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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1983
塔83 2/1 20–26ページ

大会に集う王国の真理の擁護者たち

エホバの民は王国の真理の擁護者です。王国の真理に深い喜びを抱いているうえに,ものみの塔協会主催の何らかの集まりに招待されると,いつでも歓びます。その集まりが交友と励ましと健全な助言を与えられるときになることを知っているからです。1982年の「王国の真理」地域大会はこの点を確かに裏書きしています。

王国の真理が強調された

木曜日の午後の開会を前に,出席者たちは会場に集まって席を定める間に,印刷されたプログラムに目を通し,話される数多くの肝要な題目を見て,期待に胸をふくらませました。事実,その日の午後のプログラムでは,「真理」が特に際立たせられることになっていました。単に一般的な真理ではなく,人間や地球,宇宙全体,そしてご自分の偉大なみ名に関するエホバ神のお目的を包含する「王国の真理」です。

それで,真理を知り,その知識に全く調和して行動することが強調されました。聖書の基礎的な教えに関する正確な知識を得ることが必要なのは確かですが,ねらいは,エホバの崇拝者たちが家から家に宣べ伝える業で出会う人々にその教えを効果的に教えられるようにすることにありました。また,エホバは真理の唯一の神で,すべての真理の大本であられること,また数々の巧妙な策略を用いて人間を神と義から引き離そうとする邪悪な目に見えない敵たちが神に敵対していることを認識するのもたいへん重要なことです! 悪魔とその手先がわたしたちの信仰を損なおうとして用いる,徐々に忍び込む手口について教えられたことを,聴衆は特に感謝しました。

そのプログラムでは,それら邪悪な霊者たちと戦って勝利を収める方法にもしかるべき注意が向けられました。敵が利己的な独立の精神や自己主義<ミーイズム>を助長し,性の不道徳に陥れようとしていることを,わたしたちは一人残らず悟っていなければなりません。神を知り,また神を愛し,神の憎まれる事柄に対する憎しみを抱くことが必要です。神のみ名を身に帯びるのであれば,忠節な証人たちから成る神の会衆や神ご自身の名折れになりたいとは決して思わないはずです。何にもまして,真剣な祈りを通して神の力に頼り,保護を差し伸べる目に見える組織にしっかり付き従う必要があります。

この大会の基調をなす話は,各人が遅かれ早かれはっきりした立場を取らなければならなくなる,重大な論争を強調するものでした。その選択は,サタンとその悪霊の軍勢,および様々な宣伝を行なうサタンのこの世的な組織すべての側に立つか,それとも全能の主権者エホバとその王国によって成就されるエホバの偉大な約束を取るかのいずれかです。その論争は間もなく決着を見ようとしています。どっちつかずの立場はありません。即刻,積極的な行動を取ることにより,エホバからの保護と祝福がわたしたちに保証されます。

王国の真理の奉仕者たち

これは金曜日のプログラムの主題でした。この主題から,エホバのご意志はわたしたちが神の王国の奉仕者となり,家から家にその王国を宣明し,特権として与えられるこうした宣教にさらにほかの人々も共に加わる資格を得るよう助けることにあるという点を認識する面で各人は確かに助けられました。わたしたちの住んでいる時の緊急性を考えれば,限られた時間の伝道者であれ全時間の伝道者であれ,わたしたちすべては神から与えられたこの奉仕にあずかる自分の分を増やす方法を探し求めなければなりません。個人また家族として自分たちの「神聖な奉仕」を拡大する必要について,どのように真剣な考慮を払うことができるかを示す実演が幾つかありました。―ローマ 12:1。

この日の午後,敵として警戒しなければならないのは『外部の』はっきりそれと分かる敵だけでなく,仲間であると自称しながら巧妙な仕方でわたしたちの信仰や奉仕を弱めようとする者たちにも警戒するよう,エホバの奉仕者すべてに警告が与えられました。講演者はこう話しました。「これらの人々は,エホバは非常に愛のある神なのだから,わたしたちに望んでおられるのは,善良な人間となって,物質的な面で他の人たちを顧み,隣人を愛することだけだと言おうとしているのです」。このような見方は危険なものになりかねません。キリストの追随者各人に与えられた命令,すなわち『それゆえ,行って,すべての国の人々を弟子としなさい』という命令を考慮に入れていないからです。―マタイ 28:19。

中には組織の必要性に疑問を投げ掛け,必要なのは自分で聖書を読むことだけだと主張する人もいます。そのような者たちが自らの組織をつくり,人間の知恵に基づく,自分たちの定めた研究課程に従うとき,その人たちは甚だ一貫性に欠けていることが明らかになります。

そのような消極的で,敵対的な議論に直面した場合についての聖書の助言ははっきりしています。そうした者たちをほうっておき,避けなさい。貴重な宣教の面で前進しなさい,というものです。(マタイ 15:14。ローマ 16:17,18)分裂を引き起こす人たちと人前で議論するのはよい判断に欠けていることの表われです。わたしたち各人は,エホバとその組織の名誉,また組織された神の民の名誉を傷つける人々に対して正しい態度を保つよう信仰の家族を助ける上で,自分の分を果たさなければなりません。王国をふれ告げる業は首尾よく成し遂げられます。キリスト・イエスは,「事物の体制の終結の時までいつの日も」ご自分の僕たちと共にいることを約束しておられるからです。―マタイ 28:20。

金曜日に行なわれた劇を見て涙を流さなかった人はほとんどいませんでした。無関心な人々がその考えを改め,神の助言を受け入れてそれに従うことの価値を認めるよう助ける上で,よく訓練された子供たちの果たし得る役割に,聴衆はどんなにか心を動かされたことでしょう!

