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  • 言葉探しゲーム
    目ざめよ! 1985 | 5月8日
    • 言葉探しゲームの解答

      1. ゼンノウ

      2. マコトニタカメラレタ

      3. ヤキツクスヒ

      4. カミノカミ,シュノシュ

      5. イワ,カンゼン,コウセイ,チュウジツ,セイギ,レンチョク

      6. ヨウサイ

      7. タテ

      8. オウ

      9. サバキヌシ

      10. シコウシャ

      11. ゼンリョウ

      12. オコナワレルカタ

      13. トウ

      14. サバキノカミ

      15. ソウゾウシャ

      16. カミ

      17. スクイヌシ

      18. ナグサメノカミ

      19. ヒカリ

      20. イケルカミ

      21. レイ

      22. ヘイワノカミ

      23. タスケヌシ

      24. アイ

      25. セイナル

      使わなかった文字: 「あなた方はエホバに感謝せよ。神は善良な方だからである」― 詩編 136:1。

  • 犬は人間にとっていつでも最良の友か
    目ざめよ! 1985 | 5月8日
    • 犬は人間にとっていつでも最良の友か

      「庭師,犬に引き裂かれて死亡」

      『少女,犬に襲われて死亡』

      「幼児,犬にかみ殺される」

      こうした見出しからすると,犬は人間にとって必ずしも最良の友ではないようです。しかし,犯罪の発生率の急激な上昇に伴い,個人とその資産を守るために犬の需要もとみに増えています。

      冒頭に挙げた三つの事件の場合,犠牲者たちは犬を怒らせてそのように凶暴にならせたわけではありません。このようにいつ襲われるか分からないことを考えると,犬を飼うのは賢明な,もしくは安全なことだろうか,何が犬を凶暴にならせるのか,犬をどのように扱うべきだろうか,といった質問を取り上げてみるのはふさわしいことです。

      凶暴になる犬がいるのはなぜか

      犬の権威者たちは次の二つの基本的な事柄に関して大体意見の一致をみています。すなわち,(1)犬はほとんど例外なく防衛本能を持っており,(2)その本能は専門の訓練士により相当程度伸ばすことができるという二つの点です。犬には生来の気質というものがありますが,それは育て方と訓練の仕方しだいで変わり得るものです。訓練によって飼い主と犬は特別な間柄になります。友だちになった犬は,まるで第六感を持っていると言っていいほど,主人の喜ぶものとその不興を買うものを識別するようになり,主人の気分にすぐさま反応します。

      例えばある訓練士によれば,神経質な人や怒りっぽい人が穏やかな気性の,落ち着いた犬を飼うことはまず望めないということです。飼い主がある人種や社会階層に対して偏見を持っていると,それが飼い犬に伝わることさえあります。テオ・ジーガスは自著「オコーンエンノッサカーザ(わたしたちの家にいる犬)」の中でこう述べています。「結局どんな性質の人であれ,飼い主は自分にない特質を犬に教え込もうとすべきではない。犬は非常に繊細な感覚を持っているので,あたかもアンテナが電波をとらえるように,飼い主の気性を難なく自分のものとし,飼い主の精神状態を完全に反映する」。

      むろんこれだけでは,以前はおとなしかったのに突然非常に凶暴になる犬がいるのはなぜかという疑問に対する完全な答えにはなりません。ある訓練士は,「人間と同様,犬も間違いをする。思い違いをするのである」と述べています。こんな例があります。あるテレビ修理店の主人は店に番犬を置いていました。その犬は数か月の間よく番をしました。ところがある日,主人が道具を拾おうとしてかがんだところ,犬はその動きを取り違え主人に飛び掛かったのです。

      そのように突然凶暴になるのは,犬の先祖とされているオオカミの性質が残っているためかもしれないと考える人もいます。飼い主や環境が変わったためかもしれないと考える人もいます。理由が何であれ,犬を飼っている人,あるいは飼うことを考えている人は心配するには及びません。冒頭に挙げた例は特別なケースだからです。読者もお子さんたちもこれまで通り犬をかわいがったり犬を相棒にしたりすることは可能です。

      訓練の三つの段階

      基本的に言って訓練は三つに分類されます。最初の,一番やさしい訓練は行儀を教えることです。この段階では,呼ばれたら来ること,座ることや横になること,物を取って来ること,障害物を飛び越えることを教えます。また,次のような幾つかのしてはいけないことも教えます。すなわち,人に飛び掛かってはいけない,自動車を追いかけてはいけない,近所の家のにわとりを追いかけて引き裂いてはいけない,見知らぬ人から食べ物をもらってはいけない,そして当然のことながら,家を汚してはいけない,といったことです。こうした簡単な行儀を学べば犬はより安全に暮らすことができ,飼い主の生活も一層楽しいものになります。

      服従訓練も順次行なわなければなりません。ある物の番をするとか家の敷地内に侵入者があれば吠えるなどの有益な務めを果たすことや,“ついて来ること”を教えるのもこの中に含まれるでしょう。いざという時には主人とその家族を助け保護するため,犬の防衛本能を伸ばしてやるとよいでしょう。

      早い時期のこのような訓練は大抵,飼い主が訓練のための便覧を参考にしながら自分で行なえます。しかしそれには,犬の気性と能力と限界に対する十分な理解と共に,辛抱強さが大いに求められます。命令は毅然として与えるべきですが,決してどなってはなりません。

