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あなたは「神の支配権」地域大会に出席されますかものみの塔 1972 | 7月1日
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あなたは「神の支配権」地域大会に出席されますか
神の支配下にあることを認めて真に満足している人々と交わりたい人は来るべきエホバの証人の地域大会に出席することを望むでしょう。今日のクリスチャンのグループが,第1世紀のクリスチャンたちと同様に,共に働くことができるかどうかを知りたいと思う人は喜んで四日間をさき,「神の支配権」地域大会に出席して話を聞くでしょう。
大会は,木曜日午後1時40分に始まり,日曜日の5時15分ごろ終了します。開会頭初から,現在神の支配を十分に認めて生活することに焦点が向けられます。木曜日の午後には必ず大会会場にいるようにして,大会のしもべによる,「もはや自分ひとりで生活するのではない」という心をさぐる話をぜひともお聞きください。
昨年夏の地域大会では,エホバの証人の会衆における,年長者にかんする聖書的な取り決めについて多くのことが取りあげられました。それ以来,このことは「ものみの塔」誌に詳しく掲載されてきました。しかし,この問題は検討しつくされたでしょうか。そうではありません。まだ多くのことが残されています。これはこの大会のプログラムをすべて聞きのがさないようにしなければならない十分の理由です。
数年来,聖書劇は地域大会のプログラムの特色となっていますが,今年も例外ではありません。一つの劇は,ヨセフとその兄弟に関する感動的な話を扱い,もう一つの劇は,シリアの将軍ナアマンにまつわるでき事に注意を集中します。創世記 37章から45章を読んでおかれるなら,上演される劇をよりよく理解することができるにちがいありません。
大会の他のプログラムも同様に実りの多い,気分をさわやかにするものでしょう。そして,大会のハイライトは,なんといっても,「神の支配権 ― 全人類に唯一の希望を与えるもの」と題する公開講演です。
もしあなたがまだ地域大会への出席を計画しておられないなら,さっそく計画なさるようこの機会にお勧めします。宿舎の必要な方は,左に掲げた住所のうち,あなたが出席される大会の,「ものみの塔大会」あてにお申し込みください。申し込み書は大会の始まる四,五週間前にお送りください。わたくしたちは,あなたが大会で見聞きされることから喜びを得られることを確信し,地域大会にぜひ出席なさるよう心からご招待いたします。
7月27-30日: 旭川市公会堂,旭川市常磐公園内。「ものみの塔大会」,070 旭川市南1条22丁目。下関市体育館,下関市後田町。「ものみの塔大会」,751 下関市山の田中央町5。
8月3-6日: 新潟市体育館,新潟市一番堀通町3番1。「ものみの塔大会」,951 新潟市東堀12番町2796。愛知県体育館,名古屋市中区南外堀町6-1。「ものみの塔大会」,464 名古屋市千種区本山町2-59。
8月24-27日: 那覇市民会館。宿舎の申込先,ものみの塔聖書冊子協会,沖縄那覇市安里91。
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大会に出席するための少年の努力ものみの塔 1972 | 7月1日
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大会に出席するための少年の努力
● カナダに住む15歳のエホバの証人の一少年は,1969年に行なわれた「地に平和」大会に出席したいと思いました。しかし,家族の者はその旅費を出すことができませんでした。大会に出席する決心をしていた少年は,自分で必要なお金を得る決意をしました。こうして3か月前から大会に出席する計画 ― くず鉄を集めて売る ― を始めました。放課後や週末の自由時間すべてを用いてくず鉄を集め,きれいにし,それから荷車にのせて近くのくず鉄業者のところへ運ぶことに忙しく働きました。
このことにはかなりの時間を要したものの,彼は決して自分の聖書研究をないがしろにしたり,定期的に伝道にでかけることをやめたりはしませんでした。3か月のおわりにこの少年は合計600㌔㌘の金属を集めました。
これらのくず鉄すべてを売って,少年は大会に出席するための旅費を十分にまかなえるお金を得,さらにその土地で全時間奉仕をしている数人の証人たちを惜しみなく援助しました。そのすばらしい,利他的な態度はエホバ神から豊かに祝福され,少年は大会を在分にたのしみました。
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