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いちばん良い場所をえらんだ人たちものみの塔 1971 | 7月1日
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の左にすわらせてください』。それらの兄弟は王国の第一の場所をのぞんでいました。ほまれのある席をのぞんでいたのです。
しかし,他の10人の使徒たちは,ヤコブとヨハネがたずねたことがなにかを知ったとき,どんな気持ちがしたとおもいますか。それらの使徒たちははらをたてたのです。そこでイエスはみんなに良い忠告を与えねばなりませんでした。
イエスは,国々の支配者たちはもったいぶった偉そうなようすをするのをこのむ,と使徒たちにはなしました。支配者たちは高い地位をのぞみ,他の人をみな自分たちに服従させることをこのむのです。しかしイエスは,ご自分に従う人たちはそのようであってはならないと説明して,こういわれました。「だれでも,あなたがたの間で第一でありたいと思う者は,すべての者の奴隷でなければなりません」。このことを考えてごらんなさい。―マルコ 10:35-45,新。
奴隷はなにをするか,あなたは知っていますか。他の人から仕えてもらうのではなくて,自分が他の人たちに仕えるのです。第一の場所ではなくて,いちばんいやしい場所にすわるのです。また,もっとも偉い者ではなくて,もっともとるにたりない者としてふるまうのです。第一でありたいとおもう人は他の人たちにたいして奴隷のようにふるまうべきである,とイエスがいわれたことを忘れないでください。
それはわたしたちにとってなにを意味しているとおもいますか。奴隷は,いちばん良い席にだれがすわるかについて,自分の主人といいあらそえるでしょうか。あるいはだれがさいしょに食べるかについて,とやかくいえるでしょうか。どうおもいますか。奴隷はいつでも主人を自分よりもさきにすることをイエスは示されました。わたしたちもそうすべきではありませんか。―ルカ 17:7-10。
そうです,他の人を自分よりもさきにするのはクリスチャンの道です。それこそ偉大な師がおこなわれたことなのです。そして,その模範に従うなら,わたしたちは神を喜ばせることになるでしょう。
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逸してはならない大会ものみの塔 1971 | 7月1日
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逸してはならない大会
あなたは神の王国が来ることを祈っておられますか。その王国が悪を行なう者たちを滅ぼし,次いで,この地を楽園にすることによって,人間の創造者のみことばを成就する時が訪れるのを,あなたは待ち望んでおられますか。そうでしたら,あなたは万難を排して,「諸国民すべてが神と正面衝突する時」と題する講演に出席なさるでしょう。これは地域大会の主要な講演の主題です。
聖書は再三再四こう宣言しています。『諸国民はわたしがエホバであることを知らねばならなくなるであろう』。わたしたちに今,神がご自身を諸国民に,それも諸国民がいまだかって経験したことのない仕方で知らせるべく行動を起こされる時の到来する直前に生活しています。人類のまぢかな将来には何が迫っているのですか。近づいた,エホバの証人の「神のお名前」地域大会の主要な講演は,これら驚くべきできごとを考慮するものとなるでしょう。あなたは出席なさいますか。
東京後楽園競輪場におけるこの大会のプログラムは五日間にわたるもので,水曜日午後1時40分に始まり,日曜日午後5時15分に終了する予定です。プログラムのどの部分も見のがさないでください。
大会の最も重要な事柄は単に最後の一両日のプログラムに盛り込まれているのでは決してありません。プログラムはその最初から,神によみせられる者になりたいと願う人すべてとって最大の関心を払うに値する事柄であふれています。講演もあれば,人を建て起こす,実際に即した実演も行なわれます。プログラムの中には,親や若い人たちの問題を特に取り上げたきわだった内容のものや,聖書中のできごとを題材にし,今日のわたしたちに対するその意義を説明する力強い劇も含まれています。この大会では金曜日の午前中,浸礼のための取り決めが設けられます。それは,イエス・キリストの弟子としてバプテスマを受けるべく必要な準備を整えた人々のための取り決めです。
水曜日午後1時40分,プログラムが始まる時に着席できるよう,大会開催地にぜひじゅうぶん早めに着くことをお勧めいたします。そうするには,今計画を立てねばなりません。東京近辺以外のかたがたは当然宿舎が必要です。大会の組織の仕事にあたっている自発奉仕者たちは,ご希望のかたにそうした宿舎をあっせんするよう喜んでお手伝いいたします。ご遠慮なく左記住所のものみの塔大会宿舎係に申し込んでください。
162 東京都新宿区原町3-84「ものみの塔大会」
以上のことをまだ行なっておられないかたは,大会に出席することをさっそく決めて,そのための具体的な計画を立て,そうした努力にエホバの祝福が注がれるよう真剣にその導きを求めてください。
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