      ほめたり,なでたりするだけで従うようになる動物は犬だけであると言われています。訓練が始まった最初の日から犬はほめられることを生きがいにするようになります。そして,命令に従えば必ず“いい子だ”という言葉をかけられて頭をやさしくなでてもらえることをほどなくして覚えます。犬の訓練士の中には,子犬をしつけるときに固く折りたたんだ新聞紙を使うことを勧める人がいます。床をたたいて注意を引くのにも,矯正の必要なときにけがをさせずに犬のお尻をたたくのにも使えます。訓練には時間がかかります。しかし,ある訓練士が述べたように,「犬の飼い主は時間をかけ,努力を払って飼い犬を訓練すべきであり,さもなければ専門家を雇って訓練してもらうべきです」。

      中には,訓練過程の三つ目の段階として,攻撃するよう犬を訓練する人もいます。犬を飼っているクリスチャンの中には,そこまで仕込むのはやめることにする人が多いかもしれません。行儀の良い番犬と,十分な訓練を受けた攻撃もしくは護身用の犬とは別物です。番犬はただ吠えるだけであるのに対し,護身用の犬は攻撃するよう訓練されているという点で異なっています。本当の護身用の犬は,凶器が使われるときでも自分と飼い主を襲撃から守るよう訓練されています。その種の犬はかみついて人の腕を折ることや人を殺すことさえできるよう仕込まれているのです。正しく訓練されず監督されていないと,その種の犬が危険な存在になり得ることは容易に理解できます。そのような犬は弾丸を込めた拳銃になぞらえられてきました。自分の家の資産のほうが,ほかの人の生命や手足よりも本当に価値があるでしょうか。

      襲われたらどうするか

      まず第一に,うろたえたり走ったりしてはなりません。犬は,何でも動いているものを見ると本能的に追いかけるということを覚えておきましょう。ですから,たとえひざががくがくしても動いたりせず,自分の飼い犬に話しかけるように『どうした』と何気なく声をかけます。犬がうなったらしめたものです。少なくともこちらが後ずさりする機会を与えてくれているからです。急な動きをせずに,ゆっくりと後ずさりします。犬をぶとうとしてはなりません。手元にカバンとか傘があれば,それを自分と犬の間に置いて必要なときの身の守りとすることができます。

      十分用心したのに犬にかまれてしまったら,できるだけ早く医師のもとへ行くのが賢明です。また,警察に連絡し,どんな犬だったかを説明し,事の次第を詳しく話します。それによって狂犬病の注射を受けるか受けないかが決まるかもしれません。おとなしそうに見える犬であれ,危害を加えそうに見える犬であれ,犬は理解をもって用心深く扱うべきものだということを常に念頭に置いておきましょう。

      飼い犬の世話をする

      犬の正しい訓練には,適切な食物を与え,ふさわしい住みかを備えてやることも含まれています。犬の健康上,寝る場所は風や雨を避けられる,暖かで風通しの良い所でなければなりません。犬小屋は清潔で乾燥した状態にしておくべきであり,蛇足ながら,排泄物がないようにしておかなければなりません。正しく訓練すればこの点で犬も協力してくれるでしょう。人間の髪の毛と同様,犬の毛にも定期的にブラシをかける必要があります。毛が長い場合は毎日ブラシをかけてやらなければなりません。時折入浴させることに加え,粉末駆虫薬をかけたり予防接種をしたりすることも時に必要です。犬の飼い方に関する本などにはこうした事柄に関する詳しい情報が載っています。それらの提案に従えば,お宅の犬は健康で満足そうにしているでしょう。

      えさは毎日,同じ時刻に同じ場所できちんと与えるべきです。そうすれば犬は見知らぬ人から食べ物をもらわないようになり,清潔さも保てます。子犬には1日に3回か4回えさを与える必要がありますが,成犬の場合は2回で十分です。15分ほどしたら残ったえさを片づけます。腐るといけないからです。えさは温かな物であるべきですが,熱くてはいけません。また,いつでも水をたっぷり用意しておきます。人間と同様,犬の場合も,油で揚げた物や脂っこい物とか甘い物を与えないのは良いことです。野菜と果物の中には犬に良いものがあります。犬に小さな骨を与えないように注意します。しかし,かんでいられる大きな骨を与えると喜ぶでしょう。何よりも,人間が物を食べているときに犬が物欲しそうな目つきをしても,それを無視しなければなりません。訓練の規準を緩めてはなりません。

      犬を飼いたいと思っておられますか

      ある新聞のコラムニストが受け取った手紙には,「人間の有様を見れば見るほど,私は自分の飼い犬が好きになります」と書かれていました。(ラテンアメリカ・デーリー・ポスト紙)これは誇張でしょうか。そうかもしれません。しかしとにかく,犬はこの世の中で確かにそれなりの役目を与えられています。盲導犬として訓練された犬もいますし,ごく最近では耳の不自由な人を助けるための訓練を受けた犬もいます。身体障害者や精神障害者のためのペット療法に用いられたり,護身用に使われています。火事,雪崩,地震で犬は無数の人命を救っています。そして,牧羊犬についてはどうでしょうか。忠実な人ヨブも「わたしの群れの犬」と言いました。それらの犬はヨブの7,000頭の羊を捕食動物から守るのに用いられたに違いありません。―ヨブ 30:1; 1:3。

      犬を飼うことにするなら,種類はたくさんあってより取り見取りです。現在知られているものは少なくとも140種あります。やさしい世話を施し,よく訓練して飼い慣らすなら,犬は人間にとって忠実な友また相棒,そして護衛になり,病気の治療に役立つことさえあるのもお分かりになるでしょう。それと引き換えに犬が飼い主に求めるのは,自分の必要に気づいてもらうことと,ほうびとして少しの愛情と理解を示してもらうことだけです。

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