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個人的な目標は助けになります王国宣教 1978 | 5月
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6 あなたは野外奉仕で費やす時間を増やすために目標を用いようとするかもしれません。昨奉仕年度,最初の6か月の伝道者の月ごとの奉仕時間の平均は15.2時間でした。しかし今奉仕年度,同じ期間では14.9時間です。良い努力が続けられていますが,みなさん,各人がエホバに対する奉仕を月々もう一時間増し加えることができますか。努力して目標にしてごらんになりませんか。あるいは補助開拓奉仕を行なえるよう事情を調整できるかもしれません。別の優れた目標は,家庭聖書研究を始めることです。エホバに奉仕できる量がどれほどであっても,もしそれが魂を込めたものであるならば,それはエホバに受け入れられるものとなるでしょう。―マタイ 13:8,9。
7 しかしながら考慮すべき事として,もし個人的な目標がふさわしいものでないと,それはたいへん落胆させる結果になりかねません。(ヤコブ 3:17)目標は達成できることに従って定められねばなりません。そうしないと,もしわたしたちがそれを成し遂げなければ,恐らくそれは失望に終わってしまうでしょう。各人の身体的,感情的な造りは異なっているのです。他の人がそれを行なえるからといって,ある事柄を成し遂げられると期待することはできませんが,各自は自分自身の行なえるところに従って目標を定めるべきです。しかし,家の人と話をする時にまたは聖書研究を始める時に,聖書を用いたり会話を改善することを自分の目標として定めることができますか。
8 あなたはエホバに対する奉仕の質を改善するために目標を用いることができますか。あなたの奉仕を改善するため,どんな実際的な目標を定めることができますか。ひとたびある事柄を成し遂げるよう努力することを決めたなら,祈りによっていつもそれをエホバの前に保つようになさってください。なぜなら,それ以上のどんな良い助けがあるでしょうか。忘れられた目標は実現しません。それてあなたが決定なさる時,それを思いに留め,『ただその心に決めたとおりに行なってください』― コリント第二 9:7。
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あなたの奉仕会王国宣教 1978 | 5月
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あなたの奉仕会
5月7日に始まる週
20分: 61番の歌。会衆の発表と支部の手紙を扱う。「国際大会の宿舎に関する情報」の要点を質問と答えで扱う。
20分: 長老は聴衆と共に折り込みの「良い振舞いによってエホバを賛美する」の部分を討議する。指摘されている聖句を読み,長老が会衆にも適用すると考える節は読む。わたしたちの振舞いはエホバの民であることをどう反映するか。(ペテロ第一 2:12; 2節)大会でもし子供たちが自分たちだけにされるならどんなことが生じ得るか。(箴 29:15; 3節)旅館の管理者や宿舎を提供してくれる人々に悪い印象を残さないためどうしたらよいか。(3節)箴言 27章11節の原則を果たすため,わたしたちすべてはどんな責任を持っているか。(4節)座席を確保しておくことに関連してどうしたら「互いを敬う点で率先」することができるか。(ローマ 12:10; 5,6節)伝道 5章1節をわたしたちが注意することに適用しなさい。(7節)
20分: 「自発奉仕」から終わりまで,折り込みの要点を考慮する。聴衆のうちの兄弟たちがこの部分を扱う兄弟に対し質問するよう準備してもらっておく。「自発奉仕申込書はどうなったか」(新しい取決めとその理由を簡潔に説明する。),「簡易食堂はあるか」,「食物に対する支払いのために,わたしたちは再び切り離して使うチケットを使用するのか」,「わたしはいつもオーケストラを楽しんできたが,今年もそれは行なわれるか」。残りの見出しをそれぞれ一,二の短い説明で要約する。特に特異な金曜日の野外奉仕の取決め(東京大会は日曜日)に注意を向ける。91番の歌と祈り。
5月14日に始まる週
20分: 52番の歌。「発表」と共に「質問箱」を扱う。わたしたちの兄弟はどのようにしているかという主題に基づく話。1978年の「年鑑」3-32ページの紹介の部分からいくらかの要点をあげる。(あなたの会衆に興味深いと思われる要点を拾い上げる。)