「王国の真理の奉仕者たち」に関するこの優れたプログラムがすべて終わり,その日の夕方家から家へ宣べ伝える業に幾らかの時間を費やす機会があったのは本当にふさわしいことでした。後ほど大勢の伝道者は,家の人たちが示した良い反応について楽しく語り合いました。一人の伝道者はこう述べています。「それは,わたしたちの栄光ある奉仕の務めを考慮することに費やした一日にふさわしい締めくくりでした」。

真理の原則に従って生活する

これは土曜日のプログラムの主題で,この大会でわたしたちの学んでいた事柄の実際的な適用を強調するものでした。王国の真理の擁護者として,わたしたちはその真理の原則に従って生活しなければなりません。

その日の聖句を考慮した後に,わたしたちは年老いた人,若い人,親,そして子供に対する神のご要求を説明する,3人の講演者によるシンポジウムを楽しみました。エホバの原則に従って家族の営みを導いて行くのが成功への道であることが示されました。真のクリスチャンの基本的な属性である愛により,親子が協力し合うことが可能になります。―ヨハネ 13:34,35。

どんな事でも許容する傾向が危険であることについても,話や実演によって時宜にかなった注意を与えられました。そうした傾向は数多くの問題や困難を招いてきていますから,聖書の原則にしっかりと付き従うことによってそれに対処しなければなりません。したがって,わたしたちクリスチャンの生活も多くの面で引き締めることが必要です。これはわたしたちに制限を加えるものの,それによって大きな試みとなる状況の多くを回避できること,または首尾よく扱えることが分かりました。

特に注意が向けられたのは音楽に関する問題でした。わたしたちは音楽が霊を高揚させることもあれば,堕落させることもあるという点を学びました。それはサタン崇拝と不道徳を吹き込むために使われてきました。ですからクリスチャンはテレビで何を見るかに気を配るのと同じように,自分の聴くものにも注意しなければなりません。

土曜日のプログラムは,「地上の楽園に導く真理」と題する胸を躍らせるような話で締めくくられました。講演者は,キリスト・イエスが王国と地上の楽園とを指し示された事実にわたしたちの注意を向けました。例えば,キリストはピラトの前で,自分が確かに王であり,その真理について証しをするために遣わされたことを証言されました。次いで,ご自分の傍らの杭に掛けられた悪行者が,「イエスよ,あなたがご自分の王国に入られる時には,わたしのことを思い出してください」と言ったのに対し,イエスはこうお答えになりました。「今日あなたに真実に言いますが,あなたはわたしと共にパラダイスにいるでしょう」。(ルカ 23:42,43。ヨハネ 18:36,37)そして今日,神と義を愛する人々にとって,地上の楽園で永遠に生きるという希望はまさに現実のものなのです。

預言的な真理にしっかり付き従う

日曜日朝のプログラムの初めのほうで話した講演者は,今日のわたしたちが1世紀のクリスチャンの直面した状況とよく似た状況に直面していることを指摘しました。1世紀のクリスチャンの中には,人間の哲学,言葉をめぐる議論などが関係した貧弱で,基礎の事柄に逆戻りしたいと思う者たちがいました。そうした事柄は築き上げるものにも,救いを得るのに役立つものにもなりません。(ガラテア 4:9)今日直面する危険には,生活必需品以外のものに対する欲望に考えと時間をとらえられ奪われてしまうこと,しばしば不潔で,しかも時間を奪うこの世の娯楽を追い求めること,数多くの危険の伴う性の不道徳をもてあそぶことなどが含まれます。永遠の命は真理と真理の道にしっかり付き従うことに懸かっています。出席しているすべての人の益になるよう,長年王国の真理の活発な擁護者となってきた人の幾人かにインタビューが行なわれました。それらの人たちの経験は,試練や困難に直面したとしても,エホバとその原則に忠節を保てることを示しています。

次に,「戦列に群がり集まる」と題する歴代誌第一 12章38節の聖句に基づく話が行なわれました。講演者はクリスチャンが戦いのさなかにあり,イエス・キリストの兵士として忠実であることを証明し,苦しみを忍び,その隊伍の中で一致を保つよう期待されているという事実を詳しく説明し,明瞭な戦闘の合図を鳴り響かせました。主の軍隊に入隊した時から,特に献身しバプテスマを受けた時からは,エホバのお用いになる偉大な司令官,イエス・キリストへの奉仕が第一で,他の生活活動はいずれもそれより重要度の少ないものとなっていなければなりません。わたしたちの指導者また司令官と同様,わたしたちも神また造り主である方の神聖なみ名がこの戦争にかかわっていることをいつも思いに留めておくべきです。

