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  • 停電になったらどんなことが起きるか
    目ざめよ! 1977 | 12月22日
    • から出したら,またののしり合ったり,けんかしたりするだろう」。

      遊園地にある,高さ45㍍のフェリス観覧車が停電のために止まってしまったとき,16人の通行人が続々と助けを差し伸べました。その人たちは巨大な輪を手で引っ張り,観覧車に乗っていた人々が下りて来られるようにしました。

      交番へやって来て,交通整理や防犯パトロールや道に迷った人の案内などを買って出る男女もいました。ニューヨーク人の中には,付添いのサービスを提供する人もいました。

      この停電は同市のある地区は復旧に25時間も要しましたが,そのお陰で個々の人がより親しくなったこともありました。人々は街路に出て,そこで何年来口をきいたこともないような隣人と話をしました。三か月後に離婚が最終的に確定することになっていた一夫婦は,“離婚式”のためにニューヨークへやって来て,停電の際にホテルの38階から身動きが取れなくなってしまいました。その夫婦は結局二人で長い時間話し合い,その結果,二人は結婚生活を続けてゆくことになったのです。

      あなたならどうしていましたか

      確かに,危機の時には人々の心の中にある事柄が公に現われることがあります。タイム誌の1977年7月25日号はこう述べています。「行動主義心理学者は概して,全くの暗闇,うだるような暑さ,下層階級の今にも爆発しそうな怒りなどの同じ条件が重なれば,米国の他のどの都市でも同じように放らつな略奪が起こると考えている」。最近の歴史に基づいて考えれば,他の国々の多くの都市についても同じことが言えるに違いありません。そうであれば,次のような質問をしてみるのは適切なことです。あなたならどうしていましたか。他の人の益を求め,その人たちの必要に答え応じていたでしょうか。それとも自分やごく親しい幾人かの人のことだけを考え,非常時にあって助けを差し伸べるために自分にできる事柄を確かめもせずに自宅へ飛んで帰っていたでしょうか。さらに悪いことに,店の主人の被る損害や近くの商店街を失って日常の必需品を手に入れるために公の交通機関を利用せざるを得なくなる近所の人々の迷惑も考えずに,他の人の所有物を勝手に自分のものにしてしまっていたでしょうか。

      実際のところ,同じような状況の下に置かれた場合に,あなたやご近所の方々がしていたであろうことを示すために危機は必要ありません。人の日ごとの行ないは,その人が方正で正直な人かどうかを示しています。聖書は,「ごく小さな事に忠実な人は多くのことにも忠実であり,ごく小さな事に不義な人は多くのことにも不義です」と述べています。(ルカ 16:10)非常時における自分の存在が,他の人々にとってのろいではなく祝福となるよう,ごく小さな事に忠実であることに努めておられますか。

  • 白黒の世界での生活
    目ざめよ! 1977 | 12月22日
    • 白黒の世界での生活

      ● 愛がん用の犬や猫のいる部屋を見渡すとき,その部屋は動物の目にも人間の目に映るのと同じように映るだろうと考えます。しかし,哺乳動物の視覚に関する様々な研究によるとそれとは反対の事柄が証明されています。哺乳動物の場合,大抵目で色を識別することはできません。動物の目にはっきり映るのは,白黒そして灰色の濃淡による区別だけです。動物はこれらの色の濃淡の違いを非常によく見分けられるので,人間は動物も色を識別できるのだと思い込んでしまうのです。

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