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  • ハルマゲドンの苦難のもとでもエホバにあって歓喜する
    ものみの塔 1974 | 3月15日
    • を証明していますが,イエスはその「終わりの時」に関する預言の中で,単に国際間の戦争だけでなく,地震や飢きんや疫病もあるであろうと言われました。(マタイ 24:3,7,8。ルカ 21:10,11。ダニエル 12:4)そうした疫病は,不道徳な,そして戦争に悩まされた人類の作り出した非衛生的な状態のゆえに引き起こされてきました。しかし,近い将来,ハルマゲドンにおける「全能者なる神の大いなる日の戦争」に向かって行進される時,エホバは,非暴力的で静かな処刑の手段である疫病によって,敵対者の多くの者に死をもたらされます。

      32 その時,エホバの勝利への行進の道すじに立ってそれを妨げることは,危険な,いや致命的な結果になります。エホバはその歩みの前方に疫病を送り出し,その後方には,死をきたす燃えるような熱病の犠牲者を残すからです。ハバクク書 3章5節が近づき来るエホバについて述べているとおり,「その前を常に疫病が行き,燃えるような熱病がその足もとから出て行」きます。(新)こうしたことを行なうエホバの能力はモーセの晩年に例証されました。その時エホバは,約束の土地から川を渡ったところにあるモアブの平野で不道徳なイスラエル人2万4,000人を撃って死なせました。それは,彼らがエホバのおきてを破り,異教の女たちと淫行を犯して,偽りの神,ペオルのバアルの崇拝に転じたためです。―民数 25:1-9。

      諸国民は驚く

      33 ハルマゲドンにおいて敵の軍勢に立ち向かって進む前に,エホバは,ハバクク書 3章6節に暗示されるとおり何を行なわれますか。

      33 遠い昔それぞれの状況のもとで行なわれたと同じように,エホバはハルマゲドンの戦場を調べ,敵勢の戦列の展開に注目されます。それで,哀歌に似たハバククの祈りはさらにこう続いています。「彼は立ち止まった。地を揺り動かすために。彼は見た。そして諸国民を躍り上がらせた。また,とこしえの山は打ち砕かれ,いつまでも定めなく続く丘は腰をかがめた。遠い昔の足どりは彼のものである。危害を持つものの下に,わたしはクシャンの天幕を見た。ミデアンの地の天幕の布は激しく揺れはじめた」― ハバクク 3:6,7,新。

      34 (イ)エホバが立ち止まることによって地はどのように揺り動かされますか。(ロ)エホバが『見る』とき,諸国民はどのように躍り上がりますか。

      34 エホバが目あてかまわず衝動的に突き進むということはありません。じっと立ち構えて行動を必要とする状況に注意を払い,敵する者たちがご自分の望む所に来て,その意向を明確に表わすのを見定めるのです。エホバがご自分の立場を定めて行動の備えをする時,その前に横たわる比ゆ的な「地」は激動します。敵する者たちの地上の組織にいわば地震が起きるのです。近づいてその前に立っているのがほんとうにエホバであることがはっきりわかるとき,その地上の組織は壊滅に先だって激しく揺れ動きます。全能者なるエホバ神が自分たちを「見」,自分たちに注意を向けていることについに気づく時,諸国民はほんとうに驚きを感じます。今や事の実態に目ざめた彼らは躍り上がりますが,それは喜びのためではなく,衝撃と突然の動揺のためです。彼らは,紅海のただ中にはまり込んだ時になって自分たちの問題の真因を悟ったエジプトの戦車の乗り手や騎兵たちのようになります。それらの者たちはこう叫びはじめました。『われらイスラエルを離れて逃げん そはエホバかれらのためにエジプト人と戦へばなり』― 出エジプト 14:25。