わたしたちの戦いは霊的なものですから,その武器も霊的なもので,「強固に守り固めたものを覆すため神によって強力にされたものなのです」。そうした強固に守り固めたものには,むなしい人間の哲学,真理のみ言葉聖書に反する事柄,悪霊の巧妙な教え,そして自分個人の慰安や福祉をエホバへの奉仕に優先させようとする気持ちなどがあります。(コリント第二 10:4)講演者は賢明にも次のように述べました。「エホバの陸軍元帥ともあろう方なら,その軍隊に入隊した者たちを世話する仕事を十分に果たす力量を持っておられるはずです。わたしたちは確かにこのことを疑うことはできません! もしわたしたちが重荷を負い,物質上の必要なものについて心配しているのなら,わたしたちの重荷をエホバとキリストにゆだねることを是非思い起こすべきではないでしょうか」。わたしたちが戦列に群がり集まるということは,エホバが今日用いておられる唯一の目に見える組織と密接に協力することを意味します。わたしたち各人は指導者,キリストの導く霊的な作戦を支持するに当たって十分な装備を着け,活動的でなければなりません。

次いで午前中のプログラムはもう一つの印象的な劇で終わりました。その劇は,王や君たちや偽預言者を含む同時代人の圧倒的多数に対して人気のない音信を,長年にわたってふれ告げた預言者エレミヤの,何者をも恐れない奉仕を描き出しました。エレミヤがひるむことなく脅しや暴力に立ち向かい,一方ではエホバに忠節であり続けるよう他の人々を励ますのを見て,今日のエホバの民は,サタンの配下にあるこの世界全体に迫るエホバの裁きの音信を忠実にふれ続けるよう召されていることを強く思い起こさせられたのではないでしょうか。その音信はまさに人気のないものなのです。しかし,わたしたちの忠節な奉仕の結果として,滅びに定められた世代から大勢の人々が救われ,安全を得て生き残り,新しい事物の体制に入ることを知る喜びがわたしたちにはあります。

「あなたを自由にすることができる真理」と題する公開講演は午後早くに予定されていました。期待に胸をふくらませた大勢の聴衆が出席し,講演者は次から次へと事実を挙げ,世界の支配者や著名人たちが貧困も暴力も不安感もぬぐい去れないことを示しました。そしてさらに聖書から,全能の神エホバがこのすべてを,さらにはそれ以上のことをする約束をされ,またその力を持っておられることを指摘しました。エホバは嘆きと涙の原因をすべて除き,罪人アダムからわたしたちが受け継いだものの結果としての病気や痛みや死も取り除かれるのです。それだけではなく,神は大勢の人々を死から戻し,その人たちには楽園の地で永遠の命を得る機会が与えられます。

次に,この「王国の真理」地域大会でエホバがわたしたちのために設けてくださった,心を満たす霊の宴の簡単な復習がありました。確かに,エホバからの祝福の杯は満ちあふれていました! そして,それはどんな結果をもたらしますか。そのときわたしたちは閉会の話を聞く備えができていました。その話は,エホバが道を開いておられる限り王国の真理をふれ告げ続けるようわたしたちすべてを促すものでした。わたしたちには,自分たちが正しい行路にいることが分かっています。粗探しをする者や不平を言う者,独立的な者たちはわたしたちの隊伍からぬぐい去られました。世界中から寄せられる報告に見られるとおり,今やエホバは増加をもってわたしたちを祝福してくださっています。より多くの時間を野外宣教に振り向ける伝道者は多くなっています。さらに大勢の人々が補助また全時間の開拓奉仕活動に携わっています。新たに関心を抱く人々の家庭で司会される聖書研究の数は著しく増加しました。エホバの霊とその組織によりわたしたちに与えられている,はっきりした導きについて疑問をさしはさむ余地はありません。

わたしたちは,大会開催地を後にして自分たちの会衆に戻るとき,エホバとエホバのお用いになる王キリスト・イエスがわたしたちと共にいてくださったという確信に満ちあふれていたのではないでしょうか。王国の真理の擁護者として良いたよりをふれ告げる業に一致して前進するため十分用意のある者となるよう,お二方がわたしたちのために寛大な備えをしてくださったことを確信しているのではないでしょうか。すべての賛美と栄光が,義と真理に富まれる神に帰されますように!

[22ページの図版]

クリスチャンの子供は説得することができる!

なるほど! 神のお名前はエホバだ

かつての反対者が神のみ名を指し示す

[23ページの図版]

エレミヤは反対者たちに殴られる

……足かせ台に付けられる

……泥深い穴から救出される

[24ページの図版]

バプテスマによる奉仕者たちの叙任

[25ページの図版]

お年寄りのために設けられた特別席

[26ページの図版]

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