特に，会衆で指導の任に当たる人は，この面で模範的でなければなりません。聖書は，長老や奉仕のしもべについて，彼らが「とがめられるところのない人」で，「外部の人びとからもりっぱな証言を得て」おり，「とがめのない者」でなければならないと告げています。（テモテ第一 3:2，7，10）ですから，「カエサル」のよく知られている法的要求を無視しているクリスチャンが，会衆内のそうした職に推薦されることはまずありません。そのような特権を受けるにふさわしい者として推薦される人は，「信ずべきことばを堅く守る人」であるべきです。単に言葉だけでなく，「カエサルのものをカエサルに」返すようにという助言を適用することなど生活上の態度によって，それが示されているべきです。―テトス 1:7-9。

なるほどクリスチャンであるなしにかかわりなく各人には，民法に従って生活するかどうかに関して，個人として責任があります。しかし，こうした聖書的な考えを知人に教えてあげるのは親切な行ないでしょう。確かに政府の定めた法律に従うようにとの聖書の助言は，賢明なものであり，わたしたち自身の益になります。この助言を適用することによって，クリスチャンは煩わしい問題を避け，清い良心を持って神に奉仕することができます。

エホバの証人の1977年地域大会

これまでに寄せられた報告によると，全世界の56の国々で，エホバの証人の「神聖な奉仕」地域大会が405回行なわれ，233万3,115人が出席しました。今年は，さらに多くの大会が取り決められています。このようにすれば，さらに大勢の人にとって出席するのが便利になるでしょう。多くの人が計画を立てるのに助けとなるよう，大会の開催都市，および期日，そしてそれぞれの地区に住むエホバの証人がどの大会に出席するかに関する情報を次にお知らせします。

日本で計画されている11の地域大会の一つに出席するよう計画を立てるための助けとして，下記の表には，大会の開催都市とその近隣の巡回区が示されています。休暇の計画や他の事情でやむなく他の大会に出席する場合を除いて，できるだけご自分の巡回区に指定されている大会に出席するようお勧めいたします。そうすれば，十分の座席が確保されることになるでしょう。

7月21日-24日:

埼玉県所沢市: 第4，7，22，27，34，37，46巡回区。

大阪府吹田市: 第10，11，12，25，38，39，50巡回区。

広島県福山市: 第13，14，30，40，44巡回区。

福岡県北九州市: 第15，16，26，31，32，33，45巡回区。

7月26日-29日:

富山県富山市: 第17，23，28，43巡回区。

7月28日-31日:

神奈川県横浜市: 第3，5，6，18，42，49巡回区。

愛知県名古屋市: 第8，9，24，29，41巡回区。

8月3日-6日:

福島県いわき市: 第2，19，21巡回区。

8月4日-7日:

北海道小樽市: 第1，20，35，47巡回区。

沖繩県沖繩市

8月11日-14日:

福島県福島市: 第36，48巡回区。

各会衆の長老団への注意事項: 上記の表から，自分の会衆が出席するよう勧められている大会をすぐに調べ，大会の開催都市と期日を会衆に数回発表してください。そうすれば，すべての人は，協会の提案を知るようになるでしょう。

それでは，この夏エホバがわたしたちのために備えておられる数多くの祝福を楽しみにして待つことにいたしましょう。地域大会に四日間ずっと出席できれば，それは霊的に報いの多い経験となるに違いありません。そのために今から計画を立てるようお勧めいたします。―ヘブライ 10:24，25。