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  • 変わらない態度で常に祈りなさい
    ものみの塔 1975 | 10月1日
    • の傍らにひざまずいて,あるいは道を歩きながら祈ろうと,朝早く,あるいは夜遅く助けを求めようと,耳を作ったかたはあなたの祈りを聞くことがおできになるということを確信してください。―詩 119:62,147。

      27 どんな喜びがありますか。だれのために?

      27 祈りの答えを得る以上に大きな喜びがあるでしょうか。すぐに答えを得ようと,あるいは神の定めのときまで待つことになろうと,祈りの力に対する信仰を決して失わないようにしてください。忠節な人はみな変わらない態度で常に祈り,日ごとに豊かな祝福を受けて感謝し,祈りを聞くかたと永遠の交友を持つことを待ち望んでいます。

  • わたしの聖書は完全だろうか
    ものみの塔 1975 | 10月1日
    • わたしの聖書は完全だろうか

      聖書が完全であるためには,可能な限り原本に一致していることが必要です。また,「神の霊感を受け……教え,戒め,物事を正し,義にそって訓育するのに有益」な事柄すべてを含んでいるべきです。(テモテ第二 3:16)しかし,どうすれば自分の聖書がそうした要求にかなっていることを確信できるだろうか,と思われるかもしれません。

      お気付きの方もおられると思いますが,幾つかの異なった訳の聖書には,トビト(トビアス),ユディット,知恵の書,集会の書,バルク,マカベ前書および後書などの“第二正典”もしくは“聖書外典”が含まれています。これは,第二聖典を含むこうした訳の聖書のほうが完全で,それを含んでいない訳の聖書は不完全であることを意味しますか。もし,それら第二聖典の書が霊感を受けた聖書の一部であるなら,それが省かれている聖書は完全でないことになります。しかし。実際にはどうでしょうか。

      クリスチャン会衆が設立された時,こうした外典が霊感を受けた聖書の一部として認められていなかったことを示す明白な証拠があります。当時すでに,ヘブライ語聖書の正典は確立されており,その中に外典は一冊も含まれていませんでした。西暦一世紀のユダヤ史家ヨセフスは,「われわれは,互いに矛盾する無数の書物ではなく,その典拠性が正しく認められ,あらゆる時代の歴史を包含する22冊[現代の分け方によるヘブライ語聖書39冊に相当するもの]の書物を有している」と書いています。そしてヨセフスは次のようにことばを続け,彼が経外典の存在に気付いていたことを明らかにしています。「アルタクセルクセスの時代からわれわれの時代に至るまでのすべての事柄が記録されているが,その記録はそれ以前に書かれたものと同等の信頼性があるとはみなされていない。なぜなら,それ以降は預言者の厳密な継承が絶えてしまったからである」。―アピオンへの反論,第一巻,八節。(聖書解釈者辞典,第一巻,163ページ記載の訳文による。)

      ラテン・ウルガタ訳聖書の翻訳者でもある学者ヒエロニムスの見解も注目に値します。ヒエロニムスは,ウルガタ訳の「ガレアトス序文」の中で,ヘブライ語聖典(この中では,ヘブライ語聖書39冊が22に分けられている)に一致してヘブライ語聖書の霊感による書を列挙し,次いでこう述べています。「このように22冊の書がある……聖書のこの序言は,われわれがヘブライ語からラテン語に訳す書物すべてに対して強力な決め手となり得る。ここに掲げたもの以外は,どんなものであれ外典の部類に入れなければならないことが分かるわけである」。自分の娘の教育を委ねていたロイタという名の女性に,ヒエロニムスはこう指示しました。「外典は一切読ませないで欲しい。万一娘が,教理の真実さを確証する目的でではなく,それら外典が真理を示しているという敬虔な気持ちからそれを読むことを望むなら,それらの書物が作者とされている人の名のゆえに著名であってもその人物によって著わされたのではないこと,また数多くの誤りを含んでいること,粘土の中から金を見つけ出すのは非常な慎重さを要求される仕事であることを告げて欲しい」。

      経外典が霊感を受けた聖書の一部でないことは明白です。また,西暦初期の何世紀かにおいては霊感を受けた書物として認められていなかったことも明らかです。ですから,ある聖書翻訳にそうした経外典が含まれていないからといって,それが不完全であることにはなりません。

