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  • 預言に注意しなさい
    ものみの塔 1965 | 1月1日
    • セシャクの名には屈辱の意味も含まれ,それもバビロンにぴったりした名前です。一説によると,セシャクは「銅の門のある」という意味で,これもバビロンにあてはまります。従ってこの預言は,バビロン王がエホバのみ手にある象徴的な杯でなくなる時がくること,また象徴的なぶどう酒の杯が別の王の形をとって現われ,バビロン王自身につきつけられることを意味しています。その場合に次のことが言えます。「セシャクいかにして取れしや全地の人のほむる者いかにして執へられしや国々の中にバビロンいかにしておどろきとなりしや」― エレミヤ 51:41,文語。

      エレミヤは,エホバの怒りがバビロンにもそそがれることを,どのように明白にしていますか。その事は何時起きますか。

      それで神は滅びをもたらす器としてバビロンを用います。しかし神のみ名のおかれた町エルサレムを憎んで終始これに敵対したバビロンに対しても,エホバは荒廃を預言されました。「〔エルサレムとユダの地の上に〕七十年の終った後に,わたしはバビロンの王と,その民と,カルデヤびとの地を,その罪のために罰し,永遠の荒れ地とする。わたしはあの地について,わたしが語ったすべての言葉をその上に臨ませる。これはエレミヤが,万国のことについて預言したものであって,みなこの書にしるされている。多くの国々と偉大な王たちとは,彼ら〔エホバの民〕をさえ奴隷として仕えさせる。わたしは彼らの行いと,その手のわざに従って報いる」― エレミヤ 25:12-14。

      (イ)ここで考慮した出来事はどんな面において預言的な意味を持っていますか。(ロ)どうすれば預言に注意できますか。そうするとき,何を期待できますか。

      クリスチャン使徒パウロによれば,いま検討した出来事は預言的なものであり,更に大きな事柄を示しています。それは神のみ名を負う民でありながら,異邦の民にもまさって神のみ名を汚した国民でした。キリスト教国は神の名と,み子イエス・キリストの名を唱えていますが,異教国にまさって神とキリストの名に非難をもたらしました。また神とその民を憎んだ古代バビロンは,神の敵である偽りの宗教の世界帝国を表わしています。エホバの預言はエルサレムに,そして後にバビロンの上に成就しました。今日においてもエホバのことばは必ず成し遂げられ,そのことばを軽んずる者は滅びを受けます。預言を熱心に学び,その示すところに従って行動する人,すなわち預言に注意を払う人は神の恵みを得ます。エホバは「終りの事を初めから告げ」ます。「耳を傾け,わたしにきて聞け。そうすれば,あなたがたは生きることができる」と,エホバは命じています。ゆえに生きることを望むならば,預言に注意しなければなりません。―イザヤ 46:10; 55:3。

  • 私生子
    ものみの塔 1965 | 1月1日
    • 私生子

      ◇ 最近アメリカで行なわれたある裁判によると,ニューヨーク州では,夫が他の男性の精液による妻の人工受精に承諾しても,生まれてくる子供は嫡出子にならない,という裁定が下されました。この判決について,1963年8月13日の「ユナイテッド・ステーツ・ロー・ウイーク」(アメリカ法律週報)は次のように述べています。「母親の夫でない父から生まれた子が嫡出子と見なされないということは,法律中に深く刻み込まれた歴史的概念である。いずれかの法律がこの定説を改めないかぎり,『そのような子供は私生子であるという歴史的概念はいつまでも効力を失わぬであろう』」。キングス郡にあるニューヨーク州上級裁判所は,次のような意見を述べました。「子供が嫡出子かどうかを論争の焦点として争われた裁判の場合,夫以外の第三者の精液供給による人工受精は,夫の承諾のあるなしにかかわらず父親の姦淫であり,この方法で妊娠したなら,婚姻によって生まれた子供ではないゆえに私生子であるとした判例がある」。

      聖書的に言えば,人工受精に賛成する女性は事実上姦淫を行なうことになり,夫がそれに賛成するなら,夫も姦淫を認めることになります。人工受精は神のおきてに反する行為です。―マタイ 7:17-20。コリント前 6:9-11。

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