20分: 「良いたよりを伝える ― 全く見知らない人に」。記事の中の七つの点を会衆と討議する。兄弟たちが福音宣明の業により十分にあずかり,答え応じたいと思うようになるよう,兄弟たちの心に達するよう励みある築き上げる注解を述べる。
20分: 「個人的な目標は助けになります」。聴衆との討議。どのように目標を有益に用いたかということにつきだれかに注解を述べてもらうようにしておく。106番の歌と祈り。
5月21日に始まる週
主題: 「あなたの御言葉はわたしの足のともしび」。(詩 119:105,新)
25分: 20番の歌。会衆の発表。神権学校の監督により,6月11日の週の聖書朗読(士師 13–16章)の討議を行なう。そしてどうしたらそれから最も多くのものを得られるか示す。理解するために何か余分の調べを必要とするような部分を割当て部分から見いだし,どうしたらそれを調べられるか実際に示してみる。聴衆に資料の一部を読んでもらい,その後兄弟たちがその意味を理解したかどうか知るために質問してみることができる。毎週の聖書朗読は報いをもたらす経験であり,また資料を十分に理解しようとするのは一つの挑戦であるということが要点として示される。毎日いくらかの時間をそのために取ることにより,定期的に行なうことができる。
20分: わたしたちの家族の研究をもっと聖書の研究にすることができますか。(これは家族が一緒に研究する数多くの方法のうちの一つの方法です。)家族の状況を直接に扱った聖書の一つの章を家族が一緒に読み討議するよう取り決める。例えば,正直に関し使徒 5章1-11節,中立に関しダニエル 3章,許すことにつき創世 42–45章,エホバの力に対する信仰について列王上 18章,野外奉仕活動に関し使徒 17章2-4節,16-34節など。子供を含め各人が一部分ずつ読むことができる。もし時間が許すなら二番目の部分を実演で示す。
15分: 長老による会衆との聖書の討議。聖書朗読はなぜ真の崇拝の主要な部分であり,他の読書に優先すべきか。時間が許せばマタイ 4章4節,詩篇 1篇,ヨシュア 1章1-8節そして申命記 17章18-20節を討議する。(ここであなたはこの命令に従った王,従わなかった王およびそれぞれの結果について例を挙げることができる。例えば,列王下 22章3-13節のヨシュアとエレミヤ 36章のエホヤキムとを対比できる。)119番の歌と祈り。
5月28日に始まる週
25分: 69番の歌。会衆の発表。兄弟たちとの意思の疎通が大切であることを示す話および聴衆との討議。長老は次の資料に基づいて話をし,あげられている質問により聴衆と討議する。
(10分:)エホバのしもべとして,わたしたちはお互いに明瞭で愛ある意思の疎通の必要性を認めている。家族,親せき,仲間のしもべまたは友人間で意思の疎通が欠けているなら,多くの不安を経験することになる。他方,わたしたちが霊の実を培う時,意思の疎通はもっと容易になり,生活はもっと楽しいものとなる。聖書の助言は兄弟たちの間で「階級差別」があってはならないとしている。(ヤコブ 2:1-9)兄弟たちがあなたに近づくことをしりごみさせてしまうような理由をあなたは与えているか。あなたは会衆内のある人々から自分を引き離してしまっているか。(箴 18:1)もしあなたが会衆に愛が欠けていると思うなら,あなた自身は愛を示しているか。もし意志の疎通という点で問題があるように思うなら,他の人を非難する前に自分自身を調べた方が良いのではないか。もし,そのように調べてみて自分が何らかの点で欠けていると分かったなら,改善するため何を行なえるか。一つの方法はその問題に関する聖句を調べてみて,わたしたちに特にあてはまる助言を率直に適用することである。(マルコ 11:25。コロサイ 3:13。箴 6:20-22。ローマ 14:19)
(10分:)時間が許す範囲で下記の部分を扱う。わたしたちの兄弟が言おうとしていることに,思いを開いて喜んで耳を傾けるという主題を際立たせながら,次のそれぞれの質問に聴衆から注解を引き出す。同じように,わたしたちが兄弟たちと意志の疎通を図ろうとする時,兄弟たちがわたしたちに耳を傾けてくれることを望む。1. 提案や助言されたことに対するわたしたちの反応はどのように兄弟間で意思の疎通を欠くようになるか。こうした分野で意志の疎通を改善するためにどんな提案を行なえるか。(ヤコブ 1:19,20。エフェソス 4:26。箴 15:1,2,4)2. 個性に関する問題が生じるような場合,次の聖句はどのように伝道者が他の人々と意思の疎通をより良いものとするのを助けるか。(箴 17:9。伝道 7:8,9。マタイ 7:12; 5:23,24。ヨハネ第一 4:20,21)3. 長老たちが会衆内の他の人からの提案を喜んで受け入れる時,これはどのように相互の益となるか。(箴 15:31。ローマ 12:16。エゼキエル 24:16前半)4. 仲間の長老が,会衆の物質的,霊的必要に関して自由に意思の疎通を図る時,これはどのように群れを強めるか。(コリント第一 12:25,26。詩 146:7-9)