      35 (イ)エホバの行進の道すじにある,山や丘のような組織はどうなりますか。(ロ)どのような意味で,エホバの「遠い昔の足どり」はその時にも変わりませんか。

      35 山のごとくにそびえ立つものであれ,地上のいかなる組織も,勝利に向かうエホバの行進を妨げることは許されません。そうした山のような組織は,とこしえに保つように見えるものであっても,ことごとく打ち砕かれます。ほかのそれほど目だたない地上の組織も,たとえ丘のようにいつまでも定めなく存続するように見えようとも,屈服して腰をかがめ,エホバが自分たちを踏みつけて行進することを許さざるをえません。ハルマゲドンにおけるエホバの足どりは,エホバの「遠い昔の足どり」と似ていますが,その規模がきわめて大きくなっている点だけが異なっています。エホバは過去に行なったことを今日でも行なうことができます。昔の活動を再びよみがえらせるのです。

      36 (イ)クシャンの天幕が危害を感じ,ミデアンの天幕の布が激しく揺れるということによって何が例証されていますか。(ロ)そのような者たちは歓喜するどんな人々の中に入っていませんか。

      36 ハバククの神が何ものも抗しがたい力で押し進みつつその途上で行なう事がらは,その報告を聞く者,エホバとその選ばれた民に友好的でない者たちすべてを恐怖に陥れます。その例示として,ハバククはクシャンとミデアンの地の天幕生活者たちを用います。これらは密接な関係を持つ,もしくは互いに隣り合う地域です。ミデアンの地はアカバ湾の東方にあり,約束の土地に向かうイスラエル人の直接の進路には当たっていませんでしたが,それでもミデアン人たちは動揺し,天幕の布さえその中に住む者たちの動揺のゆえに揺れ動くほどでした。預言者ハバククは「危害を持つもの」がクシャンの天幕の上にあるのを見ました。天幕居住者たちは,贖い取られた民を伴うエホバの通過がクシャンに住む者たちにはなんら良いものを意味しないことを感じ取りました。彼らを悩ます緊張感や重苦しい気持ちは彼らを害し,苦しめ,不安な状態に陥れました。ハルマゲドンにおけるエホバの進軍の知らせを聞いて苦痛や動揺感に悩む者たちの中にいることは明らかに良いことではありません。そうした者たちは,そうした状況のもとで,たとえ苦難があってもエホバにあって歓喜する人々の中には入っていません。

  • 個人的な苦難があっても歓喜できるのはなぜか
    ものみの塔 1974 | 3月15日
    • 個人的な苦難があっても歓喜できるのはなぜか

      1,2 (イ)ハルマゲドンのさいに歓喜できるのはどんな人とされますか。(ロ)ハバククは水に対して発揮されたエホバの超人間の力についてどんな描写をしていますか。

      ハルマゲドンの時,そのさいに臨む個人的な苦難に面しながらもなお歓喜できるのは祝福された人々です。ハバククは自分の預言的な祈りをさらに続け,ついにそうした歓喜の理由を明瞭にしています。ハルマゲドンにおける「全能者なる神の大いなる日の戦争」に入るさいのエホバ神の偉業についてさらに描写しつつ,預言者はこう語ります。

      2 「エホバよ,あなたの怒りが燃えたのは川に対してなのですか。川に対してなのですか。それとも,あなたの激しい憤りは海に対するものですか。あなたは馬に乗って行かれたからです。あなたの戦車は救いでした。あなたの弓は覆いを除かれてあらわになります。諸部族の立てた誓い,それが述べられたことばです。(セラ)。あなたはさらに,川をもって地を裂かれました。山々はあなたを見,激しい痛みを持つようになりました。水を含む雷雨が通って行きました。水の深みはその響きをたてました。その手を高くもたげました。太陽と月は立ち止まりました。その高大なるすみかに。あなたの矢は光のごとくに進みつづけました。あなたの槍の電光は輝きとなりました」― ハバクク 3:8-11,新。

      3 エホバは,紀元前1513年と1473年に,海や川のようなものさえその進路を阻むものとはなりえないことをどのように実証されましたか。

      3 山のような障害物もエホバの行進を押しとどめることができないだけではありません。渡り越すことができないと思える川や海も押しとどめる

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