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世界展望目ざめよ! 1982 | 8月8日
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たちは様々な言語でキリスト教,イスラム教,仏教,ヒンズー教のうち好きなものを選んで学ぶことになる。どれも気に入らない生徒は,世界の宗教に関する概論を取らなければならない。子供たちに宗教教育を受けさせたくないと親が考える場合,教育省にその旨を申し出ることができる。
ガソリンの臭いをかぐ原住民たち
● ガソリンの臭いをかぐことがオーストラリア,ノーザンテリトリー州の原住民の間で深刻な問題となっているため,地元の当局者は,スカンクの臭いがする添加剤を用いてこの傾向を阻止しようとしている。政府の調査が明らかにしたところによると,9歳から14歳までの少年の半数,および少女の4分の1が定常的にガソリンをかいでおり,この習慣は大人の間にも広がっている。その有害な結果として,言語能力,集中力,筋肉運動の協同作用などに障害が現われる。政府のスポークスマンはその原因として,「原住民の村落で仕事が不足していること」を挙げた。法律によって罰金を科したり禁令を加えたりするよりも,スカンクの臭いでこの習慣を阻止するほうが効果が上がるだろうと期待されている。
自暴自棄になる在監者たち
● 全米刑務所及び代替機関研究所は,米国刑務所の在監者の自殺率が,一般国民の16倍も高いことを明らかにした。平均すると1日に最低一人の在監者が命を絶っている。その研究はさらに,自殺者の大部分がアルコールや薬物の乱用で投獄された人々で占められていることも明らかにした。
自動車の安全性
● 「米国製の小型車は,日本製の小型車よりも安全だが,その安全性も十分ではない」とワシントンのUPI特電は伝えている。その特電は,安全性が平均以下だった17車種のうち,13種は日本製だったという,ある生命保険会社の報告を引用している。しかしその報告によれば,衝突した場合,製造国のいかんを問わず,小型車に乗っていた人の方が大型車に乗っていた人よりも死ぬ確率が2倍も高い。
汚れた川にどんな将来があるか
● 英国は,汚染された川をきれいにするキャンペーンを20年にわたって行なってきた。しかし,全英飲料水協議会は,「現在の経済状況」にかんがみて,このキャンペーンが中止されることになったと述べている。その報告は,汚染された川や三角江が将来よくなる見込みは,少なくとも経済力が回復するまで「厳しい」と説明している。
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まず,世界の滅び ― それから世界の平和目ざめよ! 1982 | 8月8日
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まず,世界の滅び ― それから世界の平和
世界の滅びはどのように臨みますか。その時にはどんなことが起きるのですか。人間がそれを引き起こすのでしょうか。それとも神がそうすることを意図しておられるのでしょうか。
「真の平和と安全 ― どこから得られるか」という192ページの本に収められている,上記の主題の章をお読みください。どうすれば自分が生き残れるか,またそのあと世界の平和がどのように確実なものとなるかについて学んでください。わずか400円のご寄付です。郵送料は発行者が負担します。
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