20分: ヨベルの年とその備えをつぶさに見る。(2分)司会者: イスラエルの土地に住んでいたエホバの民が第50年目,ヨベルの年に楽しんだ自由はどんなものだったか。それは負債と隷属からの解放であった。それは経済的な問題のために失った資産を取り戻す時であった。そしてもしあるイスラエル人が負債を抱え,それを支払うために自分自身か家族の成員のだれかを奴隷としての奉仕に売り渡していたのであれば,ヨベルの年に(たとえ習慣的な6年間の奴隷としての奉仕が完了していなくても)当人と自分の家族の成員は自由にされ,負債は帳消しとなり,当人は再び自由な人としての生活を再開する十分な備えが与えられた。(レビ 25:13-33,39-43,53,54)ヨベルとはエホバの民が約束の地に入った時,エホバがその民のために設けてくださった状態への回復であった。この情報は今日のわたしたちにどんな価値を持っているか。
(18分)聴衆との討議:
1. 象徴的なヨベルとは何か。(「塔」76/11/1 646ページ)
2. わたしたちの救出が近いというどんな証拠があるか(ルカ 21:26,28)
3. ヨベルおよび神の近づいている新体制はエホバがあわれみ深い神であることをどのように示しているか。
4. 土地と収入を人々が必要としているのをエホバが認めておられることを彼らはどのように証ししたか。(イザヤ 65:21)
5. イスラエルにエホバが約束なさったように,エホバの民は近づきつつある新秩序に確信を持って何を期待しているか。(イザヤ 25:6-8)
6. ヨベルの時に負債が帳消しにされたので,これはわたしたちが負債を負って,「大患難」が負債を帳消しにしてくれるのを待ち望めるということか。(ローマ 13:8。列王下 4:7)
7. 兄弟が何かを必要としていて,わたしたちが助けを差し伸べられる場合,聖書はわたしたちが何をするように勧めているか。(ヤコブ 2:15-17。レビ 25:35)
8. 自活する努力を引き続き行なおうとしない人々にどんな見方を取るべきか。(テサロニケ第二 3:10)
9. これらすべてのことは,わたしたちの愛ある天の父について認識するのをどう助けるか。わたしたちの責任についてはどうか。そして将来に対するわたしたちの希望についてはどうか。
ヨベルに関するすべての取決めはわたしたちを天の父に近づけ,天の父がわたしたちに関心を持っておられるのを確信させる。天の父はイスラエル国民に対してそうであったと同じように,わたしたちの神であられることを証ししておられる。
15分: 「真理について証しする」。聴衆と共に討議する。会衆全体としてどれ程その地方で良いたよりを宣べ伝えることにあずかっているかについて注解を述べる。改善の必要の部分があれば提案を述べる。6月の活動につき簡潔にふれ,すべてが参加するように励ます。短い実演で6月の提供を示す。75番の歌と祈り。
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会話するための話題王国宣教 1978 | 5月
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会話するための話題
親切は平和に役立つ ― エフェソス 4:31,32
1. 人々との平和な関係を損なわせる要素が多い。
2. 積極的に親切を示すことは平和に役立つ。
物質上の利益は真の安全をもたらすか ― テモテ第一 6:6-8
1. 幸福と安全は富によると人々は考えている。
2. 聖書の知恵に従えば真の安全が得られる。
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国際大会の宿舎に関する情報王国宣教 1978 | 5月
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国際大会の宿舎に関する情報
1978年国際大会の各都市において,みなさんからの申し込みを扱うため宿舎部門が開設されていることをお知らせできるのは喜びです。協会はこの「王国奉仕」と共にすべての会衆に新しい宿舎申込用紙を送りますので,宿舎が必要な方々はすぐにそうすることができるでしょう。長老たちは,王国会館に古い宿舎申込用紙が残っているなら,まぎらわしいので,それを破棄してください。宿舎の割当てを行なうに際し,新しい方法が取られます。