      幾つかの古い聖書翻訳の中に見いだされるある特定の語句,時には節全体が,現代の多くの聖書翻訳にないことも,その聖書の完全性に疑問を投げかける別の要因となっています。例えば,ジェームス王の欽定訳聖書に載せられている次のことばに注目してください。「それ人の子の来れるは失せたる者を救わんためなり」。(マタイ 18:11)「彼は祭りごとに必ず一人を許すべきなり」。(ルカ 23:17)「天において証する者は三つ,み父,み言葉,聖霊なり。この三つ合いて一つとなる」。(ヨハネ第一 5:7)新アメリカ訳聖書(カトリック訳),新英語聖書,アメリカ訳,エルサレム聖書(カトリック訳),新世界訳などの現代訳の聖書でこれらの聖句を調べても,初めの二つのことばと三番めの文の傍線を付した部分は見られないでしょう。それはなぜですか。

      聖書の学問的研究によって,こうしたことばが聖書原文中にないことが明らかになったのです。西暦四世紀のものと考えられる古代の写本には,これらのことばは見当たりません。通常予期されることとは反対に,写本家には,書き落とすよりも,書き加える傾向があったようです。これは,最も古く,最も信頼の置ける聖書写本が最も簡約化されているという事実からも明らかです。

      ですから,ある言葉や節が現代訳の聖書にないからといって,驚くには当たりません。こうした現代訳の聖書は,西暦四世紀のバチカン写本やシナイ写本のような重要な写本を用いることのできなかった翻訳者の手による古い聖書翻訳より,原文にいっそう近いと言えるでしょう。

  • 読者からの質問
    ものみの塔 1975 | 10月1日
    • 読者からの質問

      ● エホバの証人は医者を信頼しますか。

      はい,エホバの証人は,自分の健康上の問題に助けとなる様々な医術を利用します。彼らは命を愛しており,命を延ばすため,道理にかない,また聖書と一致するものなら,どんなことでも行ないたいと思います。第一世紀のクリスチャンで医者であったルカと同じように,今日のエホバの証人の中にも,医学の様々な分野で,医者として働いている人たちがいます。(コロサイ 4:14)しかしエホバの証人は,輸血など,聖書の要求と相入れない治療法は受け入れません。聖書は,身体を養うために血を取り入れることを明確に禁じています。―創世 9:4。レビ 17:1-14。使徒 15:28,29。

      イエスや使徒たちは,しばしば病人や体の弱い人を聖霊の力によって奇跡的にいやしましたが,これはエホバの新しい事物の体制の下で完全な意味で行なわれることの実例となるものです。使徒たちの死後,第一世紀の終わりころに,神のしもべたちによる奇跡的ないやしの賜物は無くなりました。そのため,今日のエホバの証人は,自分の健康を回復させるために奇跡を期待することはありません。しかし彼らは,道理にかなった方法で健康を守ろうとする自分たちの努力に祝福と導きを与えてくださるよう,神により頼みます。とはいっても,使徒たちの場合と同じように,忠実な人々が,良い食べ物や十分な休養また医者の助けを受けながらも,生命を維持できなくなるまで病状が進んで死ぬのを,神がまだ許しておられる,ということをエホバの証人は知っています。

      もちろん病気の治療法にはいろいろな説があります。ものみの塔協会は,ある特定の方法を特に勧めることはしません。個々のエホバの証人は,自分で最善と思う治療法を選択することを各自任されています。時々,わたしたちの出版物は,使用されている様々な医術や治療法について取り上げますが,読者に益になることとしてそうするのであって,何が有益かを決定するのは各人の問題です。

      健康の問題を扱う人々の間で,時に大きな意見の相違のあることをわたしたちは認めています。しかし,決定されたことが神の言葉によって禁じられたものでない限り,ある治療法が良いと思うクリスチャンが,ほかの治療法を好むクリスチャンを批判する理由はありません。また,事実が示すとおり,ある人に良い結果をもたらした治療法が,別の人には何の効き目もなく,実際には有害でさえありうるという点を認めるのも重要なことです。

      エホバの証人は,どんな治療法であれ医学が与え得る,様々な病気からの救いを,ありがたいと考えますが,一方そのような救いはせいぜい一時的なものであり,病気からの永久的な救いは,神により頼まねばならないことを理解しています。今や非常に近づいているエホバの新秩序で,人類は病気をいやされ,イエス・キリストの贖いに基づいて死さえも除去されます。

      ● モーセの息子の割礼に関する出エジプト記 4章24節から26節は,わたしにとって理解しにくい聖句です。だれの命が危険にさらされていたのですか。そして,何が起きたのですか。

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