]の罪にあずかることを望まず,彼女の災厄をともに受けることを望まないなら,彼女から出なさい」― 啓示 18:4。

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