新しい用紙でお気付きのように会衆の書記か会衆の「大会調整者」が正確さ,はっきり読み取れるかどうかなどに関して,提出された各申込書を調べることが求められています。そして求められている大会の大会宿舎部門にそれを送る前に署名を付して,確認を示します。それで,だれでも宿舎申込書を記入する人がそれを自分で大会都市に送ることをしないで,その申込書を確認するため会衆内の指定された長老に提出します。その長老はその申込書を,その時までに受け取った同じ大会都市への宿舎申込書と共に申込書裏面にある大会都市の宿舎本部にあてて送ります。各会衆の長老団は書記か,「大会調整者」かどちらが宿舎申込書を確認するかを直ちに決め,それを会衆に発表します。
各大会都市において伝道者,関心ある人々,または一般の家庭から宿舎を求める活動が始められます。それで旅館,ホテルまた個人の家であろうと,宿舎申込書を提出した人が希望する十分の宿舎が得られることでしょう。個人の家に宿舎を求める人は,家の人がエホバの証人であろうがそうでなかろうが,彼らが客のために場所や寝具を備えるなどして余分の出費をしているのですから,宿舎に対しわずかであっても支払いをするように準備しておくべきです。また宿泊する人は,家の人には食物や交通の手段を備えたりすることが求められていないこと,また家の人は大会の日数以上に宿泊者を家に泊めておくように求められていないことも覚えておくべきです。もし家の人が何か例外を設けたいと思うなら,それは家の人しだいです。
ほとんどの大会都市において,協会は大会組織を通して,各人が自分で取決めを設けるよりもずっと低い値段で旅館に宿舎を得られるようすでにいくつもの旅館を確保しています。それで,多くの場合個人的に宿舎を得るよりも,あなたが出席する都市の宿舎本部に上記の方法で宿舎申込書を送る方が多くの場合あなたにとって有利だと思われます。
この情報は近い将来,宿舎の取決めをなさる際あなたに助けとなるでしょう。大会に関連する他の事柄は,大会が近づくにつれ「王国奉仕」の記事の中で扱われます。もし宿舎申込書がさらに必要ならどうぞ支部事務所に申し込んでください。
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質問箱王国宣教 1978 | 5月
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質問箱
● 親の努力にもかかわらず年若い子供たちが研究に応じようとしない場合どのように援助したらよいですか。
神のみ言葉は子供を親が受け継ぐ相続財産として描いています。(詩 127:3-5)そして聖書は親が子供を教える大きな責任を繰り返し強調しています。(申命 6:4-7。エフェソス 6:4)それでこの命令に従う親は子供がエホバに是認される歩みをするよう努力し,定期的に聖書を研究し,集会を一緒に準備し,霊的な会話を交わし,子供の持つ問題を知るように努め実際的な援助をするでしょう。
時には独立心が芽生える十代の子供が親との定期的な聖書研究に応じようとしないかもしれません。親は理解と思いやりを示すため長老に近付いて援助を求めることができるでしょう。もしかしたら長老が子供の語ることに耳を傾け,親と子供の両方に聖書から提案と励ましを与えることにより子供は親との研究に喜んで応ずるようになるかもしれません。
もし事態が難しく,親子がそう望むなら,長老は会衆内の年若い,立派な模範となっている奉仕者が少しの期間その年若い子供と研究し援助を与えるよう提案し,取決めを設けることができるかもしれません。(ガラテア 6:10)男の子であれば年若い兄弟が,女の子であれば年若い姉妹が援助できるかもしれません。
しかし,他のだれかが自分の子供を援助してくれるからといっても,子供を教えるという大切な責任は他の人に転嫁できるものではありません。このような援助はあくまでも側面的なものであり,司会する人は,その子供の親と密接に連絡を保ち,親が子供を教えるという責任を果たす上で助けとなるよう親に喜んで協力します。このような取決めが子供に励みとなったり,霊的に健全な交わりの機会となるかもしれません。特に父親が真理におらず,母親だけが一生懸命子供を教えているものの,他のだれかからの援助が必要と思われるような場合,真理にいる母親と援助が必要とされている年若い子供たちを助けるため,会衆はできるすべての援助を惜しみなく与えたいと思うことでしょう。定期的な聖書研究が他のだれかに一時的に委ねられたとしても親は他のふさわしい機会を十分に活用して子供を霊的に教え続け,共に命を受け継ぐ者となるよう援助できるでしょう。
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